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マイクロリアクターシステムについて

マイクロリアクターシステムを利用した機能性材料の中で、実際に実用化されているものを具体的に教えて下さい。 マイクロリアクターシステムについては、 「マイクロレベルの実験系で実験すると、ビーカーなどでの実験よりも格段に反応効率が向上する現象のこと」 と、理解しています。 また、マイクロリアクターは手のひらサイズのチップにすることができることから、医薬品を調合する場合に有用であるという記述をいくつかのHPで見ています。しかし未だに、 「こんなマイクロリアクターが実際に使われていますよ。」 というのを見たことがありません。 よろしくお願いします。

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noname#5675
noname#5675
回答No.1

私の所属している学会でマイクロリアクターが一つの大きなトピックになっていますが、今のところ実用化されたという話は聞きません。 私の情報不足かもしれませんが。 目詰まり等のメンテナンス性や、内部の流動状態の理解、モジュールの組み立て等、まだまだ未解決の問題が多いためではないかと思われます。 「現象的には面白いけど、実用化は簡単ではない」といったところでしょうか。

pinkymonkey
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 学会発表に関しては自分もリサーチ不足だったので、材料系の学会をもう少しあたってみます。 微小な実験系のために発生するデメリットについても調べてみることにします。 もし何か使えそうなサイトなどありましたら、教えて下さい。お願い致します。

その他の回答 (1)

noname#5675
noname#5675
回答No.2

私もあまり調べたわけではないですが、ある程度情報が整理されて掲載されているサイトを挙げておきます。京都大学の前研究室のサイトで、「マイクロ化学プラント」でマイクロリアクターを扱っています。 今のところGoogle等で検索してもポータル的なところがすぐに見つかるわけではないようで、ちょっと大変ですね。

参考URL:
http://www.cheme.kyoto-u.ac.jp/8koza/index.html
pinkymonkey
質問者

お礼

素早いレスポンスありがとうございます。 参考URLを見てみたところ、マイクロリアクターに関する研究は、実用化段階まではまだ到達していない印象を受けました。しかし、分析装置としてのマイクロリアクターは実用化にかなり近づいているとのことです。 結局この反応効率の増大効果は基質体積に対する装置の表面積が大きいということに起因しているらしいです。実験系のマイクロ化による新たな現象はまだ見つかっていないそうです。

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