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触った場所が判るのは何故
体の表面を細いもので触れると、その場所に何かが触っているというのが判ります。その、触っている位置の情報はどうやって脳に伝わっているのでしょうか? 体表を細分化してその一つ一つに神経(?)を1本用意して脳に接続すれば良いようにも思えるのですが、そうするともの凄い本数の神経(?)が必要になって体の中が神経だらけになってしまうような気がします。
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体表には「温点」、「冷点」、「痛点」、「圧点」などが分布しています。 おっしゃる通り脳につながっています。 たくさんある場所、手の平や舌。まばらな場所、背中。などがあり、二点の判別距離で分布を測ることが出来ます。
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- dogday
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>ある神経から体表のどの痛点に接続している。というのは遺伝子レベルで予め決まっているのでしょうか、それとも学習の結果覚えるのでしょうか。 両方の影響があります。神経はあくまでセンサーであって、気持ちいいと感じるか痛いと感じるかは脳の処理だからです。 神経が成長するのは遺伝子レベルの能力ですし、感度の精度を上げるのは学習の結果です。 うちの父は、金属のメッキ厚と種類を爪を立てるだけで理解します。それも職人ではなく営業職です。 0.001ミリメートルの世界ですから、痛点や圧点だけでなく、熱伝導率や反射など学習から複合的なデータを脳が処理していることがよくわかります。
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ご回答ありがとうございました。 神経の配線は遺伝子できまっているということなのですね、まあ多少の個人差はあるとは思いますけれども。
原則的にはお考えの通りではないでしょうか。ただほかの感覚との整合性あるいは相補性などはかなり学習の結果ということもあるのではないかと思います。注射針を刺されるときなど目で見えていて刺されているところが痛いというのは、かなり想像も入っているように思います。幻肢痛という現象なども参考になると思います。これは事故などで失われてしまった手足が痛いと感じる現象ですが、単純な一対一の対応だけで感覚が決まっていない証拠の一つになると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 自分の経験でも蚊に刺されたときなど反射的に手でペチっとしても高確率でヒットします、こういうのも日頃の学習(訓練)のなのでしょうね。 幻肢痛というのは、失った部位の神経が接続されていた脳の部分が単に誤動作(?)して起きるのかなと思っていたのですが、他の部分から影響をうけるということもあり得るのですね。
- BookerL
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>もの凄い本数の神経(?)が必要になって体の中が神経だらけになってしまうような気がします。 その通りで、体の中にはものすごい数の神経があります。皮膚にには、痛点・圧点・温点などという部分があり、それらはすべて神経細胞につながっています。 全身で数百万個ぐらいらしいです。 http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/anat-transmission.html
お礼
ご回答ありがとうございました。 実際の神経の太さが判らないので何ともいえないのですが、全体表から数百万本の神経が集まってきて脳につながっているとすると首のあたりで大変なことになりそうに思えます(笑 途中で複数の神経の情報が一本の神経に情報集約されて本数が減るのかなと最初は考えていましたが、そうでもないようなので驚いています。
- dogday
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身体の中は神経だらけですが。w 交錯した糸状のセンサーが二つ以上反応すれば、2点の一番近い場所が特定できます。 液晶のタッチパネルがそういう仕組みです。縦と横に平行した遮光センサーをつけて交差する点を読み取っています。
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ご回答ありがとうございました。 複数のポイントで判別するというのは納得しました。 まったく別の疑問になるかもしれないのですが、ある神経から体表のどの痛点に接続している。というのは遺伝子レベルで予め決まっているのでしょうか、それとも学習の結果覚えるのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。 なるほど、反応した2点(あるいはそれ以上?)の距離で測るのですね、それなら納得です。 まばらな場所では、針でつっついても感じないところというのもあるのでしょうか。