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β刺激剤とβ遮断薬と
質問します。喘息などで通常からβ刺激剤をステロイドとともに併用している場合にβブロッカーを使うような場面(循環器関連)になったときどういう風に考え治療優先順位を決めたらいいのですか? 呼吸器優先だと刺激剤はそのままに、とにかく頻脈や頻拍を減らすということが必要な時、βブロッカー以外での選択薬を選ぶとしたら、第一選択肢は何が適切ですか? とりあえずとして頻拍だけの場合ならベンゾジアゼピンなどの中枢神経からのアプローチで発作が治まるまでつなげるというのもありなんでしょうか?
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- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
例えば、喘息発作の最中で頻脈になった場合には、薬剤性、低酸素血症、心因性の要素がありどれがメインかを考えて、薬剤性なら投与薬の量を加減しますし、低酸素血症が原因ならBiPAPなどを考慮しますし、心因性なら安定剤の投与を検討します。どれをとってもβ遮断薬の出番はありません。 伝導系とは刺激伝導系の事でしょうか?それで頻脈になる場合でも、例えばPSVTでもAVRTとAVNRTでは使える薬が違いますし、β遮断薬が1st choiceである場面はありません。 蛇足ですが、LABAが有効というのはコントロールの話であって長期予後の話ではない事を付け加えておきたいと思います。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
どういう状況を考えているのですか? 頻拍があれば、それには原因があるはずで、それに対する方策を考えます。”とりあえずβ遮断薬で脈を落とそう”とは思った事がないのですが..??
補足
βブロッカーでお聞きしているので、一応伝導系統です。
- sirouto1gou
- ベストアンサー率39% (316/808)
今日は。 予めの事で恐縮ですが、ここでの私の意見を決して完全引用はリスクが高く、また本掲示板規定により医療行為への使用をして頂かないという事を前提として回答させて頂きます。 原則、気管支喘息患者に対してβ遮断薬は禁忌とされていると記憶しております。これは選択的β1遮断薬といえど僅かながらもβ2遮断効果を有しているからという事に起因しているからだと記憶しております。 第一選択薬という概念につきましてはガイドラインが設定いるはずですのでこれについてはお答えしかねます(一般的にはβ遮断薬を使うでしょうし)。頻拍だけというのであれば、患者様にもよりますが、心室頻拍という事でしたら参考URLにβ遮断の他、Caブロッカーも候補に挙げられておりました。 あくまで、ご参考まで。
補足
御回答ありがとうございます。臨床目的ではなくあくまで薬理上として同じレセプターで効果が相反する薬剤が必要なときの一例として思いついたので質問してみた次第です。 喘息患者が頻拍、頻脈などを主訴とした場合の心疾患の場合。発作時に心疾患などが見つかったとします。伝導系に問題があればブロッカーがまず浮かぶんですが使えないですよね。ca拮抗薬で心筋のほうの活動を落としても同じ効果が得られるのでしょうか?個人差がでるかとは思うのですがほかの心筋や伝導にかかわる薬剤のなかでどれを選ぶものかわかりませんでした 病気が二つ重なるととたんにわからなくなるので聞いてみた次第です
補足
喘息発作+心疾患(がある可能性)としてお伺いしています。 心疾患は当面薬剤コントロール圏であると仮定しての質問をしています。