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直接&関接蛍光抗体染色法について
タイトルの通りですが、二つの違いについて調べています。 そこで 問)抗体による蛍光染色の際に、抗体を二つ使うのが主流ですが、1つでもよい場合がある理由について また、その二つのそれぞれの特徴や利点について 教えていただけたらうれしいです。 できればそれについて書かれているサイトなどもあれば・・・・
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>抗体を二つ使う は,標的抗原に対する1次抗体+1次抗体に対する2次抗体(蛍光標識)を使う方式ということでしょうか?また, >1つでもよい場合 は,蛍光標識した1次抗体を使う,という理解でよいでしょうか? もしも,標的抗原に対する高い特異性とアフィニティを有する蛍光標識1次抗体をお持ちであれば,その1次抗体で直接蛍光染色するに越したことはありません.時間も手順も短くなりますし,おそらく感度もより高くなるでしょう. ただし,一般的に,任意の標的抗原に対する蛍光標識1次抗体が市販されているとも限りません.そのような蛍光標識1次抗体が手元にない場合,(1次抗体に特異的に結合する)市販の蛍光標識2次抗体を使うことになるでしょう. 最低限,精製品の1次抗体が入手可能であれば,それを蛍光標識することはそれほど難しくありません.一方,たとえばBSAと混合して出荷された1次抗体や,血清のまま出荷された1次抗体を使う場合,抗体のみを蛍光標識するのは,面倒な仕事です.このような場合は,やはり,蛍光標識2次抗体等を使う方がずっと便利だと思います.
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