こういう見方はどうでしょう?
自然数を順番に並べると、
1 2 3 l 4 5 6 l 7 8 9 l 10 11 12 l ……
と並べると、当たり前のことですが、上の l で区切ったように自然数3つごとに3の倍数は規則的に出てきます。そこで、ある自然数まで順番に並べた自然数には、l で区切った自然数3つの塊はいくつあるかが、3の倍数の自然数がいくつあるのか、と同じになりますね。
2桁の自然数の最大の数である99にはいくつの自然数3つごとの塊があるかというと、それは99÷3=33個ということになります。ですが、これは1~9までに存在する3の倍数3個(数えればわかりますし、99までと同様に考えるなら9÷3=3ということになります)も含んでしまっているので、求める2桁の自然数のうち、3の倍数がいくつあるかというと、33-3=30個となるわけです。
お礼
これはとても分かりやすかったです! 「1けた」の部分を除いて考えるとこんなに簡単なのですね。 ありがとうございました。