• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:味のある噺家ご存知ないですか?五代目志ん生のような)

五代目志ん生のような味のある噺家を探しています

このQ&Aのポイント
  • 高校時代に円生・文楽さんから入り、五代目志ん生のCDやテープをほぼ全て聴いてしまいました。
  • 実人生から来るような‘味’がにじみ出てる噺家さんを探しています。
  • 立川談志さんの省みたいな毒も冴えた枕の長い話も聴きたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#202494
noname#202494
回答No.1

こんにちは、 私は、古今亭志ん朝さんのファンでした。お父さんの志ん生さんに比べて、少しだけ現代的と、いうか昭和的です。 志ん朝さんの談話で、五代目志ん生さんは、晩年でこそ、豪放磊落・融通無碍な、自由気ままな芸風でしたが、若い頃には”まっちかくな”(真四角な?)芸の持ち主であった、と聞いた事があります。 戦後、満州からかえっていらして、”化けた”とも、きいています。 うろ覚えで申し訳ないのですが、談志さんも確か、志ん生さんの芸を、”最初っから、ああ、ぞろっぺいではいけない。芸を磨きに磨いて、その結果の、何をどうやっても落語にしおおせてしまう、自由気ままさだ。”とおっしゃっていました。それでご自分のお弟子さんには、志ん生さんよりも、金馬さんや馬生さんから学んでゆくように勧めたのだと、私などは思います。 三代目三遊亭金馬さんは、頭がぴかぴかで、豪快で、子供だった私にもわかりやすい話しぶりでした。大衆の芸に徹した方だったとのことです。薮入りです。 http://www.youtube.com/watch?v=3v0E6dO8yrs 艶笑小話。:) http://www.youtube.com/watch?v=8UGw_3xPzMg 十代目金原亭馬生さんは、ご存知の通り、志ん生さんのご長男で、私は、”たがや”を聞いた事があります。お父さんよりいい男でした。お母さん似だったのかもしれません。筋が通るの話をしておられたように思います。お侍さんがお上手だったような。 映像はありませんが、目黒のさんま http://www.youtube.com/watch?v=CyEUlmG6LII 若旦那ものは、文楽さん、とか、怪談は彦六さん、とか、人情話は円生さん、とか、あったように思います。(昔の話です。) 昔は、きわめて垢抜けなかった、小三治さんが、とてもお上手になられたり、大好きだった、枝雀さんがなくなってしまわれたり、有為転変がありますね。 枝雀さんは、私、”宿替え”が好きです。これからの方だったんですが、残念です。 全然、回答になっていませんが、一応、落語好きの独り言として、お受け取りください。

marc2bolanti
質問者

お礼

 お早う御座います。お礼遅れ御免なさい。 馬生さんは年重ねるとお声が良く似てくるようです、これは先代 ■七代目 馬生(後の志ん生) 味噌蔵 . http://www.youtube.com/watch?v=1VJEJ_uxWQw 仰るように昭和30年頃までのは、晩年に比べると未だ硬かった印象です。それでも志ん生、自由闊達な気概は明らかなよう。  他の演目ですが、何せ登場人物の名が途中で変っちゃうてんだから、。ちゃんとした噺では息子達が上と言う人も居ますね。 ■志ん朝、馬生、志ん生~リレー落語 「富久」 http://www.youtube.com/watch?v=3dnDNlp0P5o ご紹介の金馬さん。朗らかで良いですね、私は好みです。こんな艶話聴いてたんですか?当時の人は。今より大らかだったのでしょう。 ■三代目三遊亭金馬―随談 変人さま列伝~当時の芸人達のお話 http://www.youtube.com/watch?v=_B84vlOWFXQ あと飼い犬ブルの話。お顔が凄い!でも何か安心できます。  □・桂枝雀Robot Shizuka-chan, by Shijaku しずかちゃん http://www.youtube.com/watch?v=D_xQnTHVy4E 日本初の英語落語でしょうか、日本語のは80年代に流行りましたね。この人は別物で、狂気抱えた天才、オーバーアクションとも言われたけど躁鬱でした。良くも悪くも最も人生が出た人かも知れません、一寸実生活が真面目過ぎたようで、其処が無念で御座いました。 □柳家小三治/青菜(1991年) http://www.youtube.com/watch?v=peJ_iAcpKrc 小三治さんは食べモノが良いですねぇ、私最初に聴いた落語がこの方の時そばです。昔のほうが好みなのですが、。どうも最近は顔がこわくなったようで、、芸の事は判りません。  笑いのツボは皆さん夫々のようですし、年齢でも好み変るようですね。私も好んでた色事はもうたくさんな感じで、、基督教のせいかも知れませんよ^^。  ありがとう御座いました、も一つもじきにお礼します、調べはついてますから。

marc2bolanti
質問者

補足

 前文略。Ciaopolpo様、一寸この場お借りします。 添付URLありがとう。後でゆっくり堪能してから御礼します。  こちら落語カテゴリ総数少っないですねー。淋しい限りです。 道徳教育なんかより、国語で教えたら如何でしょう。 志ん朝さんは私も安心して聞けますね。 <面白い日本>、頭も良くなる活性する。庶民の知恵は要らないんでしょうか。 志ん生には驚くべき力が御座います。病室相部屋で実証済みです。  実はこの質問、此処サイトの知り合いでも最近ご伴侶失くされた方、御家族の介抱に勤しむ方々いらっしゃるの知り、少しでも一助に気休めにでもなれば、と思い付いての事です。むろん私の関心もですが。  何しろ古今亭さん、関東大震災。揺れた直後に、 「これは大変、一大事だ!助けに行かなくっちゃあ!・おサケを。」 ていうんで近所の酒屋に駆け込むと、既に半壊、瓶は割れて酒の海。 主人は「どうしたんです?師匠(既に真打?)、、」 「もう心配で心配で、。」「ははあ、ようござんす。お好きに召し上がって下さい。」  棚を見上げると酒が流れてる・・ 「お碗差し出すともう、勝手にお酌して呉れるんですから・・」 「あら、又ゆれたよ。お~い、どうなってんだ。」すっかり酔っては 「世間が揺れてんだか、あっしが揺れてんだか、もうどーでもいいよ。」と、これでいいんだか(笑)、私も気が大っきくなってまいりました。  東京大空襲では、偶々鈴本かなんかの寄席の帰りか、 知人宅からか。 数寄屋橋辺りの街中で、爆撃に行き当たっちまって途方に暮れて地べたにへたり込んでしまった。 「 はあ~・・・、これでこの世ともオサラバですか。  あっしの命もこれまでかぁ。・・はあ~、つれぇーなあ~  せめて、お別れに、一杯。聞こし召して、、未練無く、サッパリとオサラバしたいもんですな、」と、 お土産で手に提げてたか、一升瓶。 さ中に遣り始めます。 「どーせ死ぬんだもの、帰れやしないもの。 ここで飲んじまっても憲兵隊も見逃してくれるでしょうよ・・」 非国民ですね~、反戦です(笑)。自粛はしません!勝つまでは。  未だ三月です、寒いです。煙草の火も消えちまった。 「焼夷弾は何処に行っちゃったの?・・・」 瓶抱えて地下道で眠りこけ、 明けてみると、何だ夢?なら良いけど、焼け野原。 それでも生き残ってしまう、。 志ん生には弾は当たらない!ばちも当たらない。 ~大空襲体験者の母が笑ってました、これで良いのでしょう。  そんな逸話が「貧乏自慢」には満載。その生命力の笑いが、入院患者を安心させる力、大のようです。いつのまにか太っ腹、胆力が付くのかな。その効果にビックリしました。 まあ効き目は人夫々ですが、かなりの確率でした。

その他の回答 (5)

noname#196757
noname#196757
回答No.6

こんんちは。 はて?私は何も仕込んでなどおりませんが・・・? marcさんの深読みでしょう。 marcさんがお礼を書かれてからと思いました。 名前を出して迷惑をお掛けしてもと思い、NO1の方・・・ 私の苦労が水の泡です(笑)。 「妾馬」、おそらく志ん生さんで聴かれたのでしょう。 別題、「八五郎出世」で馴染みのある噺です。 志ん生さんを始め殿様の御前で盛り上がったところで、 「八五郎出世でございました・・・」 これで終わりにする噺家さんが多いようです。 最後まで演ると噺が冗漫になると言うことで嫌がられるのでしょうね。 ただ、そうすると「妾馬」、妾の馬とも言いますが、 題の意味が分からないのです。 最後のお使者をおおせつかり、暴れた馬にしがみつき、 「いずこへ行かれる?」 「前にまわって馬におききください!」 このサゲで「妾馬」の題の意味も分かるのでしょうけど・・・ 私が談志さんの「芝浜」が重いと言うのはciaopolpoさんと同じ意味でしょう、 ただ、それでも談志さんの才能と言うものは、 認めないわけにはいかないでしょうね・・・。 昔、安藤鶴雄さんと言う人がおりました、通称「アンツル」! この人が談志さんを評価したことで、談志さんが世に出ることも、 少し早くなったのかな?そう思いますけど・・・・ 面白い話があります。 安鶴さんと言う人は文楽さんと懇意にしておりました。 文楽さんと言う人は如才ない人ですから「ごもっとも!そうでげすね・・・」 帰ってから、「あんな男に落語の何が分かる!」 評論家と言うのはそう言う人たちのようです。 漱石先生のところでも少し話したように思いますが・・・。 近衛十四郎さんについてはmarcさんが詳しく紹介しております、 以上のことは私もありません。 ただ付け加えるなら豪快と言うことでしたら、 三船敏郎さんなども浮かぶのでしょうがまるで違うものです。 殺陣には形と言うものがあります・・・剣道が好きな人には分かることです。 形を無視した黒澤さんの「椿三十郎」、 ですから、ラストのシーンなどは面白いのでしょう。 marcさんごめんなさいね・

marc2bolanti
質問者

お礼

 お早う御座います、ご苦労お掛けしてます(笑)。 お名前ID,そうでした、一部伏せ名の縛り、。質問者のあたしどもは良いのです^^。一時サイトの誰かから狙われたのは、  nitens様なのでした(笑)。~いやもう大丈夫でしょう。 ・・そうですか、何も仕込まれてない? ダメです、ネタは挙がっとります(笑)。 御回答No3はどう見ても・・。この場も落語らしく為ってきたなあ、と私もう嬉しくて、。つい悪乗りしましたか知らん。 いや、私が書いたのではなく、おサケが書いたのです。  回答No1様の補足に描いた、志ん生の逸話もあれ、手元に「びんぼう自慢」の本見当たらなくて、記憶とお酒を依りに適当に、。もう出鱈目な人のお話をさらに私のようなデタラメ人間がやって居りますから(笑)内容の保障はできません。スミマセン皆さま。 でも、nitensさん、仕込みでなくとも無意識なら尚一層、  粋も甘いも辛いも噛み分けた、お人柄が出てしまった芸と言えるでしょう。即妙の御技です。ご質問に相応しいです。 それに、艶話・下の方を先に持ち出されたのは、お二方です(笑)。あたくしの格調お上品な評判をどうしてくれるのです!^^、汗)  という事で、もはや風格の艶話をもう一丁、いきましょう。 ●疝気の虫~五代目古今亭志ん生 http://www.youtube.com/watch?v=Jx0-vka1lfI こっちはほぼ枕、 キューバ危機からヨシノブちゃん事件?まで、懐かしい。本編続きは、 http://www.youtube.com/watch?v=zKRwyHVK6f8 蕎麦好きは必聴ですな  疝気の虫は、志ん生の独壇場だそうで、、演った人あまり居ないようです。 談志さんが挑戦してから、最近何人か出て参りました。 この噺は下品ではないと思いますがダメなのでしょうか、。男のホントの病だし実際、原因は虫なんだそうですよ、落語あらすじ事典に出てました。 http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2004/10/post_17.html  「妾馬」、そのサゲまでのもあまり聴きませんね。 全編やると50分越えるとありました。 どなたかので憶えはあるのですが。  ご回答有難う御座いました。 ciaopo・・様も皆様も、どうぞお楽しみ下さると幸いだそうです、噺家が^^。どうかお許しを。

noname#202494
noname#202494
回答No.5

補足をいただきました。 志ん生さんのめちゃくちゃな生き方が、心の弱くなった人たちに、力を与えるんですね。とてもよいお話だと思います。生き方が、芸の肥やしになった。。。というのがご質問の趣旨でしたか。私はいつも鈍いので、なかなか、的確な回答ができないことも多いです。 恐れ多いことですが、私は談志さんの落語を一度も聞いた事がありません。スタンド・プレーが多くて、それだけでげっそりしていました。落語家なら、生意気な口を利いていないで、稽古して、高座を勤めるのが、筋であろう、という、まぁ、昔かたぎな考え方です。参議院議員に当選したときには、あきれ返りました。 お勧めのものがあれば、YouTubeで、遅まきながら、探してみますが、私は臭みのある芸が苦手なんですね。洗練された、スッキリしたものが好きなんですが。その辺が、マークさんやニテンズさんと、少し違っている気がします。失礼な言い方だったら、ごめんなさい。 志ん生さんでは、長屋のおかみさんと与太郎が好きです。お殿様のお妾さんになった妹がご懐妊なったので、大家さんの羽織袴を借りて、ご挨拶に行く与太郎のお話が、とても印象に残っています。もしご存知でしたら、一体、あれはなんという話であったのか、教えていただけると幸いです。 飲む・打つ・買うの三拍子そろって、破滅的かつ自由な生き方をしながらも、大成した方なので、、。。。でも、そんな生き方は、残念ながら、もう、赦されない時代になっているのではないでしょうか。”これからは、志ん生のような人はもう出ないだろう”といわれてきたゆえんだと思います。 海老蔵さんが、酒癖が悪いので、暴力団まがいの人に瀕死の目にあわされても、”自業自得”である、と、いわれる社会です。 また、独り言風になってきました。 ニテンズさん、小さいときに、近衛十四郎と品川何某のテレビドラマを、毎週楽しく観ていました。コメディ時代劇の面白いオッチャンで、そんなにすごい方だとは存じ上げませんでしたが、懐かしいものを思い出させていただきました。あれは一体、なんというドラマだったんでしょうね。浪人版水戸黄門のような。グーグルで探してみたいと思います。

marc2bolanti
質問者

お礼

 こんにちは。再度感謝です。 与太の妹が、殿様の目に留まりお妾に、という、。 良く覚えてらっしゃる。私も題名失念してましたが思い当たりました。 ★「妾馬」デゲス。十代目金原亭馬生・五代目志ん生リレーで http://www.youtube.com/watch?v=-0GVTduiPLE 妹はお鶴。与太さんの名前が演題名になることも。「八五郎出世」だそうで。円生さんらが演る時はそちらだそうです。与太モノの代表かも。おかしいです^^。八つぁんモノがWikiの「八五郎」で纏められてます  補足への御回答ですが、とんでも御座いません、 Ciaopolpo様は<いつも鈍いので>なくて、動じられない方のようにお見受けしますよ。これは私のほうが鈍い質問、判りにくかったでしょう? いつもGooglドキュメントに下書きでペーストしてんだけれど、投稿後には大抵あれれ?と、。簡潔にしようと端折って判りにくいよう。 まあ鈍いと鈍いで渋いで良いです(2V二乗4V)丁度ね。 <破滅的かつ自由な生き方>もはや赦されない時代。そうですね、それが今は ビートたけしなんですね、やはり一番、芸に出てる。でもやらないんですよ、映画ばかりで。あと昔なら長島さんでしたね、そうゆう希望の励ましの存在は。 ・海老蔵だって、あれは才能ですよ本来。荒事の団十郎継ぐならあのくらいの鼻っ柱当たり前。むしろ父上のほうが弱い。名優11代目の爺さんの良き隔世遺伝なんですけどねぇ、声が良いです。 ・談志さんはかなり志ん生を意識してたようですよ。「あれをやられちゃあ敵わない」てんで、本格正当な精進為さった芸だと思う。若い頃でも真っ当な完成品。 只、私にはちょっと才気走り過ぎて些か<げっそり>もします、頭の遅い私には速すぎる。ですから此処で晩年の芸お訊ねしてます。  TVでのコメント番組は飄々としてきた毒で、よくぞ言ってくれたと溜飲下がる名調子だったんだけどなあ~。他の奴らは度胸も頭も無いというんで。   さて面白い近衛さん。これはTV世代、ちょっと前ケーブル局の全話録画しました、白黒です。 姐さんの年代、そうでしょう? ウチの妹も子供ながらに何故か夢中、私も大ファンでした。 ★素浪人月影兵庫―オカラが好物だったような、 http://www.veoh.com/watch/v16008545XMjt2t2Z どっちか観れます? http://www.pideo.net/video/veoh/b377ad36cb862c83/ YouTubeはなさそう 品川隆二さんの焼津の半次だったと思います。鼻息が荒そうだった(笑)  その続編が「花山大吉」~こっちは私、未見です。楽しみだあ。 http://www.youtube.com/watch?v=28znVhYbWGQ 何話からかカラーに変ります。  でもテレビの近衛さんのイメージで映画にとっかかるとエライ目に遭います。私も成人するまで全然知りませんでした。凄い迫力です、敵役も多し。 それがあってあの笑顔なんですね。おそろしく幅の広い、恐らく時代劇では屈指の演技の人ではないかな。 お手を煩わしてはなんですので、私めがご報告致しました。  懐かしいですね~。どうぞお楽しみ下さい。

marc2bolanti
質問者

補足

 お二方、どうも有難う御座いました。 nitensさん、ノッテ頂き感謝デス^^。  さて、御回答No1にて、<戦後、志ん生は”化けた”>とのお話、 昨晩初めて観た映画で実感しました。 ■銀座カンカン娘(’49年)主演-高峰秀子。 http://www.youtube.com/watch?v=DXoqZNbs-jI 冒頭の10分のみ。 志ん生は隠居した落語家の役で、かなりの出演時間。30分頃には縁側で 「疝気の虫」の稽古シーンも。 ラストには婚礼の席で一席披露する重要な役。 これらのシーンの落語は未だ硬いようですね、後年の自由奔放な感じが無い。戦後まもなくなので頬もこけて別人のよう。 昭和二十四年、1890年生まれですと五十九歳、若くはないけど未だ`化ける’前で、 志ん生に為ってないよう、。棒読みではないですが演技もごく普通ですね。 印象としてはあまり面白くはない(笑)。 ここから7年位はごく普通の噺家だったのではないでしょうか? この頃の録音聴くと真面目な感じで、失礼ながら当時も今でも何人か居る平均的な名人という印象。  稽古は真面目にやられた方なのでしょう。 思うに芸人は一般的に、その役に為ろうとして中々為りきれず苦労する、自分の喋り癖は残りますから。 志ん生さんは、もしや不器用? 稽古しても為り切れない、、、何処かで開き直って地の自分を出し始めたのでは? そうなると強い!ぞろっぺハチャメチャが活きる。無論セリフは自然にこなれるまで精進はしたでしょうが。  器用に役に成り切るのでは無く又、常に冷めた自分を維持して全て自分に引き付けるのでもなく、。何と言いますか、、名人が巧みに演ずる‘役’でもなく、本人の顔が透けるような演技でもない、何か別物のPersonalペルソナが出現してるような、。うまく言えませんがそこが他と違う気がします。  八っつぁんも熊さんも全て志ん生’に成ってる、志ん生のほうもそっちに成ってる。 本名、 美濃部 孝蔵では無論ないけど、その<人と成り>がうまい具合に芸に出た稀有な有りようでしょうか?。その辺りの芸の変遷の事情が少し伺える証言がこちら、 ラジオ「早起き名人会 火焔太鼓」、ゲスト;立川談志の冒頭の志ん生評 http://www.youtube.com/watch?v=fShIbkHSNsY 最初にノイズ入りますが、あとは聴けます。 どうも肝の据わった大人物という感じでは無いようですね、でも何故か安心安寧させてくれるのが不思議です。  今回の遣り取りで、初めてその姿に触れられたようで、私にはとても有意義でした。 しかしいつ如何して‘化けた’かは依然として不明のままです^^。  あと丸一日ここは開けとくつもりです、度々有難う御座いました。  尚、ベストAは、ご回答No1にさせて下さい。トップに出るので、添付された 志ん生さんのネタを是非、他の方にも見て頂きたいと思いまして、。

noname#196757
noname#196757
回答No.4

こんにちは。 私、黒川弥太郎と勘違いをしておりました。 北上弥太郎・・・記憶にありません。

marc2bolanti
質問者

お礼

 今晩は、nitens様。 ★黒川弥太郎さんは、私も最近お名前覚えたばかりです。私共のような 遅れて来た者はそんなもの、無知ですからもう恥かかない様必死です(笑。 お顔見れば時代劇ファンなら誰しもああ、あの方!と判るはずの、私も何十本も観てます。 一夫・雷蔵・若尾・の「次郎長富士」、素晴らしかった、 大政が黒川弥太郎。他には忠臣蔵もので、堀田だか酒井雅楽頭だったか、浪士に同情的な描き方の役柄。この方の悪役は見た事無いです、重鎮ですね。渋いです。 ★北上弥太郎。あまり資料も出てなく一寸気の毒。調べたら松竹から間もなく上方歌舞伎に戻った方。流石に下手ではないのですが影は薄いでしょうね。でも結構出演なさってます。 http://www.weblio.jp/content/%E5%8C%97%E4%B8%8A%E5%BC%A5%E5%A4%AA%E6%9C%97 若侍の役が多かったような、。見れば判る、こんな人 http://www.kabuki.ne.jp/meikandb/omoide/actor/352歌舞伎俳優名鑑 十四朗さんとの共演多いです。  さて、ついでながら一昨日観た拾い物、 ☆暁の合唱」デビュ間も無い香川京子さんのバスの車掌もの。 他愛無い筋ですが、何とも麗しい。明るい気持ちになります。 「デコの車掌さん」と共に、バスガールものでは出色でしょうか。  高峰さんや原節子さん。あの頃の女優さん、声が美わしい。言葉遣いがお優しいですね。 其処は今と違います。 日本女性、心根は変わっていないのでしょうし、世界中で人気高いです。 しかしあの頃の映画やラジオをふと耳にした外国人にとって、 「まるで歌うようだ」と憧れられたそうですよ。小津や成瀬巳喜男に触れた外国人の方達でしょう。 私も陶然となります。 外国から見ないと日本人には判らないのかも知れません。 私にとっても知らない時代だから驚くのでしょう。ひばりさんや志ん生の声もそう。 朗読の授業やったほうが良さそうですね。  落語の方はゆっくり観てからに致します。  有難う御座いました。

noname#196757
noname#196757
回答No.3

こんにちは。 度々のお邪魔で、まあ賑やかしに・・・ 私の回答とお礼文を眺めて、回答になっていないようです。 それだけ、marcさんの質問が面倒と言うことでしょう・・・ 味とは年輪と言いましたが、その人の全人格そのものでしょうし、 我々は分かりようもないのです。 ですから精々、人となり・・・それくらいのものでしょうね。 「ふら」と言う言葉があります。 御存知でしょう。 志ん朝さんが良く言っておられた、 「私は噺は親父を超えることが出来るかも知れない・・・ でも、ふらだけは勉強して身につくものでない」 小さんさんなどもありましたね。 高座に上がっただけで、クスリ・・・ 文治さんなどもありましたね、昔の伸治さん・・・ 「禁酒番屋」などは私は大好きでした、 サゲが「ううううう、ん、こな正直者!!」(笑) 私もうおかしくておかしくて、 このOKWAVEに何人の方が参加しているかは知りませんが、 北上弥太郎を御存知の方も少ないでしょう(笑) これが言いたくてお邪魔しました(笑) 昔、梅若正二さんと言う俳優さんがおりましてね・・・ 「赤胴鈴之助」を何本か撮っています。 千葉周作の役が北上さん、渋い役者さんでしたね。 ごめんなさいね、おかしくて・・・(笑)

marc2bolanti
質問者

お礼

 お早うさんです。nitensの旦那、これは何か仕込まれましたね?(笑。 何か字面が変だな、おかしいな?と思ったら、、先程ハタと気付きました! <サゲが「う・・・う、ん、こ・・・者!!」(笑)>、、やられました、 巧い! さすが年季の筋金入り。イヨッ!大将!  <おかしくておかしくて、>と仰るから何か変だなと思いきや、御自らサゲを用意なすった。  Wikiの「禁酒番屋」ではこうなっとりますね、 「うーん…あの、ここな・・・正直者めが」。・・ハア~おかしい。哲学もクソもねえ!という事ですね(笑) 桂文治さん。うんhkでは私も何度も観てます、安心できる芸です。 小さん師匠の方は、散々談志さんが悪口言ってた影響で、あたしも敬遠してました、いやそれ以前は聞いてたんですよ。   志ん朝さんが仰る「ふら」。 談志が言った<最初っから、ああ、ぞろっぺいではいけない。>仰るとおり、そんなに人となり・が滲み出るもんでもないでしょう。  確かに面倒な質問なんです。初っからお二方頼み。噺家さんには失礼やも知れない。でもまあ期待もしての事です。も少し暮らしっぷり出てもええやろ?って事で、。  と思ったら、、燈台もと暗し。turukameさんが居らはった! 禁酒番屋でしょんべんスカトロ、いいんですか? 良い子や女性も見てますよ!此処。キリスタン様も、 叱られますよ。  いえねぇ、思い出したのは九十年代、 飲尿健康法、流行りましたね。  では私も正直に、、勧められて一度だけ紙コップで少量試したんです、氷入れて。 すると何の事は無い、あれはオロナミン等の健康飲料と同じ風味ですね、 炭酸入れると殆ど判らない。前夜の酒が高級だと尚良い香りだ。 まあ一度で止めましたけど。 そんな事で、現代なら違うオチになるのか?、  贅沢しすぎて健康法マニアになった殿様が番屋に出向いて、 「この馬鹿者が!!小便を熱燗でやる奴があるか!?」 冷でやらんか!となりますでしょうか・・? さて、これが良いなら、 http://www.youtube.com/watch?v=B38s8gNgBWU これもOK?  Ciaopo・・様ご紹介の金馬さん艶笑小話関連で出てた動画です。 熱燗の売尿ですね。それより後半のアメリカJoke、サゲは想像すると可笑しかったです。 ブラックさんは立川流脱北者(自称)、でもちゃんと師匠の言ってたイリュージョンは有ると思う。 アメリ落語も中々だと思いました。 舞台は西部。<う~ん国際的!(中井貴一の昔のCM>。 談志戒名も「雲こく斎」が入ってましたね。~つながりました^^。 ・・味の滲む方>はこちらサイトにいらっしゃいました。  という落としで宜しいようで(笑)。元気が出て来ました。

noname#196757
noname#196757
回答No.2

こんにちは。 少しお話もしたいのですが、 落語の質問ですから、まず落語の話をしましょう。 私が落語とはこんなに面白いものか? そう思ったのは談志さんからでしょうね、私が小学3~4年? 父親とラジオで聴きました・・・・ 当時、近所にTVが一台あるかないかの時代でした。 談志さんも小えんか、小よし?その頃でしょう。 NO1の方が金馬と馬生に触れておられるので、 志ん生さんの話を・・・ >「味」がにじみ出てくるような噺家さん・・・ 私は最近の噺家さんはあまり知らないのですが、 さあ・・・どうなのでしょうね。 味とはその人の人生の年輪のようなものでしょう。 たとえば、先代の文楽さんや円生さんなりの人となり、 これは分かります。 お弟子さんなりの思い出話なりもありますしね・・・ 私などはまあ、言われるとうり「貧乏自慢」なり「なめくじ長屋」で、 志ん生さんの人生の辛酸のようなものを知ってるわけです。 志ん生さんは円生さんと満州へ慰問に行っておりますね。 帰国してから芸風が随分変わったように聞いております・・・。 自分がいない間、息子の馬生さんが随分いじめられたとのこと。 そう言うことも影響があったのかも知れません。 これは娘さんの美濃部美津子さんの本に詳しいです。 お母さんが喜ばれたのこと? 是非、あなたが用意されてお母さんに楽しんでいただきたいものです。 娘の目から見た父親、志ん生と二人の弟・・・・ たしか、3冊くらい本にされているように思いましたが。 志ん生さんの話はこの話をして終わりにしましょう。 小泉信三さんは志ん生さんの大津絵冬の夜にで、 いつも涙ぐまれたそうです・・・。 私は分かるような気もするのです。 談志さんの話も少ししておきましょう。 春風亭柳好さんのことは随分評価しておりましたね。 噺としては「野ざらし」だけかも知れませんが・・・ 晩年に近く「芝浜」などは自身で神が降りたなどと言いますが、 どうでしょうね? あれだけ重く演られると聴いている私などは疲れます(笑) 三木助さんあたりの「芝浜」が聴いて楽ですね。 ここからは少し別の話を・・・ 近衛十四郎さん、豪快な殺陣でした。 板妻、アラカン知恵蔵、右太ェ門さん色々な殺陣を見ましたが、 豪快さでは一番の人でした。 松方弘樹が父親を意識してか、似ているようです。 欣也さんもたまに眺めますがきれいで上手な殺陣ですね。 護良親王の話もしたいのですが歴史のカテでもありません。 ただ南北朝の時代にかけて複雑ですが私は面白い! 「あにき」の話をして終わりにしましょう。 面白いドラマでしたね。30年くらい前? 田中邦衛と春川ますみさんの夫婦が面白くて、 遠く離れて聞こえないところから、健さんんが春川ますみに「デブ!」(笑) 大原麗子、「居酒屋兆次」なども面白い映画でした。 「冬の華」と並んで評価も低いようでしたが、 私には両方面白い映画でした。 以前に三島の「総長賭博」でしたか? 三島が傑作と言えば、一緒に傑作!(笑) そう言うことでもないのでしょうけどね。 どうも暇にまかせて長々と申し訳ありません。

marc2bolanti
質問者

お礼

 お早うございます。お疲れの処、わざわざ 御出まし下さいまして恐縮です、お待ちしてました。 立川流一門についての御質問、拝見致しまして、もしや御存知かと便乗質問みたいなもんです(笑)。 あちらはタイミング合わず見逃してしまいました。 こんな記事が御座います、 http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20111125/enn1111251243011-n1.htm 今の時代、テレビで売れた人;三枝、木久蔵、こぶ平、歌舞伎で勘九郎さん、長い愛着捨てて無理に名跡継ぐと却って影が薄くなるようで談志襲名、止めたほうがいいと私は思います、「止め名」で結構。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1176081046 知恵袋、下の方の回答がナルホドでした。 談志さんの「源平・・」凄まじい描写で、若くして突出したでしょう。些か年取った私には才気走り速過ぎて追いつけない位です。CDも若い頃のが多くて既に完成され、巧い!のですが、年輪重ねた味の滲む一席聴きたくてお尋ねしました。 「芝浜」もテレビで見て確かに熱演ですが、私にも重かった。もっと普段の語りの毒舌を、できればゆっくり枕で聴きたいのです。 YouTubeは便利ですね、捜せば有りそうです。 志ん生、未見のも出てました。  大津絵、これは聴いてます。他演目でも端唄など実に味が有りますねぇ。 しかし志ん生聞く時はどうしても一杯やりながらとなって、しんみりすると酒の手が止まっちまいます(笑。  人情噺:塩原多助、心中時雨傘、柳田角之進、真面目に演っておられます、 中でも「鰍沢」、4代目橘家えん喬が名人、志ん生も中々どうして見事です。噺進むにつれ雪の山中、しーんと静まり返るようで、。 しかし志ん生ばかりじゃあねえ、と言うんで、  そうでした! 柳好さん、三木助さん、有難う御座います。 談志さんが奨めてた方達です。図書館にも有ったのですがどうも、代が違うようです。 円生さんも満州へ同行なさってましたか、確か駆け出しの森繁さんが引率して(笑)お酒の調達までさせられたとか、。円生終焉の地;津田沼、実はあのとき私近くに居りました、大ホールのほうで地方交響楽団が無料コンサート開いてて、貧乏なので私はそっち。 でも同日にパンダが死んで新聞の扱いで、名人が蔑しろにされ問題となったの憶えてます、芸人はツレーです(笑)。  近衛十四郎さんは先日の‘ひばり捕物帖に続いて、 「巌流島前夜」大曽根監督:森美樹、北上弥太朗。観た処、大した映画ではない。 筋は面白いのですが、主役2人が今風のイケ面、当時のアイドルでしょうか? とある藩の指南役の 十四郎さんのほうがどう見ても剣豪二人より強いのです(笑)、 あの重厚な殺陣! 板妻、アラカン、大河内、皆さん跳ね跳びます、ジャンプ軽やかに。見た目よりも若かったのか知らん。 その先輩方と比べ当時は革命的だったのではないでしょうか? 近衛さんは敵役・悪役も多い。その御経験が演技の厚みを醸し出したのでは? 槍も巧い。  さてその映画でふと思い当たったのが、武蔵二刀流。 これは五輪書の最後のほうでは‘二天一流’となって伝わったそうで、。 nitens様はその意味でしょうかと。無論、謎のままで結構です(笑)。 「あにき」はワザワザDVDをヤフオークションで買いましたので又観てみます。 健さん関連は又の機会に。私も長くなります^^。 護良親王;この皇子は、天台座主にして征夷大将軍。 こんな方は他に居ないのでは? 法力・霊力強い、武人としても。怖ろしいです、土牢・首塚。 あまり注目されませんが、蔑ろにすると未だに祟るようです。その御力は将門か、死者の書;大津の皇子に匹敵するかと、。  ではごきげんよう。 有難う御座いました。