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ドラマ「まんてん」の父親
くだらない質問ですみません NHKのドラマ「まんてん」で、主人公満天の父親は台風の夜に出航して遭難し、行方不明になっていたのですが、後に生きていることが判明、旅一座の一員として暮らしていた、という設定なのですが、こういうことって実際出来るものなのでしょうか? すでに父親の死亡届は出してあるし、戸籍がない状態で暮らしていくことが出来るのでしょうか?また、父親の生存を知りながらそれを隠していた満天は何か罪に問われることはないのでしょうか? いつもドラマを見ていて「そんなわけね~だろ!」と突っ込みを入れたくなってしまうのですが、法律的にどうなのかなと思って質問してみました。 よろしくお願いします。
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行方不明になってから7年以上経過した場合、 家裁に申し立てをすると失踪宣告が下されます。 失踪宣告とは、死亡したものとみなされることです。 失踪宣告が下されると 1.財産の相続の開始 2.再婚可 ということになります。 失踪宣告された人が現れた場合 家裁に失踪宣告の取り消しの申し立てをすることができます。 失踪宣告が取り消された場合、財産は戻され 再婚も取り消されます。 >父親の生存を知りながらそれを隠していた満天は >何か罪に問われることはないのでしょうか? 失踪宣告の取り消しは、 「申し立てをすることができる」のであって、 「申し立てをしなければならない」ということではないので 満天が罪に問われることはないと思います。 『長編法廷推理 失踪宣告』という小説(著者:和久俊三)に 詳しく書いてありました。 和久俊三という人は弁護士でもありますので、ほぼ間違いないかと思います。 ちなみに、和久俊三さんの小説の中に、事件を起こした人が 「戸籍」を買って別の人になりすますという話がありますので、 満天の父親も「戸籍」を買ったのかもしれません。 実際に戸籍を買うことができるのか?ということについては、 先日の「うわさの東京マガジン」というTV番組で 当人に無断で住民票を動かし、養子縁組をし、婚姻届けを出し 苗字と本籍を変えてしまい、架空の人物を作ってしまう犯罪が有ると 放送してましたので、可能性としては 戸籍を買うことはできると思います。
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- yamyam21
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ドラマはとびとびでしか見ていなかったのですが、満天のお母さんは、お父さんが失踪しても、何年もずっと(満天が大人になって大阪にいくぐらいまで)届け出をしていなかったということを、満天に告白していたような気がします…。 つまり、満天はお父さんが嵐の海で遭難し、行方不明になってしまったと思い込んでいたけれども、法律上では元気にまだ生きている、という状態が長~いこと続いていたのだと思います。 でも、このままではいけない、ということで、あるとき思い切ってお母さんが失踪宣告(?)を受けにいった放送回があったような…。 失踪宣告は下の方がおっしゃるように、死んだものとみなされ、再婚ができたり、相続ができたり(あるいは失踪者の負債を相続放棄することで家族が抱え込まなくて済む)、ということになったと思います。(私も宮部みゆきさんの「火車」という本でそのようなことを読みました。確実性については「?」ですが(^^;)) また、死亡届は遺体が本人とはっきり確認できない状況では、出すことができないと思います。ドラマの場合は遺体がない(実は生きているという設定ですから、あたりまえですが)ので、死亡届という扱いではなかったと思います。 うろおぼえですが、死亡届を出すには、医師の死亡確認書が必要だったと思います。 もし、いなくなったからといって家族が勝手に死亡届を出せたら、逆に犯罪に利用できますよね(^^;)。保険金の騙し取りとか。 で、お父さんが嵐の海で遭難して助かったとき、なぜ連絡をしなかったのか、ということについては、お父さんがお母さんに「俺を1年だけ自由にしてくれ」とかいう話し合いをしていて、その後、お父さんが海へ出た時に遭難してしまった、ということでしたから、状況としてはお父さんは助かったとき、家にわざと連絡しなかったのだと思います。そうするうちに、どんどん連絡をしそびれて…、ますます帰り辛くなって、というパターンにはまっていったのだと思います。 ちょっと強引かとは思いますが、絶対にありえない話というわけではなさそうです。 満天が英語べらべら、学歴なしで宇宙に行けた…云々のところは、あんまり見ていなかったので、なんとも言えませんが、お天気キャスターをやっていたし、そのからみで行けたのかな~ってと思います。 確か日本人初の宇宙飛行士はテレビ局関係の人でしたし…。 違うかな…(^^;)。想像です。 「満天」にそれほど思い入れがあったわけではないのに、思いがけず長々と書いてしまいました。すみません(^^)。
- naomi2002
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亡くなったと思って死亡届まで出してしまった人が生きていたと分かった時点で、届け出る義務が発生するのではないでしょうか。 まだ生きているとわかった人を死んだことにしておいて良いはずはないです。届けをしなかったら罰せられるのではないかと思います。(法律を知っているわけではありませんが。) 死亡届の取消し届というのはなくて、改めて「出生届」を出すのだと聞いたことがあります。ルバング等で発見された小○田さんのお母さんが「息子は4回生まれさせてもらった」とおっしゃったそうですが、それは死亡届・出生届を繰り返し出したという意味だと私は思ってました。ホントにそうなのか、自信はないのですが。。。 それから、この主人公の父親のような人が本当に死んだとき、死亡届が出せなくて困るのではないでしょうか。 死んでからのことはさておき、生きている間も、住民登録もできない、クレジットカードも作れない、選挙のとき投票できない、保険にも入れない、身分を証明するものがないので、預金通帳さえ作れない、などなど、不便この上もない生活になるでしょう。早い話、生きたまま幽霊になるようなものだと思います。 それにしてもこのドラマ、設定に無理があるような気がします。 遭難しても、どこかに上陸した時に、家族に電話連絡くらいできなかったのかな~と疑問に思いました。始めから家族を捨てるつもりで出て行ったわけでもないのに、何だか変ですよね。
お礼
ありがとうございます 死亡届の取り消し、というのは北朝鮮の拉致被害者曽我ひとみさんのケースで会ったと思うのですが、あんまり覚えていません。 ほんと、設定に無理のあるドラマですよね。大学も出ていない人が宇宙飛行士になったり、たいして勉強した様子もないのに英会話がぺらぺらになっていたり、「はぁ~~~~?」と思うことばっかりでした。
- Taninohito
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不可能ではないでしょうが、現実問題として困難でしょうね。立場上は夜逃げしたのと同じですから。 健康保険なし、公的扶助なし、年金なし、運転免許も取れません(更新すれば生きていることが発覚します)。 身元がはっきりしない人を雇ってくれる企業はそんなにありません。 今は旅一座という働き口がありますが、働けなくなって蓄えがなければ、ホームレスになるか野垂れ死にするしかありません。
お礼
ありがとうございます ほんとにそうですよね、保険も年金も免許もなしですもんね
お礼
回答ありがとうございます 私はあのドラマがどうにも好きになれなかったので、余計にあらが見えてしまったのでしょう。 「宇宙に生きたか~」とかいいながら何のアクションも起こさない、どうすれば宇宙飛行士になれるのか調べもしない主人公の幼稚園児以下の考えにあきれてしまい、それ以降見る気がしなくなってしまいました。とはいうものの、会社のお昼休みについているもんだから、結局見ていたんですが・・・