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アンケート調査でのサンプル均等割付
アンケート調査でのサンプル割付について質問です。年齢で均等割付を行った場合、どのような点についてデータを解釈すれば良いのでしょうか? 例えば、↓この調査では年代が均等割付です。新製品の認知率26%と見出しに謳っていますが、母集団を反映しているわけではありません。この場合、単に調査対象300人の意見に過ぎず、“それで?”という、私個人としては、経験の少なさから、あまり発展性のない見方しかできません。 http://c-news.jp/c-web/ShowArticle.do?did=01&aid=00011693 サンプルの代表性についての話はよく聞きますが、このように均等割付のアンケートも実際にとり行われているところを見ると、何かしらの意味があるようにも感じます。どのように意味合いを見つけ出せばよいのでしょうか? アドバイス、ご意見のほど、よろしくお願いします。
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- taba
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>→全体値が目的でない場合とは、例えばどのような調査で行われるのでしょうか? いろいろあり得ます。 例のURLでいえば、年代別・男女別の認知率が分かればよいということは良くあります。全体よりも、ターゲットに正しく到達したかどうかという意味で。 ケースバイケースなので、一般化は難しい気がします。 >→サンプルが多い少ないの判断はどうのように行うのでしょうか? サンプリング調査の基本なので、「標本誤差」か「サンプリング誤差」で検索して基礎的なことを調べてください。まっとうなアンケート調査、社会調査のテキストなら、解説されているはずです。一度、大きな書店に行って調べてください。
- taba
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お考えの通りで、例としてあげられている調査結果には、ほとんど意味がありません。調査会社が仕組みの宣伝というか、営業のためにやっているだけです。サントリーや競合会社がこのデータを参考にすることは無いでしょう。 どう解釈すればという意味では、「知っている人がいないわけじゃないが、それほど多くもない」という程度でしょうか。ネットパネル自体が特殊なので、飲料の認知に関してどの程度のバイアスを見ておくべきかは、この調査だけでは何とも言えませんが。 同じ形式で毎回新商品について調査し続けるのであれば、ひとつの指標として使えるとは思います。 (均等)割付については、「全体からサンプリングすると重要なセグメントのサンプル数が少なくなる」場合に利用します。例えば、民間企業の調査を普通に行うと、従業員の多くを抱える大手企業の数が非常に少なくなる(企業数は圧倒的に中小が多い)ため、規模別に割付をします。 そう言った場合、集計はウエートバックして全体値を参照するか、そもそも全体値が目的でない場合は割り付けした層ごとの集計だけを見ます。 例の場合は、層別にみようとしてもサンプルが少なすぎ、その面でも使えません。 20年ほど前には、サンプリングがいい加減な調査を記事にする新聞記者は少なかったのですが、特に最近のネットメディアはリテラシーが無く、無批判に記事を垂れ流すので困ったものです。読み手が取捨選択するしかないですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。割付を行う場合の意味を理解できました。もし可能であれば、下記の追加質問にもご回答いだけませんでしょうか? >そう言った場合、集計はウエートバックして全体値を参照するか、そもそも全体値が目的でない場合は割り付けした層ごとの集計だけを見ます。 →全体値が目的でない場合とは、例えばどのような調査で行われるのでしょうか? >例の場合は、層別にみようとしてもサンプルが少なすぎ、その面でも使えません。 →サンプルが多い少ないの判断はどうのように行うのでしょうか?例の場合だと、各年代サンプル60(男30、女30)となっていますが、いくつぐらいなら、層別の分析に耐えうるのでしょうか? 質問ばかりになってしまい大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。こういった内容に触れている書籍等がなく、本当に困っています!!