[難しい事柄抜きに、確実に動作すれば良いのですが。]
ということですか。
トランジスタを使ったアナログ回路設計のポイントは、1. 直流回路の設計をしっかりやることです。
それから、2.交流回路の設計をするんですね。順序が重要ですよ。まず直流的にちゃんとしていないといけないんですね。交流分は直流分の上にのせる感じなんです。
1. はバイアス点の設定問題です。バイアス点が決まれば、交流的にはコンデンサーなんかを使って交流回路を直流回路の上に乗せるんです。バイアス点で交流分のダイナミックレンジが決まると考えれば簡単ですね。直流と交流分をごっちゃにするとわけが解らなくなるんですね。
トランジスター回路でコレクターの直流出力(直流バイアス)を決めるにはエッミターとグラウンド間に抵抗を入れないといけませんね。コレクターのバイアス点を安定にするにはコレクターベースに負帰還を設けるとか、ベースバイアス回路にダイオードをいれて温度の補正をするとかが直流回路設計の基本ですね。
それから、交流についてはどこにコンデンサーを入れるかが設計の基本になりますね。トランジスターの電流利得を表示どおりのものを利用したいのならエッミターとアース間にバイパスコンデンサーを入れてエミッター接続抵抗を交流的に無効にすればいいんですね。交流分の帰還量の増減も同じやり方ですね。
というように考えれば簡単に出来ますね。
参考程度に
お礼
とりあえずトランジスタ等の素子の動作を学びたいと思います。性能は無視します。将来的にはAUDIOアンプを作りたいです。御解答有難う御座いました。