センター物理I・A 2003年追 海面の波の問
問「海岸に打ち寄せる波は、はるか沖合の水面の変化が、次々と伝わってきたものである。海面を伝わる波に関する記述として最も適当なものを、次の1~4のうちから一つ選べ。」
答え
「波が防波堤にやってきたとき、波の波長が長いほど防波堤の裏側まで入り込む。」
消去法で解けましたが、これが正解である根拠が全く分かりません。
正解の根拠は
「波長が長いほどよく回折する」
とありましたが、なぜ回折すると、裏側まで入り込めるのかが分かりません。
防波堤のイメージとして私は、四面体系の撒きビシみたいなものを想像しましたが、
よく回折の問で出てくる公式
dsinθ=mλ
から考えて、波長が長い波ほど、θが大きくなることに関係があるのではないかと思いました。
・・ところが、そう考えてもやはり防波堤とθの関係がさっぱり分かりません。
教えて下さい。