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樹脂の自己消火性について
こんにちは。 樹脂の自己消火性について質問です。 塩ビなど、分子内に塩素を含有している樹脂が自己消火性を持つのは 理解できるのですが、 ポリカーボーネートがそのような性質を持つ理由がわかりません。 分子内に酸素が含まれているので、むしろ、燃焼が続くような気がする のですが、なぜ自己消火性なのでしょうか。 例えば、危険物(1類?)では、分子内に酸素を持つ化合物が指定されていますよね。これらは、『加熱により分解して、酸素を放出する事で、激しい燃焼を起こさせる物質』と定義されていると思います。 とすると、ポリカーボネートも同じように燃焼が続くのでは・・・?
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noname#160321
回答No.1
危険物台一類(酸化性固体)はたしかに酸素を放出するなどして「支燃性」を示しますが、酸素が含まれている物質がみな支燃性を示すわけではありません。 その良い例がドライアイス(二酸化炭素)です。 ポリカーボネート樹脂は二酸化炭素と二価アルコールが脱水縮合した構造をしており、発熱量が他のポリマーに比べて小さいのです。
お礼
doc_sunday様 なるほど、確かにドライアイスは燃えませんね・・・。 参考にさせて頂きます。ありがとうございます。