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【正しい日本語・敬称の使い方】他大学の教授とのやりとりで、自身の担当教官に敬称をつけるべきか否か
正しい敬称のつけ方についての質問です。 私は現在大学生四年生です。 他大学の大学院を受験しようと考えており、その関連でその他大学の教授に手紙を送るよう担当教官から指導を受けました。 他大学教授宛の手紙の中で担当教官について言及したいのですが、その際 「担当教官の○○○○から××先生のお話を伺い、・・・」 とすべきか、または 「担当教官の○○○○先生から××先生のお話を伺い、・・・」 とすべきかで迷っています。 ビジネスマナーを考慮すると、身内や自身の属する組織の人間に敬称は用いないので、担当教官に対する敬称は省略したほうが良いように思えます。 しかし、あくまでも指導者である担当教官に対しての敬称略は、無礼ととられないこともないのではと考えてとても困っているのですが・・・ どちらの使い方が正しいのでしょうか? どなたか解答宜しくお願い致します。
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ビジネスマナーに限らず、社会常識として、身内や自身の属する組織の人間に敬称は用いないのは、そのとおりです。 ただ、微妙なのは、いわゆる「師弟関係」における対外的な敬称ですよね。落語界や芸人などの芸能界、相撲などのスポーツ界、料理人や大工など職人の世界、宗教界や学問・教育の世界でもそうですね。いわゆる「伝統的な世界」では、それぞれ独特の厳密なルールがあると思います。 この場合のあなたは、どちらかというと「恩師と教え子」の関係ですが、教育や学問の世界にあっては、対外的にも敬称を付けるのが一般的だと思います。 医師や教師などは「外科の○○先生」「校長の○○先生」などと対外的にも普通に言います。看護師は患者やその家族に対しても「本日○○先生は学会でお休みされています」などと平気で言います。「敬語の常識」としてはおかしいはずですが、業界の慣例として、患者(客)に対しても医師に関しては尊敬語を用いるのでしょう。 私見ですが、医師、教師、弁護士、政治家、師匠、親方、師範、芸術家など、およそ「先生」と呼ばれる職業の方(つまり、こちらがお金を払う側なのに、逆にお礼を言ってしまうような相手)に対しては、対外的にも敬う言い方をする傾向にあると思います。 よって、「担当教官の○○○○【呼び捨て】から××先生のお話を伺い、…」よりも、ご質問文にある「担当教官の○○○○【先生】から××先生のお話を伺い、…」か、No.2様のご回答の「担当教官の○○○○【教授】から、××先生のお話を伺い、・・・」の方が、日本語として適切かどうかは別として、【業界としては通りが良い】と思います。 日本語が不自由な日本人が増えている中、ご質問者様のように正しい言葉づかいに努める若い方がいらっしゃるのは、大変嬉しく思います。大学院の合格をお祈りいたします!
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- wakaranan
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妥協策として、 「担当教官の○○○○教授から、××先生のお話を伺い、・・・」としたらどうでしょう。
お礼
wakarananさん、ありがとうございます。 確かに、これだとさらっとしている気がします。 指導教官を先生と呼ぶのではなく、役職名で教授とすれば鼻につかない感じがしますね。 ありがとうございました!
- takuranke
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○○担当教官にすればいいです。 「○○担当教官から、××教授(準教授など、正式な肩書きを書くこと)のお話を伺い…」
お礼
takurankeさん、ありがとうございます。名案だと思います。 担当教官の肩書きも教授にあたるのですが、 「○○教授から、××教授の・・・」という言い方でもよろしいのでしょうか?
お礼
gootarohさん、丁寧な回答どうもありがとうございました。 ご意見の通りだと思います。 とてもわかりやすく、また納得のいく説明で、曖昧だった基準に線引きすることができて気持ちも晴れました。 結局、「担当教官の○○教授から、××先生のお話を伺い、…」という形に修正して、先ほど手紙を投函してきました。これで安心してまた勉強に取り組むことができます。ありがとうございました、頑張ります! gootarohさんだけではなく、この質問について一緒に考えてくださった皆さんも、本当にありがとうございました。 今回このような疑問を抱いたことから、もう少し正しい言葉遣い、正しい日本語を学ばなければならない、学びたいと感じました。 最近は英語教育についてさまざまな議論が飛び交っており、私自身外国語教育に関わる立場にありますが、外国語を知る前に、暖かく、美しい言語である日本語をもっと大切にしていけたらと思います。これからの教育でも、言葉づかいや伝統的な日本の文学をもっと浸透させていけたら良いですね。