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不況で、イギリスでは離婚率が下がったらしい。
きのう、ラジオで言ってました。 「この不況で、先進諸国の中でも離婚率の高いイギリスが、その数値が昨年と比べ、○○%と低迷してます。これは離婚に際して財産をどう分けるかを考えた時、この不況下では、・・・」と続きました。 「離婚率」が低くなっていることを「低迷」と言ってイイものでしょうか? まるで、「その数値は高くあるべきだ」と言っている感じがするのですが・・・。 確かに「離婚」という行動は、昔にくらべれば そんなに特殊なことではなくなり、ウシロメタサも希薄にはなって来ているようですが、 その数値が低くある状態を「低迷」などと言ってイイものなのか。 「国語」にかぎらず、一般的社会通念でのご回答でも歓迎いたしますので、よろしくご教授ください。
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>・・・でも、それは私個人の考えですので、 「イイヤ、あんたは間違ってる!」というのが現状なのかな・・・? という気もしたのです。 離婚自体は幸せなことではありません。(不幸ともいいきれませんが・・) 役所で婚姻届をだして「おめでとうございます」といわれることはあっても 離婚届をだしてそう言われることは決してありませんから(笑) ただ、その離婚をのちに幸福なことに変えるか不幸なことにするかは その人次第です。 離婚してよかったよ~、という人もいますが、それは結果論であって 離婚自体は幸せではないこと、と考えます。 (また、良い悪いではないとも思います) ですから質問者様の感覚はいたってふつうだと思います。 追伸 なんかラジオ脚本家っていうのがいるらしいですよ。 ですから、アナウンサーはそのまま読むだけなんではないでしょうか。 ただ、番組にもよるかもしれません。 キャスターが自分で作成し、読むというパターンもあるのかもしれませんね。そのへんは業界人でないのでわかりません(笑)
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- lancru358
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再び失礼します。 >キョウビ「離婚」も人生での選択枝の一つ、あるいは通過点なんてことになってるのかな・・・なんて思ってしまいました いやいや、それに近いものになっていると思いますよ。 離婚は喜ぶべきことではありませんが、人生のうちの長い目でみて 幸福でも不幸ではなく、単なる選択肢の一つだと思います。 より幸せになっている人も現にいますからね。 ただアナウンサーは、あきらかに、 「離婚率が低い = 望ましくない」 と言っているようなものなので、完全にクレームものです! 私ならクレームの電話かメールして回答を求めますね。 (話のネタになるので、なんでも経験しておきたいからです。笑) さて、本題です。以下が書きたいために再投稿しました(笑) >未曾有の不況。(←なぜ「みぞう」と打つと「曽」が「曾」で自動変換されるの? 確かに「曽」は「曾」の簡易慣用字体です。 ですが、私の広辞苑には「未曾有」だけで「未曽有」のっていません。 「未曾有」の場合の「曾」は「曾て=かつて」と読み「昔、以前」 という意味があります。 一方、「曽」を調べてみても「かつて」という読みはありません。 本来は「未曾有」なのでしょう。 ただ、私のPCでは「未曾有」の次に「未曽有」がちゃんと出てくるんですよね・・(爆)。ここが悩ましいところです。 「曽」が「曾」の簡易字体ということで、「未曽有」にも使われるようになってきたんでしょうか。 私の広辞苑にはのっていませんが、私のPCで出てくるということは 最新の辞書には載っているんでしょうね。 なんだかすっきりしない説明ですが、ご容赦ください(笑)
お礼
私の「つまらない質問」の中の「さらにツマラナイ質問」にまでお答えくださいまして ありがとうございます。 簡易慣用字体になると、それまで持っていた意味も簡素化されてしまうのですか・・・。 淋しい話しです。 あまり関係ないですが、戦国武将の「長曽我部 元親」、たいてい(ほとんど)は「長宗我部」と表記されます。 でも、今とても人気のある歴史ゲーム(名前、忘れました!)、その中に登場するのは「長曽我部 元親」です。 これは、「司馬遼太郎」が自身の小説の中で その人物名を書く時は「長曾我部」と書くことからではないか・・・と、何かで解説されてました。 この場合の「そ」は、「曾」で、ゲームのは「曽」だったような・・・ 違ったかな? とにかく、そのゲームには戦国時代のいろんな武将が登場するのですが(もちろん信長や信玄も)、人気No.1は「長曽我部 元親」だそうです。 マイナーな、地方の一武将なのにフシギです。(たぶん、イラスト等でイメージされて、それが人気の元かと思いますが・・・) 「そが」と打つと「曾我」が「曽我」より前に現れてたのに、単に「そ」と打ったら、「曾」はずいぶん下にありました。不思議です。 ・・・なに言ってるのかワカラナクなりました。すみません。
補足
ああ!すみません!! 今調べたら、そのゲームは「戦国BASARA」ってヤツで、 「長曽我部」ではなく、ちゃんと「長曾我部」でした! しかも、ランキングは3位に落ちてて・・・ やはり苗字としての「そが」は「曾我」が本来であり、なので「曽我」の方が下にあったのでしょうね。 「そ」だと、いまの主流は「曾」より「曽」だから、「曽」の方が上と、逆転してるのだ・・・と、勝手に推測しました。
- Ganymede
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(a) 「釣られて錯誤」説 ご質問のラジオの話は、「『不況』と来れば『低迷』」と、うっかり釣られてしまったことが考えられます。放送作家が書いたにせよ、ラジオパーソナリティーの即興だったにせよ、時間に追われて次から次へと言葉を繰り出さなければなりません。「離婚率」が低いなら「低迷してます」とは普通言わないわけですが、その先の「不況下」がすでに頭に浮かんでいたため、そっちに引きずられて「低迷」という言葉を発してしまったのではないでしょうか。 (b) 「イギリス揶揄」説 「イギリス」と来れば「離婚」と言うくらい、(一部では)有名だそうです。そもそも、イングランド国教会がローマ・カトリックから分裂したのだって、国王ヘンリー8世の離婚問題が原因といわれます(詳しく言うと離婚問題だけではなかったらしい)。また、ダイアナ妃の離婚の前後、イギリスニュース(の抜粋)といえば divorce(ディボース)の連発でした。英語の苦手な私でさえ、この言葉を覚えたくらいです。 ご質問のラジオの話はイギリスの離婚の話なので、「イギリスなら離婚率が高くなきゃ」という、期待(?)とからかいが含まれているのかもしれません。 (c) 「PC 的な配慮」説 辞書を引くと、「低迷」とは「悪い状態が続いていること」であり、それはその通りです。しかし、「悪い場合のみ用いる」とは書いてありません。たとえばの話、「原油価格の低迷」でネットを検索してみてください。多数ヒットしますね。では、原油価格が低迷することは、悪い状態ですか? 日本にとって、それこそありがたいとも言えるのではないでしょうか? このように、経済欄の用語法では、「低迷」は「悪い、または望ましくない」の価値判断抜きで、単に「低く漂っている」くらいの意味で多用されるようです。 話を元に戻して、ご質問のラジオは、経済の文脈でイギリスの離婚率を語ろうとするくだりに差し掛かっていました。単に、離婚率が「低く漂っている」という意味で「低迷」と言った可能性があります。また、一般に離婚が悪いことか、あるいは離婚せずに不幸な結婚を続けるのが悪いことかは、当事者でもないと分かりませんね。ラジオの言葉尻まで取って、「離婚率が高いのは悪いこと」という価値観を押し付けるのは、傲慢すぎないでしょうか。いや、個人の意見ならそれはそれでよい。しかし、人生いろいろ、世の中さまざま。公共の電波を使う放送は、中立な価値観を標榜すべきではありませんか? と熱弁しましたが、これは特に私の持論というわけでもないのです。確かに放送は、「離婚率が高いのは悪いこと」という価値観を押し付けるべきではないが、逆に「低いのは悪いこと」と受け取られそうな表現は避けるべきでもあろうし、何やよー分からん説になっています。なお、PC とは「ポリティカリー・コレクト」のことです。 〔結論〕 たぶん実際は(a)だと思います。でも(b)(c)も読んでみてね、お願い……。
お礼
ありがとうございます。 とても深く、エグリ込んだ考察、頭がさがります。 とくに、『「イギリスなら離婚率が高くなきゃ」という、期待(?)とからかいが含まれているのかもしれません。』 が気に入りました。 先の回答者さまも触れておられましたね。「マサカ!」とは思いましたが、こうやって解説されると、あながち真っ向から否定しにくくなるものです。 しかもおもしろい。 「高いことは悪い」「低いことは悪い」・・・これも立場をかえてみれば、どちらもあり得ることです。 マスメディアが、片方にとられる言い方は避けるべき・・・これは聴者である私も、すでにコリ固まったアタマで聴いたから、あのように思ってしまったのですね。 どちらの場合もある・・・と、柔軟に受け入れなければならないような気がしてきました。
「今年のA投手の防御率は、何と1を切って、0.8から0.9の間を低迷しています!」 こんなことを野球放送のアナウンサーがしゃべったら面白いでしょうね。 質問者さんが聞いたラジオのアナウンサーは、「低い状態が続いていること」=「低迷」と決まった言葉のように覚えこんしまっていたでいたのでしょう。 数値が低いのは、よくないことが多いですから、大体はそれで通るわけです。 アナウンサーもやさしいことばでしゃべればいいものを、ホンの少し難しい言葉を使って失敗しました。 ちょっと気の利いた言い方をしてやろうと思うとあぶないです。 「汚名を挽回する」、「私では役不足です」なんてのは、つい言ってしまいそうです。 でも最近では、それで通ってしまうかな? なんだか、それでいいように思えてきました。(苦笑)。
お礼
ありがとうございます。 >「低い状態が続いていること」=「低迷」と決まった言葉のように覚えこんしまっていたでいたのでしょう。 ・・・そう、私もそんなことを考えたものです。 かく言う私も、むづかしい言葉を使おうとして、かえって意味不明にさせてしまったことはあると思います。 気をつけたいものです。 エラそうに博識ぶることは慎もうと思います。
- jess8255
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No.6です。訂正を一つ。 >言葉にやかましいオジサンです。 これは私のことです。書き方に不足があり、失礼しました。
お礼
わざわざ ご丁寧に、ありがとうございます。 大丈夫です。初めからちゃんと そう理解して読ませていただきましたよ。
- jess8255
- ベストアンサー率45% (1084/2359)
質問者さんの仰るとおりです。言葉にやかましいオジサンです。 離婚が一概に悪いこととは言えませんが、「離婚率が低迷」とは非常識な表現です。事実を報道する部分ですから、単に「離婚率が低くなっている」と言うべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。 言葉にヤカマシイかたでさえ そう思われるのならば、 私の感覚も まあ、マトモだと判りました。 よかった・・・。
質問者様の仰ることは常識的だと思います。このラジオ原稿は日本語としては良くないですね。 イギリスの国民性としては離婚率を上げたいというコンセンサスがあるのかもしれませんが、聞いたことがありません。離婚率の上昇は常識的には社会の安定化を損なう事象だと思いますので、どの国でも好ましくないことだと思います。 >その数値が昨年と比べ、○○%と低迷してます × 私的には その数値が昨年と比べ、○○%と低下してます ○ 月別の傾向が見られるのかもしれませんので その数値が昨年と比べ、○○%と低位で推移してます ○ こんなところにするべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。 「離婚は絶対イケナイことである」とは言いきれませんが、 できるだけ避けるべきことではありますよね。 回答者さまの添削(?)、バッチリだと思います。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
tomajuu さんのお説は至極全うだと思いますし、同感ですね。 データ優先社会における弊害の典型のひとつになり得るでしょう。 端的に言ってしまえば「率」という語が一人歩きしてしまうのだと思われます。 率ばかりを追いかけて番組の中身を考えようとしない、(一部でしょうが)視聴率信奉局なんかと似ているかもしれません。 効率・能率至上主義の現代社会の一面とも言えるような気がしてきます。
お礼
ありがとうございます。 言われてみれば そうですよね。 「率」は たいてい良いこと・上げるべきことの分析に使われてますもんね。 (犯罪率とか、例外も多いのでしょうが・・・。) そういうワケで、「つい」使ってしまったという可能性は否めません。 「”率”が低い」=「悪い・良くない」に自動連結(=直結)し、「離婚率の低さ」なんてものまでも つられて「低迷」などと表現してしまう・・・。 そんなところでしょうか。 私の感覚も、そんなにハズレてはいないと再確認でき、少し安心しました。
No.1の方と同意見です。ラジオでこういう間違いを平気で言うとは,けしからんことだと思います。原稿を書いた者(ディレクター?)の知能が疑われます。 ちなみに,日本の過去の離婚率の分析でも,景気と関連しているという分析があります。
お礼
過激なご回答、ありがとうございます。 ラジオのパーソナリティは原稿をそのまま読まなければならない…という決まりがあるのでしょうか? まあ、その方がラクでしょうが・・・。 気楽な民放番組ですと、パーソナリティが原稿文にツッコミ入れてるのも聴きますが、今回(民放)の場合は、その余裕が無かったか、パーソナリティも そのレベルだったのか・・・という思いです。 離婚と景気・・・。 やはり世界共通ですか。もちろん結婚他すべて景気にも左右されますよね。 早く脱してもらいものです、未曾有の不況。(←なぜ「みぞう」と打つと「曽」が「曾」で自動変換されるの?フシギです。どなたか質問立ててください。)
- lancru358
- ベストアンサー率34% (41/119)
こんにちは。 tomajuu様はするどいですね~ 感心します。 おっしゃる通りだと思います。 辞書をみると 「悪い状態が続いていること」 となっているので 離婚率が低くなっていることは、よくないと言っているニュアンスに なります。 「低迷する日本経済」とかが適当ですよね。
お礼
ありがとうございます。 過分なお言葉をいただき、恐縮です。 やはり離婚というのは、「それぞれ事情があることだろうけど、基本的には あまり望ましいコトではない」 のが実情だと思います。 ・・・でも、それは私個人の考えですので、 「イイヤ、あんたは間違ってる!」というのが現状なのかな・・・? という気もしたのです。 最近、「自分は 世間一般と考えが離れてい始めてるのでは?」 という気がしてなりません。 でも、回答者さまにより、あながちズレてはいないなと確認できて嬉しく思いました。 (でも、この1件だけでの判断ですので・・・。)
お礼
ありがとうございます。 >離婚自体は幸せなことではありません。(不幸ともいいきれませんが・・) >離婚をのちに幸福なことに変えるか不幸なことにするかは その人次第です。 ・・・イイことおっしゃいますね! 最近、私の こんなイナカでも「離婚」なんて話しはザラにあります。 ですので、キョウビ「離婚」も人生での選択枝の一つ、あるいは通過点なんてことになってるのかな・・・なんて思ってしまいました。その放送を聴いて。 聴いたラジオは報道とかじゃなく、いたってフツーの、軽い音楽主体のFM番組でした。 「アナウンサー」などという堅苦しいのではない、「DJ」「パーソナリティ」といった感じの方です。 そういう方でも、放送作家の文章に 「?」と思ってほしいものです。