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“行”という字
私たちは不断、“行”という字を、一行、二行とか、行列とか、“行く”とか、或いは銀行とかの中で使っています。 そしてこの、行という字が『陰陽五行』という言葉の中にも、そして『諸行無常』ということばの中にも使用されております。 1. 『陰陽五行』という言葉の中の“行”という字と、『諸行無常』言葉の中の“行”という字は同じ意味なのでしょうか? 2. それぞれどんな意味でしようされているのでしょうか> どうかお教えください。
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- pasocom
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回答No.1
「陰陽五行」の「五行」とは『万物は「木火土金水」という五つの要素により成り立つ』という中国の昔の思想です。この場合の「行」とは「木火土金水」という「物質」というような意味です。 一方「諸行無常」の「諸行」とは「この世のいろいろな現実存在すべて」を意味しており、やはり「行」は「この世の構成物質」という意味合いが濃いですね。 以上から両者の「行」は「この世を形作る物質」という意味で極めて似通った(同じといってよい?)意味で使われていることがわかります。
お礼
早速ありがとうございます。 やはり、本源的構成要素ということなのでしょうか。 「諸行無常」は無論、仏教的思想からの言い方ですね。 「諸行」、この世に現れてくるもの全てということは、やはり「この世の構成物質」に通じるのでしょうか。 五蘊とはことなる、ヒンドゥの5 tattvas(西洋人は単・複にこだわりますので)というのがありますが、五行と似ているけれども、原理も内容も異なるものですね。漢字にすると、土水火風空というのですが、ギリシャのターレスの、全ての物質の元というのとも違い、認識や創造の原理でもあるのですね。 行というのはタットヴァとは異なるが、やはり元なんでしょうね。 そして諸行はそれを含む結果現象の世界のこと、あらわれては消えるこの世の世界を含んでいるのでしょうか。 どうも統一的に、語感意味が馴染めないものでして。 ありがとう御座いました。
補足
ありがとう御座いました。 何とかお教えを頂くために、あらためて質問を起こします。 ご回答に感謝申し上げます。