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禁則

「平行(連続)5度・8度」は、禁則ですが、 その「理由」はなんでしょうか? よろしくお願いいたします。

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noname#161886
noname#161886
回答No.2

再びこんにちは。 そうですね。 古典和声学は当時(16世紀から18世紀)の感覚で完成された理論ですから現在の感覚では『なんでダメなの?』という感じは持ちますよね。古典和声でも理論が先ではなく、実践してみたらこれは美しくない響きだ…だから禁則にしよう…。という感覚(感性)で理論が作り上げられたのだと思います。 なので これが和声学の基礎となり これを発展させて来た結果 様々な和声を持つ音楽が作曲されるようになった訳で 古典和声を理解した上で(全く無視している訳ではなく)禁則とされていた様々な規則を破り?より色彩豊かな和声手法が生まれて来たのだと思います。 私個人的な意見ですが 理論はあくまでも理論であって 実際に演奏して(ん?作曲・編曲かな)心地よい 美しい音楽であればいいのではないかな…なんて乱暴な事を考えたりしますが。 私の友達は和声学?はぁ~?(一応音大卒業してます.笑)と 理論は全く頭にない人なんですが 彼女のアレンジは本当に美しいですね。 でも 理論ガチガチの私は『なんで そのベース音でその和音を取るの?』などという事もしばしば。 彼女曰く 『なんでだろうね?なんとなく。こういう感覚だから』・・・ 正しく これが正解かなと。いささか乱暴な意見ではありますが。 以上 非常に理論的でない(笑)まとまらない回答になってしまいましたが 捕捉質問を拝見して再投稿させて頂きました。

tom0120
質問者

お礼

再び、ありがとうございます。 古典和声でも理論が先ではなく、実践してみたらこれは美しくない響きだ…だから禁則にしよう…。という感覚(感性)で理論が作り上げられたのだと思います。 ------------------------- たぶん、そうなんでしょうね。 その当時の「曲センス(感覚)」で考えると、 ★「いまいち、物足りない?」・・・ 「センス無し」・・・爆! ^^ の「落第点」なんでしょうね。 大変、参考になりました。 多くの「和声法・理論書」を読んでいるつもりですが、 「禁則」自体の「★理由」が述べられている理論書を 見たことがないので、大変、不思議でしたが、 とても参考になりました。^^ どうもありがとうございました。<(_ _)>

その他の回答 (1)

noname#161886
noname#161886
回答No.1

こんにちは。 連続5度・8度の禁則ですね。 簡潔に言えば 2声が調和し過ぎて 各声部の独立性が欠け 響きが空虚になるからです。 5度.8度は完全5度・完全8度という音程で 協和度が高い音程です。その為音が協和し過ぎて(馴染み過ぎる)響きの厚みが欠けてしまいます。 音楽は3和音(例えばドミソ)を中心として作られていますが、多くの場合3和音の中のある音を重複して 合唱のように ソプラノ アルト テノール バスの4声にして使います。 その4声が連続5度や連続8度の進行をした場合 音が協和し過ぎて3声のような響きになってしまうので 響きの厚みが均等ではなくなってしまいます。 その響きのムラを避けて響きを均等に保つため…と考えて頂くと良いと思います。 ご参考まで♪

tom0120
質問者

補足

こんにちわ ^^ なるほど。。。 簡潔に言えば 2声が調和し過ぎて 各声部の独立性が欠け 響きが空虚になるからです。・・・ですか。 たぶん、 ★「面白味」に欠ける。 ★「つまらない」。。。 などの理由なども、含まれるでしょうか? と想像しています。 ------------------------------------------- ■ 「ポピュラー和声」では、頻繁?に利用される「連続5度・8度」ですが、「古典和声」では、なぜ「禁則」なのか? 「◆理由」まで書かれている参考書を見たことがないので 以前から、質問してみたい・・・^^ と思っていました。

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