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司法試験勉強法|必要な教材や勉強法は?
- 現在、大学一回生で法学部に所属している者ですが、司法試験を目指しています。旧司法試験はおそらくかなり狭まるので今は割り切ってロースクールに行き、新司法試験で勝負することにしました。
- 現在は大学の憲法、民法をやりつつ、エクステンションで憲民刑の基礎講座というので教科書、択一受験六法、演習本という組み合わせで勉強しています。まずはこの三冊で基礎を固めていくつもりです。
- 過去問(択一、論述)や判例百撰などの活用方法やノート作りやカードでの覚え方についてもアドバイスがほしいとのことです。また、司法試験に受かるための学習法についての参考書の情報も求めています。
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後半部分に沿って私見を述べたいと思います。 >1必要な書籍すべて(新司法試験対策及びロースクール対策) 上位ローに入学できれば新試験対策はその後でよいと思われるので、ロー入試を前提に書きます。 教科書:さまざまな質の高い教科書が出ています。好みで選択するのがベストだと思いますが、刑法総論だけは行為無価値か結果無価値かで大きく異なるのでその点だけはチェックしてください。 六法:コンパクト六法やデイリー六法で十分です。持ち運びしやすいことが重要だと思います。 択一受験六法:不要でしょう。 判例集(百撰で足りる?):百選で十分です。 演習本:現在お使いなのは「えんしゅう本」でしょうか?それなら十分です。 論文対策の教材:各ロースクールの過去問を中心に余裕があれば新・旧司法試験の過去問を使われるといいでしょう。 択一過去問(何年分??):憲・民は余裕があるかぎり昔の問題まで(マックス40年分くらいでいいでしょう)、刑法は20年分くらいでいいと思います。 論述過去問(何年分?また行きたい大学を決めてやるべきか旧司法試験のやつ?):ロースクール開校からまだ日も浅いため志望校を決めてもその学校の過去問数がまだ少ないこと、各校まだ出題傾向が定まりきれていないことなどから、多くの学校の問題に接する方がいいと思います。旧試験の過去問も有効でしょう。 >2どうやって活用するのか ちょっとご趣旨がわかりにくいです。特殊な活用法など必要ないと思いますが、、、 例えば教科書なら「読む」、択一過去問なら「解く」、でいいでしょう。ラインを引くかどうかなどは好みの問題です。よく合格法として「3色使って」とか「線引きは必要ない」とか言ってたりしますがそんなものは自分に合うかどうかです。 >3ノートを作るとかカードで覚えるとかいった具体的勉強法の薦め 記述から「おそらくこの大学に行かれているのであろう」という予測がつきますが、現在の大学に入られるまでにある程度ご自身の勉強法が確立しているのではないかと思います。そのとおりにされるのが一番効率的でしょう。 その上で1点だけ、まず、六法はこまめに引く癖をつけてください。これをやるかおろそかにするかで大きく異なると思います。 >これらが分かるいい本(司法試験に受かるための学習法みたいな)があれば教えてください。 何冊か市販されていますが、これも好みの問題が大きいです。それほど厚くない本が多いですから、一度手にとってパラパラとめくってみてから決められるといいでしょう。 文面から大変な熱意を感じます。合格への最大の武器だと思いますので、その熱意を持続することがもっとも大切でしょう。がんばってください。
お礼
大変丁寧な回答ありがとうございました。とりあえずはロースクール目指してがんばってみたいと思います。ありがとうございました。