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皆既時の地上観測の意義
皆既日食も近くなってきました。 各地で皆既の観測が行われるようです。 国立天文台も某島に行くとか聞きました。 ところで、今は衛星で常時日食の状態を作り出すことができる現在、 皆既日食時に、地上での観測 特にコロナの観測をするということには 何か特別な理由があるのでしょうか? 皆既日食の、地上観測の意義というか 宇宙より優位な観測があったら教えて下さい。
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現在太陽コロナの観測は人工衛星が主流になっていますが、衛星による観測で用いられているX線・極端紫外線では、100万度~500万度以上の幅広い温度を持つコロナの中で特定の温度の部分しか見えません。 一方、皆既日食で見えるコロナ(白色光コロナ)は、温度によらずコロナ物質全体の分布を示すものです。特に内部コロナの白色光観測は、コロナグラフでは不可能で、皆既日食でのみ可能な観測です。 皆既日食はコロナのいろいろな科学的観測の機会ですが、白色光コロナ観測は、コロナの微細構造を定量的に明らかにできるため、重要な意味があります。 http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/eon/
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- debukuro
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観測衛星に積める機材は大きさ、重量、数に大きな制限を受けます 多種類の同時観測では地上観測に及びません それに地上では多くの予備機材も準備できるし 天候はどうにもなりませんね
お礼
大手天文サイトで、皆既のコロナ観測募集のお報せ見ました。 コロナの観測といっても一元的ではないんですね。 ありがとうございました! お礼遅くなりました。
- nananotanu
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衛星ではディスクで太陽を隠していますが、ディスクには余裕を持った大きさのものが使われています。 よって、太陽極近傍のコロナは皆既日蝕中にしか観測できません。
お礼
なるほど。 確かにぴったりだとちょっとのズレで大変なことになりそうですね。 ありがとうございます。 お礼遅くなりました。
お礼
詳しい説明ありがとうございます! コロナも、キレイなのに謎が多くてとても面白いですね。 回答ありがとうございました。 お礼、遅くなりました。