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"清潔好きなxx"と"清潔なxx"の違いは?
- 「清潔好きなxx」と「清潔なxx」は微妙に意味が異なります。前者は本来は綺麗好きな印象を受けるが、現状は汚いかもしれないというニュアンスが含まれます。後者は好む・好まざるに関わらず綺麗であるという印象を受けます。
- 「清潔好き」と「綺麗好き」は少し違いますが、基本的には同じ意味です。「綺麗好き」は整理整頓や掃除も含む綺麗な状態にすることが好きな人を指し、「清潔好き」は抗菌アイテムや潔癖症のような清潔さにこだわる傾向のある人を指します。
- 「清潔好き」という言葉は一般的な言葉ではありませんが、会話やブログで使用されることがあります。新しい言葉と言えるでしょう。
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おはようございます! 1)清潔好きという言葉はありません。方言でもありません。奇麗好きとの間違いから生まれた物ではないかと思います。変に思えますが、意味はなんとなく通じます。 2)違うと思います。でも主語が人の場合は同じになる事もあります。清潔な人はおおむね清潔好きですよね。 3)奇麗好きの意味の中に,清潔にすることが好きという意味も含まれているので、同じです。清潔と奇麗は違います。 4)は後述します。 日本にいる外国人の子供と日本語で会話するボランティアをしています。 楽しくおしゃべりするだけで、教えるボランティアや日本語の先生ではありませんので、文法的に正確な答えではないかも知れませんが^^; 4) ナ形容詞という言葉が出てくると言う事は、 質問者様は外国語として日本語を学ばれたのでしょうか? 日本の形容動詞は、英語では形容詞特別が無いので、混乱される方もいらっしゃいますよね。キレイという言葉は、きれいだ、きれいな、きれいに、など、きれいの後が変化する形容動詞です。清潔という言葉は、名詞である一方、清潔だ、清潔な、清潔に・・・と変化する形容動詞にもなります。好きという言葉は、好くという動詞から生まれた名詞であり、同時に好きだ、好きな、好きに・・・などと変化する形容動詞です。そして○○好きという形で、名詞に着いて複合語を作ります。きれい、は名詞ではないのに、好きがつく複合語になりえるのか、というのは直接質問にはありませんが、ここで混乱されていませんか? 奇麗好きの語源は定かではありませんが、比較的新しい言葉のようです。 その時にはすでに、奇麗という言葉には美しいという意味のほか、清潔の意味がありました。○○好きという言い方もすでにありました。何かを好く(人)、という言い方で、女好き、本好き、などです。清潔にすることが美徳として意識され始めた頃、その美徳を備えた人の事を指して綺麗好きというようになったのだと思います。文法的に、名詞+好きの形には当てはまりませんが、奇麗好きは習慣的に、他の、子供好き、女好き、本好きなどと同じようにこの場合の奇麗は奇麗にする事として名詞のように使われることになったのだと思います。 きれい【奇麗】という言葉は、綺羅からきています。綺羅というのはは、きらびやかな錦の布、それで出来た美しい着物の事でした。また、奇には珍しいという意味もあり、奇麗にはめったにない美しい物の意味もありました。奇麗=ビューティフルの意味が先にあったのです。きれいな人!と言った時、人がまず思うのは容姿の奇麗さです。奇麗という言葉に引きずられて、奇麗好きという言葉が、できた時の清潔が好きという意味から、お友達の言うように片付けや外見を整えるという意味に近づいていった、そしてまた奇麗好きな奥さん、などといったときには、掃除に加えて整理整頓が得意な事が重要ですから、実用面でも整理整頓好きな意味で使われる頻度が上がったのではないかと思います。そこからさらに、昨今の抗菌ブームや感染症対策として、清潔という言葉が昔よりも頻繁に聞かれるようになりました。清潔にするという言い方での奇麗好きの使用頻度が減り、清潔という言葉が台頭してきた結果、清潔好きという言い方をする人が出てきたのかもしれないですね。清潔好きな人が片付け上手とは限りませんもの。 長くなってしまってごめんなさいね^^; 言葉は変化していく物なので、厳密に分類できない事もあるかと思いますよ。 全然+肯定のように、今は間違いでも数年後には使う人が増えているかもしれないですね。 でも個人的には、せいけつ好きより奇麗好きを推します。その方が奇麗ですから^^
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ANo.4です。 形容動詞をどう定義するかというのはいろいろ説がありますが、「な」とか「好きな」は別の語にくっついて形容動詞を作る語ですよね。 だから「清潔な」「清潔好きな」は形容動詞と考えてもいいと思います。 形容動詞というのは無くて形容詞の活用形の違うものと分類する学説もありますね。 「な」はけっこうぬえ的な言葉で「おおきな」はあるのに「おおきだ」は無いとか、「最初だ」みたいに「だろ・だっ・で・に・だ・なら」には活用するのに「最初な」という活用だけ違和感を覚えるのもあります。(「最初の」に置き換えると解決する) 「~な」という形は文語の「~にあり」の短縮「~なり」から来ているにすぎないからそもそも形容動詞という分類はいらないものではないかという説もあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E5%8B%95%E8%A9%9E ともかく「~な」という形容動詞は一種のグレーゾーンなので、定義にこだわるのは避けた方がいい言葉としてそっとしておいた方が良い種類のものと思うのです。 文法というのは、今使われている言葉の中に法則性をみつけるものと考えて、使われている言葉の方を中心に考えるべきではないでしょうか。文法の方が先に制定されて、それにのっとっていろいろな文章が考え出されてきたわけではないと思うのです。 動物行動学の話は余談というか、そもそもそれこそ言葉の遊びなんであまり深く考えないで下さい。笑えなかったらごめんなさい。
お礼
wikiの紹介ありがとうございます。 そこを読むと「綺麗」が例文として挙げられていますね。 名詞と形容動詞の区別も、国語を教える時便宜的に同じような扱われ方をしているのではなく、実際に限りなく近いものだという事が、なんとなく感覚的にわかってきた気がします。 知らない単語に当たると、文法や辞書に頼ってしまう癖があり、つい拘ってしまいました。使う言葉の持つ感覚的な理解というのは大切ですよね。なかなか難しいですが、面白くもあります。 (↑に書いた「なんとなく」の感覚をつかめた時も嬉しかったです。) 勉強になりました。ありがとうございました。
1.あります。 使用例↓ http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E2%80%9C%E6%B8%85%E6%BD%94%E5%A5%BD%E3%81%8D%E2%80%9D&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai= 2.自分で書いていらっしゃるとおりで、違います。 3.違います。書いていらっしゃる通り。 4. 私のコンピューターに入っている辞書・大辞林によると以下の通りです。 ずき 【好き】 名詞の下に付いて複合語をつくる。 (1)それが好きであること,またその人を表す。「文学?の少女」「酒?の人」 (2)それに好かれる性質をもっていることを表す。「人?のする性質」「女?のする容貌」 この何かとくっついて別の言葉、新しい言葉、概念を生み出すというのは言葉の重要な、おもしろい機能と思います。 言葉の上でしか成り立たない概念とか、言葉から先にその存在に気付くとか、抽象化だとか推論だとか、人間らしい知能の活動なのだと思いますが。 「清潔」がわりと新しい概念だとして、そこから清潔好きという言葉が生まれるのには合理性があって、また耳慣れない言葉だとしてもすぐに理解できる力を持っている、生きた言葉のように思います。 「清潔」は「衛生」などと関連して現在使われているような意味(殺菌的な)に発展しているのではないですか? 「きれい」に今で言う「清潔」も含まれていますが、「きれい」は見た目や聞いた音が(わりと表面的に、印象として)美しく整っている、感覚的な物であって「見た目にきれいだけど実際は不潔」なことはたくさんあると思います。 元の清潔の意味とは違うのかもしれないですが「見た目にきれいだけど実際は不潔」が言葉として通用するということは「清潔⇔不潔」が今はそういう概念(衛生、非衛生)として捉えられているしるしと思います。 理屈を言えば豚が人間のような「清潔」「きれい」というような概念は持ちえない(豚は人間式に考えたり、「好き」だと感じたりはしない)わけですから、清潔好きかどうかなんて動物学的にはわかりゃしないわけですが、ある種擬人化した表現なのですよね。
お礼
お礼を忘れ、大変失礼しました。 ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 「清潔好き」という複合語の「清潔」が名詞としての意味だとすると、形容動詞的な意味は持ちませんか? どうも形容動詞的な意味の方で使われている気がするんですが・・・。 また「綺麗」は名詞ではなく形容詞ですが、「好き」とくっつくと名詞的な意味を持つようになるのでしょうか。 豚の考えている事はわかりませんが、不潔な環境より、清潔な環境を好むから、あの生き物は綺麗(清潔)好きだというのが一般的だそうです。人間から見て、不潔な状態より清潔な状態を選んで行動するから、そのように言われているようです。確かに、動物には自分の糞や尿を避ける行動をとるものもいますが、それが汚いと思っているからだとまではわかりませんよね。 でも本題とは関係がないので、例に豚を使わなければ良かったです。答えにくくなってしまい、すみませんでした。
- cxe28284
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1 辞書にはありませんが、多くの人が使い始めたら言葉として認知されます。 清潔好きもそのひとつでしょう。 2「清潔好きな」は人を修飾します。清潔好きな○○さん 「清潔な」は場所を修飾します。清潔なキッチン 清潔なトイレ 3「清潔好き」と「綺麗ずき」 清潔は見た目もきれいで衛生的 綺麗は見た目きっちりと片付き美しい でもほとんど同じ意味に使われると思います。 あまり神経質になることはありません。 4 清潔が好き 綺麗が好き 清潔好きも綺麗好きも形容動詞としてと使われている一つの言葉だと思います。
お礼
補足には書いたものの、お礼をつけ忘れていました、大変失礼しました。 遅くなりましたが、ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 なるほど、方言ではなく、言葉未満の言葉なのですね。 No.1さんのように違和感を持たれるかたもいるのは、発展途上の言葉だからでしょうか。 皆さんの回答を見ていて、「綺麗」にbeautifulとcleanの意味が存在するために、本来clean寄りの「綺麗好き」の中の「綺麗」が、「美しい」と混同された。cleanのみを意味する言葉として「清潔」が「綺麗」の代わりに当てられるようになったのではないか、と思えてきました。 4 名詞+形容動詞(ナ形容詞)、形容動詞(ナ形容詞)+形容動詞(ナ形容詞)という成分の違いは関係なく、複合語として一語だ、という理解でいいでしょうか。
- kid1412
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豚が清潔好きかどうかは知りませんが、仮に豚を例にとってみましょう 「清潔好きな豚」=豚にとっての清潔状態を保とうとする豚。ここでは、豚の健康にとって害になるような汚れをその豚が嫌う事を意味する 「清潔な豚」=人間にとってその豚が清潔である 「綺麗好きな豚」=(そんな豚はいませんが)身なりや住む場所を整える事を気にする豚・・・豚は気にしないので綺麗好きは人間にしか使えませんね
お礼
遅くなりましたが、ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 「清潔好き」は実在する言葉なのでしょうか。 >「清潔な豚」=人間にとってその豚が清潔である 客観的に判断される事象であり、豚の主観は関係ない、と言う事ですね。 綺麗好き」を辞書で引くと「清潔である事を好む事。また、その様や人。/goo辞書」「清潔を好む性質。少しの汚れもいとう性質。/広辞苑」とあるので、主体が綺麗にする行為(「身なり休む場所を整える」)必要はないと思います。清潔な状態が好きなだけなら、人間以外にも使えるのではないでしょうか。 でも「清潔な(きれいな)布巾」はありますが「清潔(きれい)好きな布巾」はありませんから、主体は生き物に限られそうです。
- born1960
- ベストアンサー率27% (1223/4397)
1「清潔好き」なんて言葉は私自身は使ったことがありません。 「綺麗好き」はもちろん使います。 2 清潔好きって言葉にちょっと違和感を感じますので、ここは「綺麗好きな××」と「綺麗な××」に変えさせてもらいますが、明らかに意味は違いますね。「綺麗好きな××」では××は綺麗じゃなくてもいいです。部屋を綺麗にする人本人が綺麗でなくてもいいわけですね。しかし「綺麗な××」は××は一般的な評価で綺麗でなければいけません。 3 清潔には、たとえば外出後にうがい手洗いなどの消毒を感じます。綺麗好きは部屋や車の中とかゴミの落ちていない状態にすることを言いますね。 4 清潔好きという言葉があるとすればその成り立ちは綺麗好きと同じだと思います。
お礼
お礼入力を忘れ、大変失礼しました。 遅くなりましたがありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 1 「清潔好き」は一般的に違和感のある言葉なのですね。 2と3 「綺麗」にはclean(清潔な)とbeautiful(美しい)の両方の意味がありますが、「綺麗好き」を辞書で引くと「清潔である事を好む事。また、その様や人。/goo辞書」「清潔を好む性質。少しの汚れもいとう性質。/広辞苑」とあるので、「綺麗好き」という複合語の中の「綺麗」はcleanのみで、美しいと言う意味はないのではないでしょうか。 「綺麗好き」を実際に使う場面では、清潔にするより片付けるイメージの方が強そうなのですね。 そうすると、「綺麗好き」(片付け主)から、より限定的にするために「清潔好き」という表現が出てきたのかもしれませんね。 4 綺麗(形容動詞・ナ形容詞)+好き(形容動詞・ナ形容詞)で、「綺麗好き」と同じだとすると、 清潔(形容動詞・ナ形容詞、名詞)+好き(形容動詞・ナ形容詞)の場合「清潔」は名詞ではなく形容動詞として扱われているのでしょうか。それとも「綺麗」が名詞的に使われているのでしょうか。
お礼
日本語は、自然と身に付いた・・・というかどこかで学んだ事はありません。話したり読んだりするのにほとんど不自由しないものの、書くとき文法に怪しい所があったので本で勉強しました。その時使った本が外国人向けの日本語教育書だったと思います。 ナ形容詞もその時覚えた言葉です。日本では通じない事があったので形容動詞と両方表記してみました。 >混乱されていませんか? 名詞+「好き」という形があるならば、綺麗さ好きとなるのでは、とも思いました。 が、解決しました。 「綺麗」の語源解説もありがとうございます。 綺麗→綺麗好き→清潔好きと派生発展していく流れがわかりました。 全然+肯定系は、違和感を持たれながらも意味は伝わります。 清潔好きも同じようなものなんですね。 今後、表立って使う時は「綺麗好き」にしようと思います。 でも、機会を狙って「清潔好き」も試してみようと思います。実践してみないとそれこそ食わず嫌いになりそうですから。