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心理学の卒論で統計を使わなくてもいい題目は?
大学の3回生です。そろそろ卒業研究に向けて考え出さなければならないと思うのですが、なかなか決まりません。私は、統計等が苦手なので、心理学関係で統計を使わなくてもいいような題目を考えているのですが、たとえばどんなのがあるでしょうか?参考にさせてください
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こんにちは。 No.1の方は臨床を挙げていらっしゃいますが、 学部生レベルでは非常に難しいテーマでしょうから、 発達・障害系の観察という手をご紹介しておきます。 ただ、これは本当に、何日もかけて一人~複数の子供や障害者を観察し 逐一記録を取るというものですから、これはこれで、相当な労力です。 質問者様の学校に、発達系や障害系の教員がいないと 何を観察すればいいのかも分からないでしょうね; ただ、No.1の方がおっしゃるように、たいていの計算は SPSSやSASを利用して結果を出しますから、 独立変数が何で、従属変数が何で~ということさえ はっきりと認識しておけば、なんとかなります。 それも分からないほど統計が苦手なのでしたら、 担当教員や院生をつかまえて、とことん教えてもらいましょう。 卒論は、どれだけ上の人間をうまく使うかですよ。
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- backs
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質問者さんの所属している大学の教員が許せば、ですが、文献研究ならば統計を使わなくても大丈夫でしょう。それも、統計を使っていない論文の文献研究です。
- vzb04330
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心理学の教員です。 心理学の研究で統計をまったく使わないテーマとすれば、臨床的な事例研究をするということになるでしょう。 しかし、臨床的な事例研究は、学部の卒業研究として取り組むには、実際上かなり困難があります。 1つには、そうした事例に接することが難しいこと、また、2つめには、臨床事例に対応する上で必要な知識やスキルが決定的に不足していることが、その理由としてあげられます。 また、視点を変え、質問者ご自身の将来を考えてみますと、何らかの仕事に就くことになると思いますが、そういう場合、苦手なことをすべて避けて通ることができるかというと、おそらくこれまたかなり困難でしょう。 以上のことを考えると、ここは、「苦手であるから避ける」という方略を採ることは、決して望ましいとは考えられません。 心理統計においては、実際の計算は、おそらく市販の統計パッケージソフトを利用することになりますので、個々の細かい数式を理解する必要はありません。 とくに卒業研究のレベルでは、どういった場合にどういう統計手法を用いることができるか、あるいは妥当か、また、逆に、どういう統計手法は用いてはならないかという区別ができることと、得られた統計分析の結果をどのように理解し、解釈すればよいかを理解していれば十分です。 したがって、教員の立場としては、避けてしまうのではなく、指導教員の先生とも相談しながら、研究テーマや研究計画を決定し、具体的な方法や対象者を考える段階から、どういった統計手法を用いればよいかという見通しを得ながら、上記のように必要な、統計手法について勉強されることをお勧めします。