• ベストアンサー

二重否定にはならないの?

勉強と暇つぶしをかねて、ここ「教えて!」を読ませていただいているものです。 さて、他の方がされた質問(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4959906.html:締め切り済み)ですが、よく分らないところがあるので便乗して質問させてください。 In summer there isn't the least rain in that part of the country. という文で、 ・ the least rain が isn't と否定されているので、「(多少は)雨が降る」と解釈することはできないのでしょうか。(元のご質問も、この趣旨か) ・正しくは「ちっとも雨が降らない」という意味だそうですが、そうなるのは 「There wasn't nobody 誰もいなかった」と同様の、 「二重否定」→「否定を強調」ということでしょうか。  

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.1

突き詰めるとなぜこれを否定の意味にとるのかというのは、ネイティブスピーカー達がそれこそ長い時間をかけて積み上げてきた結果というほかないわけです。おっしゃるように「最少の雨は降らない→多い雨なら降る」と解釈できないとは言い切れないのですから。 しかしこれでは回答にならないので多少解説を加えると、これには最上級やそれに類する極端な意味の単語が持つニュアンスが関係しています。 こういう極端な語はそれ自体 even「でさえも」を持つことが多くあります。「最少の雨さえも降らない→ちっとも降らない」というわけです。類似の例として The strongest man cannot do it.「最強の男でもできない」 Scientists do not know about it.「科学者も知らない」 Monkeys can do it.「猿でもできる」 scientist は並外れた知識の持ち主と解釈することができ、monkey は本来の猿というより並外れたバカというニュアンスです。もちろん even を伴ってもいいのですがなくても構いません。また前後関係によっては even の意味を考えない方がいいこともあります(むしろ頻度としてはそちらの方が多いでしょう)。 以上から not the least は一種の強意と言えます。しかし There was not nobody. のようなケースは古い言い方が非標準な言葉に残っているだけであり今では誤りとされるものです。標準的な言い方でこのような強調をすることはなく、またこういう話し方をする状況ではとくに強調の気持ちがなくてもこうなるので必ずしも強調とは言えません。日本語のように論理的には行かないのです。

mota_miho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (12)

回答No.3

こんにちわ、まだ質問を締め切っていないので簡潔に答えたいと思います。 leastは形容詞、名詞、副詞で文中で用いられます。 In summer there isn't the least rain in that part of the country. この文だとleastは形容詞として用いられてrainを修飾しています。 least rain=最低量の雨 となります。 よってそれを否定するわけですから 最低の量の雨も降らないとなります。 またThere wasn't nobodyは文法的に誤った文です 正しくはThere wasn't anybodyです。

mota_miho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.2

現代の日本語には「~ない」という否定語しかないのですが,英語には not, no, never の他,little, few, seldom, rarely や,比較の形になった less, least などの否定語があります。 not は日本語の「ない」に近く,何とかわかりますが,他の語は私たちには理解しにくいところがあります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3594568.html ここでも詳しく説明していますが, Nobody came. のような英語を日本人は何とか There was nobody who came. のように「来た人は誰もいなかった」 とするものだから, Nobody didn't come. という英語を見ると, 二重否定=肯定と感じてしまいます。 でも,実際には,否定の追認的に,否定になります。 確かに非標準的な英語ですが,歌詞などでは普通に使われますし, ネイティブの方なら,無理なく否定と解釈してくれます。 上の質問に,「二重否定が否定なんていう専門家がいる」とけなしている人がいますが, There was nobody who didn't come. なら二重否定=肯定 Nobody didn't come. は否定です。 本題に戻りますが, not the least 不可算名詞 の場合は「わずかさえない」という否定になります。 not in the least = not at all「まったく~ない」という熟語もあります。 I haven't the slightest idea. 「ちっともわからない」という慣用表現もあります。 (慣用表現なので,don't have としません) これも,「わずかさえない」という否定になります。 これを haven't the least idea とすることもあります。 これは Nobody didn't ~が否定に感じられるのとは別の感覚だと思います。 しかし,not least で「特に」という強調になる慣用句もあります。

mota_miho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A