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食料輸入大国 日本 英BBCから非難される。なぜ?
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/africa/2824725.stm EUは食料輸出国の集まりで、途上国から食料をたっぷり輸入しているとは言えないだろう。 しかし、日本は食料輸出国とは呼べず、輸入大国のはず。 農業補助金は使っているとしても、たっぷり輸入している日本の名前がなぜ挙げられる???
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- bhoji
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書かれたURLはBBCの社説ではなく、あくまでニュースを流したものです。 国連のアナン事務総長が話した内容と、その解説を公平に報道したものです。
- nozomi500
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理屈がどうか、というより、国民的に「受け」で記事をかくことは多いですね。 アメリカの捕鯨記事など。 日本の政策実態が海外で知られていないんでしょう。 たとえば、数字だけ見れば「農業予算」としてけっこうな金額が出ているにしても、 EUでは「価格補償費」が主流なのに対して日本では「スーパー林道」やらの土木費が主流。中身は全然違う。 関税をかけて輸入品を高くしても、国産農産物が価格暴落したときの生産者補償が機能していない「先進国」って日本だけだと思いますね。
- jay
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日本の食料輸入量が少ないことを指摘しているのではなく、自国の農民を守るために設けている輸入障壁(高い関税など)を問題にしているのだと思います。そういう意味では日本もEUも同類です。 輸入障壁は、高い生産性を誇る、主に米国やオーストラリアなどを対象に設けられていますが、同じ障壁がアフリカ等の発展途上国に対しても適用されるので、その点を指摘した記事です。
補足
>米国やオーストラリアなどを対象に 日本の食料は、このような国からの輸入に頼っています。 米豪から、大量に輸入できて途上国から輸入できないことはないはずです。 現に、タイ、マレーシアをはじめ、資本主義を導入した中国、ベトナムからの輸入の急拡大を見れば明らかなように、日本の市場が途上国に対して閉鎖的とはとても言えない。 漁業資源の輸入を見ても、閉鎖的であれば日本人は魚を食べられないと言っても過言ではない。 ちなみに日本の農林漁業省の国策的「食糧自給」のホームページがアメリカ農務省のデータに依存しているのを見ればわかるように、日本の農業政策は、アメリカの原理に支配されている。 以前、米国で米の供給過剰になって日本に輸入を迫ったが、米は「例外的」に自給可能だっただけで、アメリカの自営農家がバタバタ倒産した今になっては、彼らにとって、それほどメリットがあるとも思えない。 いずれにしても、アメリカや欧州では農業は基幹産業なので、売上げ拡大を史上命題としているのは理解できる。 しかし、米豪の言うがままに日本人になじみのない小麦や牛肉を大量に輸入し続け、今、中国の大攻勢にさらされている日本がなぜ、BBCに "like Japan and the EU" なんていう言い方をされるのか、本当に理解できない。
補足
「最初の4段落はすべて、きちんと Mr. Annan の発言であることを明示しています。」 また、Observers, spokesmanとか、この文章は短い段落に誤解のないよう、すべて、話者をきちんと書き込んでいます。"Aids threat"のあとは、He also appealed again となっています。 Cheap imports の下の文章には主語(話者)がありません。Cheap imports のところで一旦切れているんです。 その下は、Observers say となっていて、記事の「流れをつくる」あるいは「記者の意向を反映」するテクニックです。 Observers sayというぐらいですから、アナン氏が補助金で日本の名前を挙げたとは言えないのです。ですが、読んだ人は気づかないのです。テクニックです。 Cheap importsの部分だけが話者を特定していないのです。 私は新聞関係の仕事で、日本の記事でもこういうのは、すぐにわかります。