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税について教えて下さい。

中学生です。税の作文を書くのですが、困っています。 質問1)江戸時代のように、1年間の収入をみて納税する額を決める(江戸時代の検見法)、 又は、10年間くらいの収入をみて納税する額を決める(江戸時代の定免法)のどちらかを 江戸時代からずっと、今も取り入れていたら、日本はどのようになっていたのでしょうか? 質問2)所得税の「累進課税制度」があるのとないのでは、どう違うのでしょうか? 作文で「累進課税制度により納める額は平等になり・・・」と書こうとしたのですが、「あれ?平等じゃなくない?」と思いまして。 高収入の人は、不満はないのでしょうか? 収入があまり高くない人と納める額が平等でなくなると思ったので・・・。 変な話?ですが、江戸時代のように、「搾りとれる人からは少しでも多くとっておこう」 みたいな考えがあるのでしょうか? 質問3)作文の中で、「今と昔の税で違う点は、納めた税の使い道がわかっているということだ。」 と書くのは変でしょうか? というのも、現代では、納めた税金の使い道を国民は知っているといっていいのかな?と・・・。 学校の建設費や道路を作る、図書館などの公共施設の建設くらいしか知っていなくても、 「現代の国民は税金が何に使われるかを知っている」と言えるのかが疑問です。 大人のはもっともっと知っているでしょうけど。 質問4)現代の日本の税制で、「これは良く出来ている!」と思う制度みたいなものを教えて下さい。 作文を書いていたら疑問が結構出てきたのですが、思いだせなくなってしまいました・・・。 ご教授、よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • ma-fuji
  • ベストアンサー率49% (3864/7826)
回答No.2

>質問1) 江戸時代からずっと、今も取り入れていたら、日本はどのようになっていたのでしょうか? 検見法、定免法ともに、累進課税ではありません。 所得の少ない人にとって負担は大きくなります。 また、定免法では大きな景気の変動に対応できません。 税の滞納が増えているでしょうね。 >質問2)所得税の「累進課税制度」があるのとないのでは、どう違うのでしょうか? 累進課税は、低所得者の負担の軽減、富の集中化の抑制などの理由から導入されており、先進国のほとんどは累進課税です。 前に書きましたが、これがなければ税金を払えない人が多く出てくるでしょう。 参考 http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/028.htm >高収入の人は、不満はないのでしょうか? 私は高所得ではないのでその人の気持ちはわかりませんが、ないと言えばうそになるかもしれないでしょうが、税金納めてもそれなりに残ります。 また、以前に比べれば高額所得者の所得税の税率は下がっています。 >変な話?ですが、江戸時代のように、「搾りとれる人からは少しでも多くとっておこう」 みたいな考えがあるのでしょうか? 確かに高額所得者は支払える財力を持っていることは間違いありませんよね。 >質問3)作文の中で、「今と昔の税で違う点は、納めた税の使い道がわかっているということだ。」 と書くのは変でしょうか? 貴方も書いているように国民がどこまでわかっているのかは疑問ですが、昔よりずっと情報は公開されているし、知ろうと思えば詳しく知ることができます。 なので「わかっている」というより、「その情報が広く公開されている」ということのほうがいいかもしれません。 >質問4)現代の日本の税制で、「これは良く出来ている!」と思う制度みたいなものを教えて下さい。 所得税の「源泉徴収制度」でしょう。 これなら、とりっぱぐれありません。 また、住民税の課税方式でしょう。 給与所得者なら役所に会社から出される「給与支払報告書」により、自営なら「所得税の確定申告書」により、原則、本人からの申告を必要とせず所得を把握でき課税できます。

02giri
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 源泉徴収制度、これも良く出来ていますね。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • funoe
  • ベストアンサー率46% (222/475)
回答No.3

質問2)所得税の「累進課税制度」があるのとないのでは、どう違うのでしょうか? 作文で「累進課税制度により納める額は平等になり・・・」と書こうとしたのですが、 「あれ?平等じゃなくない?」と思いまして。 そうそう、平等じゃぁないんですよ。 日本に住む人は成人したら、働き盛りでも専業主婦でもおじいさんでも 一律に「1人50万円」っていうルールも「結構平等」だし、 他に、 年間の稼ぎが100万円の人も、2000万円の人も、一律に「稼ぎの10%」っていうルールも 「平等」だと考えられます。 今の累進課税は、所得税、住民税合わせて 「稼ぎの少ない人(100万円以下位)は無税、高額所得者(年間数千万円以上位)で最大50%弱」の 「累進」の程度でルール化されてますが、 これを極端に進めると「稼ぎのうち、300万円を超える金額は90%が税金」っていう ルールも考えられますよね。 どんなルールでも、みんなが同じルールで納税すればそれって平等なんですよ。 で、考えられるいろんなルールの中で、「バランスよく」いまのルールが採用されてい るんです。この「バランス」を我々が選んだ国会議員が決めているわけです。 質問3)作文の中で、「今と昔の税で違う点は、納めた税の使い道がわかっているということだ。」 と書くのは変でしょうか? 「わかっている」というよりも、国にしても、地方(県とか市とか)にしても、 予算案は、議会(国会とか、県議会とか)で承認されないといけないっていうルールが大事です。 つまり「税金の使い道は、議員さんが承認している」んです。 で、その議員さんは、国民、県民が選挙で選んでいるんです。 結局「自分たちで選んだ人たちがお金の使い道を決めている」ってことが大事と思います。

02giri
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 分かりやすい解説でよくわかりました。 ありがとうございました。

回答No.1

質問1は質問の意図がよくわからないのですが、たぶん単純に比較してほしいのですよね?1年タイプならば、景気の変動に応じて、また物価の変動にも応じた形で国民はある程度適正な負担を毎年受けるのではないでしょうか。しかし10年の収入の平均の場合、政府にとっては安定した収入が期待できるかもしれませんが、国民は不況時に苦しくなってしまうでしょう。また、物価は毎年上がっていくものですから、日々景気や物価が変動する現代社会には10年タイプの税金はふさわしくないでしょう。 質問2は「垂直的平等」と「水平的平等」の違いを説いていると思います。質問者様のおっしゃられたように、累進課税制度(垂直的平等)は高所得者に不利ですし、定額税(水平的平等)は低所得者にとって不利です。でもお金持ちにとっての1万円と貧乏人にとってのそれとは価値がちがってきますよね。どちらの平等が正しいということはありません。あなたがどう思うかです。 またさらに、「あるのとないの」でいうと、累進課税制度は高所得者の得た利益を損なう仕組みですので、「あれば」景気によくないと言われています。資本主義社会は稼いだ者が多くを得るという基本ルールのもと成立しているからです。だからといって「ないほうがいい」とは一概には言えず、メリットもあるのです。 質問3 昔の人が税の使い道を知っていたという根拠を示すならアリだと思います。今でも税金の使い道は政府HPを見れば毎年グラフになっていますが。でも使い道に焦点を当てるのはよい考えだと私は思います。 質問4 フランスの三大発明のひとつが消費税だと言われています。

02giri
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 意味がよくわかりました。 どうもありがとうございました。

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