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新会社設立に関して

現在有限会社(加工業)を経営しております。 元々は、父と母の経営していた会社で後を継ぐという形で兄と働いておりましたところ、 約3年前に父が急死し、その後兄が代表、母が役員となって経営をしており、 私は名目上は出資者ではありますが、役員ではありません。 経営状況としては、年々売り上げが落ち込み、経営に行き詰まり資金繰りの目処が立たない状況に追い込まれております。 何とか再建を目指しセーフティーネットにも申し込みましたが、先日断りの連絡がありました。 3年前にリスケをしていた為、資金繰りのためのノンバンクからの借り入れがネックだったようです。 会社としては、1年前から構想を練っていた新規事業の調整がやっと整い、早速動き出せる所だっただけに、 あきらめきれない気持ちが非常に強く、何とか業務を継続させる方法はないかと思案していたところ、 新会社設立を思い立ち、アドバイスをお願いしたく投稿致しました。 (1)現在借家である会社(事務所兼工場)の住所を兄の自宅に移そうと思っています。 (2)私が会社を立ち上げ、現在の場所を所在地として借りなおします。 (3)兄の会社の従業員としては、母と兄のみを残し他の従業員を私の会社へ雇い入れ、兄の会社の機械類を私の会社が買い取ります。 (4)その他の備品、在庫を順次私の会社へ買い取ってきます。 この間の営業としては、兄の会社で受注したものを私の会社へ発注という形をとり、仕入れに関しては、 私の会社のみで行い兄の会社での仕入れは完全にストップする予定です。 この状況で会社を運営して行けば、最悪の場合倒産となった場合にも、自分達や従業員の雇用の確保、 新規事業の着手が可能ではないかと考えますが、俗に言う計画倒産になりますでしょうか・・・。 全体的な流れはこのような感じになりますが、法律違反、その他注意が必要な事柄がありましたらお教え願えますでしょうか。

みんなの回答

noname#174466
noname#174466
回答No.3

先の回答が抽象的であり、また前々回の回答内容が私の勘違いであまりご参考にならなかったと思いましたので、再度回答致します。 私は職業柄この10年間に再生起業数社に関り、また現在第2会社代表取締役に就任しております。 旧会社が混乱の中、第2会社の役員に就任することはいざとなると勇気のいるのか、後継者を選任することは同族企業の事案でも難関です。 あなた様のように研究熱心でかつ理性をもって事業構築をされる方はなかなかいらっしゃいません。 確固たるご意志が伝わってきます。 では、なぜ事業承継を選択するかと申し上げますと、新会社は事業実績がありませんのでノウハウや「のれん」を全部または一部を譲受けることにより既に戦力の備わった企業であると認知されるからなんですね。 また旧会社の設備・技術を移行利用し顧客をもとなれば、有形無形資産の会計計上を行なうことは企業評価や旧会社の債権者への対抗要件にもなります。 債務引受の件ですが、新会社にそのまま債務を全額計上する(旧会社の債権者との債務引受契約)ことは、あなた様が仰るとおり財務上いきなり債務超過になりますし、新事業の保全上は好ましくありません。 また債務を全部または一部を道義的に引き継ぐ場合でも債権者には書面を一切差し入れません。 あくまでも旧会社を通じて支払うのです。 と、いうことは旧会社を清算・破産などはさせず法的にも存続させることになります。 但し、これはあくまでも私の経験上の例としてご理解ください。 「これしか選択肢はない!」と強引に提示・合意した経緯に基いております。 (1)旧会社と新会社間で『事業譲渡契約』を締結 旧会社の『有利子負債・滞納租税・事業上の債務は引き継がない』と明記する。 (2)有償譲渡の目録を作成し、譲受け総額を債務引受額とほぼ同額にする。 (3)譲受け金は分割支払とし、支払日程を明記する。 (旧会社の債務はここから捻出するのです。帳簿上の処理はそれぞれの立場で筋が通ります) これは生き残り戦略の手の内ですが、どのケースでも背水の陣でしたので、事業計画とこの手法を公開しても債権者から異議はありませんでした。 >こんな都合の良い、甘い考えがそのまま・・・・ 道義的にもそんなことはありませんよ。 債務支払も視野に入れられ、起死回生策を見出されたのですから今こそ自信をお持ちになるべきです。 民事再生こそ悪法で援用すべきではありませんし、債権者の方々も形を変えてでも存続されることを望むはずです。 未知へのチャレンジ故にやりがいもおありでしょう。 弁護士にご相談されるようですが、法律は参考程度に留められるほうがよろしいかと思います。 法を重視しますと非現実的な展開になりがちです。 弁護士は商人・ビジネスマンではありませんから、それ故に知恵の基準が異なるからです。 頑張ってください。

D1100
質問者

お礼

再回答有難うございます。 さらに具体的な内容で大変理解しやすいです。 また、ご経験に基づいたお話し、非常に参考になります。 実は、現会社からの機械装置の買い上げや、備品取得の際の資金について頭を悩ませていたところでもあり、 分割で買い上げ、それを返済にまわす! ナルホド! さすがはご経験者、感動致しました。 さらに、現会社の存続も期待が持てそうな内容、お見事としか言いようがありません。 本日弁護士と相談をしてまいりましたが、ご推察通り正道的な内容になり、 現会社の継続、ましてや事業継承等の話しにまで踏み込むまでの相談までには至りませんでした。 弁護士との相談の後、中小企業再生支援協議会にも相談の予約をしておいたため、すぐにそちらへ移動し 当方の希望等を伝えたところ、こちらは親身になって相談に応じて頂き、とにかく今すぐにでも 自分達にできる事は何かを一緒に考えていこうという流れになりました。 その話しの中では、まず現会社をできる限り継続させないともったいないとのアドバイスを頂き (18年度は1000万の赤字でしたが19,20年度の決算は黒字に転換していた為) 県保証がダメなら市保証へのセーフティーネット貸付の申請、それがダメだったら、 各金融機関へのもう一歩深いリスケの依頼(金利のみの支払い)、家賃の減額交渉等々。 支援協議会介入を話せば銀行とも交渉がしやすくなる可能性があるとの事でしたので まず、現会社の存続に力一杯取り組み、bizgenki様の「これしか選択肢はない!」状態に なった時に第二会社を設立しようと思います。 本日、当社の正社員、パート全員に会社の経営状況を伝え、今から数ヶ月苦しい日々が続く事、 給料の支払いが遅れる事等を話したところ、全員が協力するから会社を立て直してと言ってくれ、 ますます背水の陣に拍車がかかりました。 とにかくやれるところまで命がけで頑張っていきたいと思っています。 bizgenki様にはとても勇気付けられ、本当に有難く、心より深く、深く感謝申し上げます。 また、このスレに関しましては、私にとっての『くもの糸』的な存在の為、しばらくこのままで残しておこうと思います。 また進展がありましたらご報告させて頂きますのでその際は、まだアドバイスを頂けますと大変有難く存じます。 貴重なお時間をお取り頂き本当に有難うございます。 がんばります!

noname#174466
noname#174466
回答No.2

つまり事業承継を目的とした「第2会社設立」と理解しますが、実務的には「事業譲渡手続き」等を行わなくてはなりません。 有形無形資産(ノウハウや顧客を含む)の譲渡手続きをするわけです。 債務はどの様に処理されるかはわかりかねますが、一部債権者からは状況により「計画的処理」と言われる事もあります。 窮地脱出には多少の犠牲が伴うのは致し方ない面もありますが、これは事業再生後に、一部債務を新会社が引き受けるなど、状況に鑑みた商業マナーを履行されるべきでしょう。 また顧客譲受けをされるのでしたら、設立計画はお話されたほうがよいですね。 道義的に納得しない債権者や、ライバル社があらゆる情報を顧客に流しますから。 第2会社設立は、全債権者の了解を得る場合と一部の場合がありますが、様々な環境があり、臨機応変に対応しなくてはなりませんからこの場では断定できません。 旧会社の商号を新会社が使用すると債務も自動的に引き継がなければならないなど債権者保護の規定もありますし登記で保全する方法もありますが、基本的には弁護士に相談するほどの内容ではありません。 (確か前々回に同様のケースで回答したと思いますからご覧下さい)

D1100
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 具体的なアドバイスに感謝申し上げます。 早速前々回の回答を拝見致しました。 境遇は若干違えど、非常に良く似たケースだと感じました。 bizgenki様の仰るとおり、今回の私の考えの根底には、事業継承があります。 事業譲渡、会社分割、第2会社、合併、株式移転・交換・・・様々な方法があるようですが、 実務的には、第二会社設立の再生方法でも、新会社に債務を引き継いでいく事になりそうですね・・・。 新会社に債務を持ち込んでしまうと、現会社と同じ経営状況に陥る可能性が非常に高いので できれば、各取引先(顧客譲渡)と綿密に話し合いをして、事業のみを継承したいと考えています。 称号に関しては、現会社のインターネット通販用の称号を使用する予定です。 (単なる販売部門の名前なので法人登録等はしておりません) 何とか現会社をできるだけ長く存続させ、新会社が軌道に乗り始めたら、 bizgenki様の仰る商業マナーを重視し、2つの会社を合併して、債務を全て返済して行きたいと考えています。 もちろんこんな都合の良い、甘い考えがそのまま通るとは考えておりませんが、 まず自分達が今何ができるのか、どうしたいのかを明確にする為、現在はこういった考えの下に動いております。 業務継承を考えるのならば、債務の継承についてもっと考なければいけませんね・・・。

  • k-josui
  • ベストアンサー率24% (3220/13026)
回答No.1

そこまできちんとした計画を立てたのであれば、弁護士に相談されたほうがいいと思います。 こんな掲示板での回答など誰も責任は持ちません。 会社の岐路に立ってそんな大切な事をただで相談しようというほうが無理です。 最悪あなたを陥れる回答が付いてそれを信用したら大変な事になります、弁護士に聞いてください。

D1100
質問者

お礼

ご回答いただき有難うございます。 弁護士との最初の相談を明日に控えており、会社存続や、業務継承の為 できるだけ具体的な相談内容にしたいと考え、 現在自分の調べた以上の知識が少しでも多く欲しくて相談させて頂きました。 確かに違う方向性を持った回答を頂く場合も考える必要がありますね・・。 ご指摘を真摯に受け止めさせて頂きます。 有難うございました。

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