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落語家さんの技術について
わたしはあまり落語に詳しくないのですが 「この噺はこの人がやると味がある。」 など聞きます。自ら作った新作落語なら独自の切り口で他の落語家さんと差別化できます。 でも落語家の方は他の落語家さんと大体同じ道筋で同じ噺をする場合が多いわけですよね?どうやって自分の個性を表現してかつ他の落語家さんと差別化することで独自の味を出しているのですか? また参考になりそうなサイトなど紹介してください。 ご回答お願いします。
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古典落語における「差別化」の要素 1.マクラ(導入部における、噺の説明を兼ねた漫談) 2.新たなクスグリ(ギャグ) 3.新たな伏線の導入 4.登場人物の「性格」「話における役割」の再解釈、再構築 5.新たなサゲ(落ち) 6.演者そのものの「フラ」(なんともいえないおかしさ) 今、思いついたのだけでこんなところでしょうか。瀧川鯉昇師を頭に思い浮かべて 書いてみました。 これらを全部やろうとすると、新作落語に匹敵する労力が必要だと思います。 どれか一部だけでも、独自の味として十分評価されるでしょう。 ただ、噺家さんも修業中の若いうちはこんなことは考えすぎず、まずは基本に 忠実に話すことを期待されるように思います。 年とってからも基本のまま、という人も残念ながら多いですが。 落語関係の情報は書物のほうが面白いですが、そんな中で私の好きなサイトを ご紹介しておきます(桂平治師)。 読んでいるうちに、平治師の師匠である十代目文治師が聴きたくなって、CD買って しまいました。
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- jasko
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噺家さんは噺が芸です。 口跡、語り口が命です。 たとえば「時そば」という演目は多くの人がやってます。 名人上手と言われる噺家から若手まで多くの方がやっている。 それらを聞き比べてみればその違いや芸の幅、深さが分かると思いますよ。 お時間があれば一日、寄席で粘ってみると、その独自の味が分かると思います。
お礼
時間がないのでまず落語のDVDを借りてみます; 回答ありがとうございました。
お礼
URL非常参考になりました。 回答ありがとうございました。