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オートクレーブで液体を滅菌する場合の正式な方法
お世話になります。 私は大学まで瓶に培地を入れて滅菌する場合には蓋を緩めて行うと習いました。 しかし、この度、職場でこのような意見が出てきました。 これらは一体どうなんでしょうか? ・蓋はしっかり締めて行う ・蓋を締めておかないと中の液量が(蒸発して?)減少して濃度が変わる ・(根拠はまだ聞けていませんが)蓋を緩めていると殺菌値(F値)が半分程度になる?とのこと 根拠がいまいちよくわからない部分がありますが液量に関しては多少の変動はもしかしたらあるかもしれないなぁと思ったりもしています。 検索しても概ね蓋は緩める派が多いようですが、正式な方法などあるのでしょうか?
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- elpkc
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密栓する場合は、基本的にバイアル瓶を使用してください。 それ以外は、冷却時破損、けがの恐れがあります。
- elpkc
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滅菌して、後の保存を考える場合は、密栓します。 試験管でアルミキャップ、シリコンスポンジ栓をして滅菌する場合も有りますが、確かに液は減少します。 使い分けは、培地濃度が正確である必要があるのか、 長期間保存しておく必要があるのか。 汚染される可能性を100%防ぐ必要があるのか。 ということです。 密栓しない場合は、急冷却時に容器内が減圧しますので、 汚染される可能性が高くなります。
お礼
やはり液量は減りますか。 濃度を重視するなら密栓がいいかもしれませんね。 ただ、減るといってもそんなには減らないでしょうから結果に大きな影響はないとは思いますが。 あと割れる危険性ですが、密栓しているとやはりリスクは高いのでしょうか? 瓶内部にも培地が入っているので滅菌中は瓶の内外での圧力差は少ないのかな?とは思いますが、一方で、オートクレーブ中での冷却中や外での冷却中には培地の液温が高いので内圧が相対的に高くなり、割れやすくなりそうな気はします。その辺のリスクについてわかりますでしょうか?
- stringf35
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私も瓶の蓋はひとまわしくらい緩めて行っています。 緩めないと内圧があがってひびが入ったりする、と教わりました。 ですが、よく考えると、オートクレーブは常圧下では100℃までしか 上がらない水の温度を、高圧をかけることで121℃などの高温にまで もっていくことで滅菌効果を発揮していると思います。 高圧化では水の沸騰がそれほど問題にならないのであれば、 蒸発して液量が減るということもないような気がしますが…。 実際、オートクレーブ後に液量が減った経験はないです。 あるいは、加熱するのが嫌なら0.22umのフィルターを通しても 滅菌できると思います。
お礼
ありがとうございます。今回の場合は熱で滅菌する必要があります。 液量については減るという意見もあるようです。正確をきすなら密栓がいいのかもしれませんね。それで割れなければ問題はないでしょうし。
お礼
ありがとうございます。 ところでバイアル瓶なら大丈夫な理由は何でしょうか? 機構は滅菌瓶とあまり変わらない気もするのですが。 ちなみに私のところの滅菌瓶は 400ml位の瓶で、 蓋にはパッキン、瓶にはシールリングを付けています。