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「大洋の中心は淡水」は間違い?

以前、「大洋の中心は塩分濃度が低く、場所によっては淡水のところもある」と言う話を聞いたことがあります。何かで読んだのかもしれません。 また、この説の根拠として「海水中の塩分は、陸地から溶け出した塩なので、陸地に近いほうが濃く、海洋の中心部に行くほど薄くなる」というものでした。 しかし、ネットで調べると、そういうことは、いっさい見当たりません。 蒸発や、降雨の関連で、多少海洋上の塩分濃度の差がある程度。 やっぱり、淡水があるというのは嘘だったのでしょうか? 何か、古い小説で読んだような気もしますし、映画の台詞だったような気もします。 漂流者が、たまたま海洋の中心部を漂っていたため、海水を飲めたとか… なにせ、今日まで僕はこの説を信じ込んでいました。 作り話にせよ、なにか話の元となった契機があるのではないかとも思い、質問してみました。 面白い話だと思っていたのに、間違いらしいと言うことが分かってきて残念です。

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  • debukuro
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回答No.1

南大西洋のことじゃないでしょうか アマゾンの雨季には大量の真水が沖まで流れ出します 真水は海水よりも密度が小さいために海水の表面に広がります でも中心というような沖合いではなく沿岸です 表面は真水だが1メートル下は海水というようなところは大河の沖ではよくあります >漂流者が、たまたま海洋の中心部を漂っていたため、海水を飲めたとか… アマゾンの河口から10海里(約18km)も離れると陸地はまったく見えません 多分こういう状況だったと思います 海水と大気は地球規模で大循環をしているので成分はどこも変わりはありません

noname#83369
質問者

お礼

早速の回答をありがとうございます。 ほお、アマゾンの河口沖に真水ですか。 なるほど、密度が小さい=軽いわけですから、しばらくは表面を漂うわけですね。 これはたしかに面白いです。 陸地も見えない大海原にいて、真水ですから面白いです。 でも僕の聞いた記憶では海の中心なんです。 やっぱり僕の聞いたその話は変ですね。 ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.2

 一般的には沿岸に近いほうが河川で薄められるので、塩分濃度が 低くなります。塩分が薄いことで知られるカナダのハドソン湾では、 河川の流入が多いうえに寒冷地で蒸発がほとんどないことから、 大西洋に比べて数%も塩分が薄いです。  また大洋では、蒸発により表層の塩分濃度はむしろ高まります。 海水はたしかに陸地から溶け出した塩分に由来しますが、それは 何億年前も昔のことです。もし現在でも陸地から塩分が供給され ているのなら、海はどんどん濃くなるいっぽうですが、そういう 事実はありません。  そうなると可能性としては、#1さんが指摘されている大河の 沖合いが考えられますね。少なくても大洋の中心にはないでしょう。

noname#83369
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうだと、どう考えても海洋の中心に淡水は有り得ませんね。 塩分は何億年もかかって溶け出したんですね。まあ、それを考えると塩分が海全体に均等に広がる時間の方がずっと短いでしょうね。 ハドソン湾の塩分が薄いなど、面白いですね。 僕はてっきり、大洋の中心に固有の淡水魚すら居るのではないかと思っていたのです。

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