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分光光度計
分光光度計で測定可能かどうか教えてください。 見たい特定の物質があるわけではなく、ある液体が時間が経つにつれて色が濃くなっていくのでそれを数値化したいのですが可能でしょうか。
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こんばんは。 可能ですし、簡単です。 仕事の関係で、そんな感じの測定はしたことがあります。 色座標の表し方は色々ありまして、 分光光度計には複数の表色系が入っています。 XYZ表色系の、x、y、Y で数値を出させるのが、最もポピュラー。 個人的には、Labをお勧めします。(XYZには欠点があるため) (これらは、分光光度計が異なる測定をしているのではなく、 分光光度計に内蔵されているコンピュータが測定結果を数学的に処理して、 座標値にしているだけです。) 液体は密封した透明容器などに入れるのでしょうね。 そのほかに、背景となる白色の板(白い紙を貼ったもので良い)と 照明のための標準光源を用意します。 そして、測定する時間間隔を決め、測定時刻が来るたびに光源と分光光度計をONにして、手動測定するだけです。 なお、 私の仕事では、分光光度計やオシロスコープなどの計測器は、 スイッチを入れてから30分~1時間経ってから測っていました。 安定化のための時間ですが、その時間に根拠があるかどうかは不明です。 (他の人から、そう習ったので、そうしただけです。) ご参考になりましたら。
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- chiezo2005
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#1です。 >具体的にどういう工程で測定したらいいでしょうか。 それは、具体的になにを数値化したいのかによりますね。
三十年前にやりました。^^ なぜかお金が貰えたので数十万もするXYレコーダ付きの分光光度計で、コンピュータ付きではなかったので(んな物あるはずはない、^^)ストップウオッチ片手に、同じ用紙の上に重ね書きをして吸収極大の変化と等吸収点を求め反応速度を算出しました。 今ならプログラムしておけばパソコン上のソフトが勝手にスキャンして反応速度まで出してくれますね。 反応次数の推定を誤ると訳の分からない物になるので、一方の試剤の濃度を過剰にして、擬一次速度式に当てはまるようにしました。 この辺はまだ変っていませんが、二次反応ぐらいならシミュレーションで速度定数を出してくれるでしょう。 でも、それをそのまま書くと(大学なら)教授に叱られますなー。 「裏を取れ」。刑事物と変りません。 裁判員の代わりに査読者が居る分けですがね。^^
- kgu-2
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>極大波長を調べて? これが基本です。 色のある化合物が一つなら、これで十分です。 経時的に極大吸収波長で吸光度か増加し、一定の濃度で止まる、そこが反応の終了点です。 機器の状況が分からないのですが、 分光光度計は、ダブルビーム 記録計がある、というのが一般的な状況だと想うので 1) 反応液をセルにいれたあと、1分、2分、5分、10分・・・、と吸収スペクトルを描かせます。時間間隔は、反応速度にの速い遅いによって変えてください。 酵素反応など、必要なら温度を一定に保つ装置を付けます。 2) ピークが増大する波長について、横軸に反応開始からの時間(測定の時間)、縦軸に吸光度をとり、交点をマークする。 3) マークを直線で結び、曲がっている場合は、滑らかにしたグラフを描く。斜めの線が、次第に横になる。真横になり始めが(吸光度が増加しない)、反応終了時です。 色が見え、色が濃くなることの数値化なので、これで十分です。反応によっては、吸光度が減少する場合もあります。 分光光度計がシングルビーム、レコーダが無い、など私の学生時代のような場合は、少し厄介です。時間がかかりますが、同様にできます(ノンビリできた時代が懐かしい、というのは年寄りの愚痴か)。 時間毎の数値を記憶できるコンピュータ内蔵なら、他の方が書き込まれているようにもっと簡単にできます。
- mojitto
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分光光度計によっては、経時で特定の波長の吸光度を測る機能があるものもあります。 おそらく一般の機器であれば、付いている機能だと思うのですが…
- chiezo2005
- ベストアンサー率41% (634/1537)
測定可能です。 液体を入れるセルを使って測定します。
お礼
早々にありがとうございます。 具体的にどういう工程で測定したらいいでしょうか。 まず極大波長を調べて?その波長の高い、低いで判断って感じでしょうか。