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豈期 豈惟 豈唯の読みと意味を教えて下さい
豈期 豈惟 豈唯の読みと意味を教えて下さい 詩吟に出てくる言葉のようですが、古文の一種でしょうか? お願いします。
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「豈」という文字は、漢文の文章でよく目にします。 「あに」と読みます。 「あに・・・(や)」とか、日本語でも古風な言い方の中で出てくることもあります。 「豈期」などのように、「豈」の後の語が「あに・・・」の「・・・」の部分に相当するわけです。 漢文に出て参りますから、当然ながら詩吟にも出てくるわけです。 本来漢文(中国の古典)ですから、「(日本の)古文」に出て来るにせよ、本来の日本の言葉ではありません。 「人間到る所青山在り」という有名な言葉をご存じでしょうか? これは釈月性の「将東遊題壁」という詩の一節なのですが、この詩の中にも「豈期」という文句が出ております。 → http://www2.odn.ne.jp/~hag38830/BBS/KANSI/kansi-meigen-meiku/02-jinkan-itarutokoro.htm 「惟」は、日本でも人名に使われたりしている字です。 読み方は「おもう」か「これ」。「思惟する」の「惟」です。 ちなみに、人名としては「たもつ」「のぶ」「よし」などとも読ませるようです。 「唯」は、もっと日本語で使われるのが多い字です。 読み方は「ただ」。ものごとを「限定」する「ただ」です。 「豈惟」にしろ「豈唯」にしろ、その部分だけを取り出しても、あまり意味をなさないかもしれません。
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- he-goshite-
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1.「豈」は,「あに」ですね。「あにはからんや」などと今でも使います。 2.これらの使われている「詩吟など」の文の前後関係がまったく分からないので,あくまで推測ですが, 挙げられた3例はそれぞれ2文字ずつでまとまった単語(熟語)なのではなく, 二番目は「あに」+「これ」,三番目は「あに」+「ただ」などと読むのではないでしょうか。