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抗菌薬論文に出てくる「検出」「同定」「分離」の違い
抗菌薬に関する論文を見ていると、「検出」「同定」「分離」という言葉がよく出てきます。 それぞれの違いを教えてください。 「検出」「同定」「分離」はそれぞれ、どのレベルのことを言っているのでしょうか? つまり、どういう手順を踏んで「XXが検出/同定/分離された」というんでしょうか? またこれらが同じ意味で使われているように感じることがあるのですが 気のせいでしょうか? 例えば、患者集団での原因菌の内訳を述べているところなどで。 できるだけ詳しく教えていただけると大変助かります。 宜しくお願いします。
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noname#87716
回答No.2
傷から出てきた膿を染色して顕微鏡で見たら細菌が見えた。「検出」 その膿を培養してしてみた。「分離・分離培養」 分離培養して得られたコロニーを構成する細菌の性状を調べて、 その細菌がなんという名前の細菌であるかを特定する。「同定」 患者集団での原因菌の内訳を述べているところで、「同定」まで 済んでいれば、「MRSAが検出された・MRSAが分離された」という 表現が使われるのは不自然ではありません。 原因菌の名前が明記されていれば、それは「同定」が済んでいる ということになります。
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- Aman_Jack
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回答No.1
細菌検査の経験者です。私の理解では以下のように使い分けられていると思います。 「検出」:検体の中に特定の菌が存在していることを確認すること。 「同定」:検体から分離された菌の菌種を特定すること。 「分離」:複数の菌種から、1つの菌種を分けること。
質問者
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ご回答ありがとうございました。
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