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弁理士試験の選択科目の勉強の仕方について
現在、弁理士試験を目指しておりますが、 文系出身のため、選択科目がございます。 一応、学生時代に不正競争防止法のゼミに所属していたので 不正競争防止法を受けようと思っておりますが、 実際に過去問を見て、どう勉強したらよいのかわかりません。 いろんなセミナーの講座を調べましたが、民法・著作権法はあるものの不正競争防止法は講座や教材はございません。 完全の独学になります。 お勧めの参考書 (『要説 不正競争防止法』/山本康幸)は手に入れましたが、論文の採点などをしてくれる指導者はおりません。 とても不安です。 アドバイスいただければ幸いです。
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あなたの選択は間違っていません。 法律系では不競-独禁組が一番良い選択だと思います。 必要な知識の絶対量が圧倒的に少ないからです。 過去問を見て、「どう勉強すれば良いか分からない」と言うことは、昔勉強したにしても、弁理士試験用の勉強としては不競法はまだ始めていない状態であろうと推察します。 まず、LECで短答アドバンス「不正競争防止法編」を買って全部2-3回読みましょう。短答の勉強と兼ねます。 経済産業省知的財産政策室編の「逐次解説不正競争防止法」は判例の要約も載っているので良い教材です。ザッと「最後まで」目を通します。「最後まで」ですよ。 独禁法は公正取引委員会のHPにある資料で十分です。 HPで「独禁法」の概略についての資料を探します。 「不公正な取引方法:一般指定」についての解説を探します。 一般指定は全部覚えましょう。 「知的財産の利用に関する独占禁止法上の指針」をダウンロードして3-5回ぐらい注意して読みます。 大事な部分(使えそうなフレーズ)は覚えましょう。 そして、過去問を2-3年分書いてみる。 もう一度上記資料を復習する。 再度過去問を書いてみる。 過去問を実際書いてみると、解答の出だしは毎年共通に使えることが分かると思います。 すると、なんだ楽勝じゃないのって分かります。 なお、不競法短答アドバンスは短答の勉強に合わせてやってください。 3月頃からで十分です。 本試で5問中4問は取れます。 その他の勉強は論文必須科目の試験が済んでからの3週間で十分出来るので、それまではしない勇気も必要です。 短答に合格すること、論文特実意商で合格点を取ることが最優先ですから。 不競-独禁の良さは、論文必須科目が済んだ後で始めても、まだ間に合うところにあります。 民法では絶対無理です。 私は、昨日、本年度の選択科目を不競-独禁で受けました。 論文選択科目の勉強は7月6日に始めました。 昨日私が書いた解答の最初のページの3分の2は、予め考えておいたものをそのまま書きました。 不正競争防止法上の請求(昨日の問題では差止請求)をできるか?と問われれば、解答の最初には、「不正競争」とは何かを、条文の所在(2条1項1-15号)と共に書けばよいのです。 「不正競争」は「限定列挙」されていることがポイントなので。 次に、行為者のした行為が、2条1項各号のいずれかに該当するか否かを各号の規定の構成要件と比較検討すれば良いのです。 それだけです。 独占禁止法については過去問での問われ方と、上記の資料を読めば出る部分は簡単に分かります。 勇気を出して選択する価値はあります。
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- sakuseitek
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法文系の選択科目を選ぶなら、 通常、著作権法を選びますよ。 そして、著作権法を扱ってる予備校も多いです。 (要するに、皆がこれを選んでいるということです。) http://www.lec-jp.com/benrishi/choice/sentaku_k/law.shtml 今年の著作権は簡単だったのでオススメします! 他、文系の方でも数学が嫌いでないなら、情報系もいいかもしれないですね。 将来、特許の仕事も視野にいれるなら。 情報系は情報理論が一番簡単なようです。 ↓は今年の問題ですが、高校生でも少し勉強をすれば合格できる内容だそうです。 (特許庁の過去問) http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/benrishi/benrishi2/... 情報理論には講座もあるんですが、今年のような問題が続くなら独学でもいけるみたいです。 (情報理論の講座) http://plaza.rakuten.co.jp/jouhoutuusin/
お礼
ご指導いただき、誠に有難うございます。 検討させていただきます。
お礼
丁寧にご指導いただきまして、誠に有難うございました。 心から感謝申し上げます。 頑張ります! 有難うございました。