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上京,江戸
地方から都会にいく場合,「上京」すると言う言葉を使うと思います。また,東京へいく場合「江戸へ下る」といった表現があったかと思います。 この上京の意味するものと,下るの意味するものが知りたいです。 宜しくお願いします。
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江戸時代は天皇は京都に居ました。よって「京に上る」「江戸に下る」といいました。 江戸は江戸中期くらいまでは酒も醤油もミソも上質な物が取れません(作れません)でした。多くの物資は京都より取り寄せていたのです。 そこで、「上質でないもの、ろくでもないもの」を=「京より下っていないもの」=「くだらない」というようになったと聞いています。 明治になって、政府は天皇の住まいを強制的に東京に遷してしまいました。(一説では、征服した江戸を見に来てくれと行幸をお願いし、江戸にやって来た所を拉致監禁したと言われています。そして再び争いになることを避けるため、明治天皇は江戸に住む事を決心し、東京と改めたとの事です。) それにより、今度は東京に向かう事を「上る」と言い、「上京」と言うようになったのです。 従ってどんなに田舎からでも、大阪や札幌など地方都市に出る事は「上京」とは言いません。
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- wild_kit
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回答No.1
確か、天皇陛下が東京に移られた時から、『上京』を東京に向かうという意味に使われるようになったと思います。 それ以前は京都に『上洛』し、江戸に『下る』だったのです。