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ガラスの作製

ガラスを作製するときは、基本的に高温で溶かして急激に冷やしますよね。 その時、できたガラスが透明でない事ってあるのでしょうか? もちろん、その組成がガラス化範囲にあると記述してある場合です。 論文と同じ条件で作製しても「透明な」ガラスが作製できないことってあるのでしょうか? 論文には透過率のことは書いておらず「ガラス」は記述してあります。

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回答No.1

1)ガラス化範囲は冷却速度により異なります。 (超急冷すれば通常ガラス化しない組成でもガラス化しますし、炉冷等の徐冷では 通常ガラス化する組成でも結晶化することがあります) 2)清澄(融液中の気泡除去)が十分出来ていないと、泡のために白濁します。 3)結晶化しやすい組成の場合、ガラスを冷却するときの型等が汚れていたら、その汚れが結晶核となり、表面失透(表面での結晶化)を生じることがあります。 4)最終組成は同じですか?溶融中に一部の成分が揮発して仕込み組成と変ることがあります。また、使用するルツボ等からの溶出により核形成が促進され結晶化しやすくなることもあります。 以上が考えられる要因ですが如何でしょうか?

isoppu-1
質問者

お礼

>溶融中に一部の成分が揮発して仕込み組成と変ることがあります。 なるほど、このパターンがありますね。ありがとうございました

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