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レーニンについて
最近、ソ連の建国者だったウラジミール・レーニンに関する事を調べています。 レーニンの具体的な行動や経緯などは以下のサイトで調べましたが http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3 レーニンのことを色々と調べていくと、こんな恐ろしいエピソードも聞かれます。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/yamauchi.htm http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/nakazawa.htm http://f31.aaa.livedoor.jp/~jcpw/leninketu.html http://fujiwara-shoten.co.jp/main/ki/archives/2006/06/post_1393.php 上記のサイトから、レーニンは敵対勢力や聖教者、労働者等に対する粛清や食料収奪等の圧政を行ったらしく、数百万の人々が命を落としたそうですが…… 一方では http://benkaku.typepad.jp/blog/2009/04/post-59e1.html http://www.mcg-j.org/mcgtext/MEL/lenin/hitobito.html http://members3.jcom.home.ne.jp/wing-pub/book/book012.html http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/marxism_lenin_nihonron.htm http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/8594/1/81057_49.pdf http://www.amazon.co.jp/review/R1B88V4OWH8OG9 と、人種問題やフェミニズム等に積極的に取り組んでいたそうですし、スターリンの手法となる個人崇拝もレーニンは厳しく戒めた面もあります。 独裁者は大抵、ヒトラーやスターリン、ネロみたいに家庭環境に恵まれなかったり、心から信頼できる人や理解者がいなくて孤独な境遇に立たされているのですが、レーニンの場合を見ているとクルプスカヤという伴侶もいましたし(イネッサって方と不倫関係はあったみたいですが)、家族関係も悪くなかった事から凶悪な独裁者になりえる要素が殆ど見当たりません。 http://members.jcom.home.ne.jp/nokato/data4.htm レーニンの非人道行為についての情報は直接関わった事が無いので確証はし兼ねますが、もしそれが本当だとして、何がレーニンやボルシェビキを凶行へと走らせたのでしょうか?
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- yatiyochan
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>何がレーニンやボルシェビキを凶行へと走らせたのでしょうか? 「共産主義者は彼らの目的は既存の全社会組織を暴力的に転覆することによってのみ達成できると公然と宣言する」(共産党宣言)とあるように、共産革命というのはマルクス、エンゲルスの著作を金科玉条とする暴力至上主義ですね。 人間心理からすれば、暴力によって敵をいったん打倒した後は、今度は当然同じ暴力による報復を恐れます。したがってそれを防ぐ方法は、敵対勢力を徹底的に根絶することしか方法がありません。 >凶悪な独裁者になりえる要素が殆ど見当たりません。 レーニンが、たとえ個人的にどんなに高潔な人物であったにせよ、暴力革命という手段をとったからには、権力を守るためには冷徹にならざるを得なかったのでしょう。帝政時代からあった秘密警察機構をさらに組織化して反革命を弾圧させた張本人はレーニンであったこと、そしてかれが完全な独裁者になる前に死去したために神格化され、それを受け継いだスターリンが負の側面を一手に引き受けた形となったわけですが、ふたりの行いは大同小異であっただろうと思われます。スターリンだって存命中は「優しいスターリンおじさん」などという記事が朝日新聞に載っていたのですから。
- tanuki4u
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レーニンやボルシェビキを凶行 ↓ できると思わなかった革命が成功しちゃったから。 言い方を変えると「天狗になった」俺って、間違いなし! 一種の宗教的な完全無欠さを信じたからでしょうね。
お礼
回答、ありがとうございます。 >できると思わなかった革命が成功しちゃったから。 >言い方を変えると「天狗になった」俺って、間違いなし! >一種の宗教的な完全無欠さを信じたからでしょうね。 毛沢東も突出したゲリラ戦法や兵の統制で、日中戦争や中国内乱に勝ち抜いて見事中国の首脳になりましたが、自信過剰のあまりに大躍進やって5000万の餓死者を出してしまって(朝鮮戦争のトラブルも重なっていた事もありますが、こうした背景から少なくともスターリンやヒトラーと違って“故意”に大勢の死者を出す目的で行った政策ではないようです)、国家主席の地位から退いたといいますからね。 「15年以内にイギリスを追い越す!」等堀江 貴文ばりのビッグマウスが目立った毛沢東ですが、堀江と違うのは「中国人による中国人の国を建国した」訳で、今でも中国で慕われているそうです(個人崇拝もあるみたいですが)。 でも自信過剰は返って厄を招く事を改めて実感します。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 >「共産主義者は彼らの目的は既存の全社会組織を暴力的に転覆することによってのみ達成できると公然と宣言する」(共産党宣言)とあるように、共産革命というのはマルクス、エンゲルスの著作を金科玉条とする暴力至上主義ですね。 >人間心理からすれば、暴力によって敵をいったん打倒した後は、今度は当然同じ暴力による報復を恐れます。したがってそれを防ぐ方法は、敵対勢力を徹底的に根絶することしか方法がありません。 なるほどね。ロマノフ王家を暴力で転覆させた訳ですから、帝政支持者からの報復は当然来るでしょうし、党員専用の別荘や列車を作るなど「赤色貴族化」の原因はレーニンにありますが、レーニン自身も暗殺されかかったし、身を守る為の手段として別荘や特別列車を作るのも無理もありませんね。 >レーニンが、たとえ個人的にどんなに高潔な人物であったにせよ、暴力革命という手段をとったからには、権力を守るためには冷徹にならざるを得なかったのでしょう。帝政時代からあった秘密警察機構をさらに組織化して反革命を弾圧させた張本人はレーニンであったこと、そしてかれが完全な独裁者になる前に死去したために神格化され、それを受け継いだスターリンが負の側面を一手に引き受けた形となったわけですが、ふたりの行いは大同小異であっただろうと思われます。スターリンだって存命中は「優しいスターリンおじさん」などという記事が朝日新聞に載っていたのですから。 自国民を片っ端から虐殺したロベスピエールやポル・ポトだって、元々は高潔で真面目な人だったと言われますし、ヒトラーでさえも女性には優しかったと言われていますからね。 帝政ロシアはアメリカ並に人種差別が酷い国だと聞きましたが、ニコライ二世一家を裁判抜きで処刑したし、レーニンが殺害命令を下した地域もウクライナ等ヨーロッパの地域が殆どだし、そんなに帝政ロシアを恨んでいましたかね?! いずれにせよ、恨みを買うようなマネはすべきでないと思う、今日この頃。