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蛍光測定とSPR測定の相違について
たんぱく質同士の相互作用、抗原抗体反応、DNA・RNA等の物質間相互作用等を測定するための手段として、蛍光測定、化学発光測定などがあるのは周知のとおりですが、SPR(表面プラズモン共鳴)を使った方法もあります。 SPRの特長、特に蛍光測定等でできない利点を知りたいと思っています。逆に、不利な点があればそれも知りたいです。ご存知の方、ぜひ回答をお願いいたします。
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- cholerae
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回答No.1
SPRの原理などは省略します。 測定対象に特別なラベル(マーカー)を施さず,捕獲用のプローブ分子(固定化されている)がこの測定対象分子を結合する点が特長。つまり,天然の測定対象(もちろんノンラベル)をそのまま検出できることが特長と言えます。また,一回の操作で結合反応も解離反応もリアルタイムに観測できる点も特長といえるでしょう。ただし,蛍光測定も同様の知見を得ることは可能ですが。欠点は,共鳴角の変化が薄膜上の測定対象の重量変化と相関するため,測定感度が出にくい。つまり,希薄溶液中の物質には向いていないことでしょう。 一方,蛍光測定は,条件さえ揃えば「単一分子測定」も可能です。一般的に言えば,こちらの方が測定感度がよい。 後は自分で考えてごらん。