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不況対策の経済学
現在日本にいる経済学者で、この不況に何らかの有効な対策となるような学説を持っている人はいるのでしょうか? もっとも、いたらもう少し見通しは明るいと思いますので、実際にはいないのかもしれませんが。どう思われますか?
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ノーベル賞をもらったポールクルーグマンが自分の間違いを認めたようですね。彼はヘリコプターマネー(通貨の増発)と金利政策で日本のかつての金融危機が回復できると主張していました。今回のサブプライム問題でそうではないことに気づいたのでしょう。それならノーベル賞も辞退だろうし学説も間違いだと思いますがね。 現在の麻生首相などは、リチャードクー氏の説を採用しているようです。「バブル崩壊時は企業や個人が一斉に借金返済に走り資金が減って急激な信用収縮が起こる、それを防ぐため国が国債などを発行して財政出動し経済規模を維持する」でしょう。資金需要がないので金利を下げても誰も借りる人がいません。信用収縮を放置すればGDPが20%とか30%とか落ちてしまいます。 リチャードクー氏の説は、資金需要がないときは金利政策が効かないです。バブル崩壊後に企業が一斉に借金返済に回ることを「バランスシート不況」といっています。逆に「バランスシート不況」でないときに金利を下げるとバブルが発生しやすいだったかな。 まとめると、政策的には企業の借金返済が一段落するまで赤字国債を発行し続け財政出動を行うです。見通しはなんともいえませんがバブル崩壊後は、財政出動をやったりやめたりの繰り返しでなかなかバブルの清算が終わりませんでした。継続的な大規模な財政出動が続けば見通しは明るいかも。ただし、好景気になったら増税して国債を償還する必要はあります。
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- goo2408
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他の方のリンクの竹中平蔵氏VSリチャード・クー氏みましたが、外野も含め議論が噛み合っていなかったですね。 竹中平蔵氏やコメンテーターの財部誠一氏は国のバランスシートを指して「バランスシート」を語り、リチャード・クー氏は企業のバランスシートを指して「バランスシート」を語っていますが、ここではそれが混同されて討論されているかんじでした。 ただこの論議ではどちらの派も、問題は根深く見通しは明るくないという見解でしたね。竹中平蔵さんは一年前ぐらいまで米国経済はもう底を打って回復してゆくと話ししていたのですけどね。どうなってしまったのでしょうねあの話は。 なんにしても資産バブルがはじけたわけですから、大変だという事ですね。
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回答ありがとうございました。
- mat983
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http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/vs-3789.html 上のサイトで経済学者の竹中平蔵氏とエコノミストで麻生総理を支ええるリチャード・クー氏の討論があります。 これが参考になると思います。
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回答ありがとうございました。
- cobe
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不況対策に何も言えない経済学者の方が少ないですよ。 不況の原因によって対策は分かれます 1.信用収縮なら会社をつぶさない対策をとる 2.需要が少ないのなら政府が無理矢理にでも需要を作り出す 3.生産性が悪いのなら生産性が悪い構造を再構築する 原因がよく分からないのなら、全部やるという手もありますが、1と2は甘やかしにつながるのに対して、3は痛みが伴うので、政治的にはなかなか実行されません。 基本的には経済学としては答えがでているのですが、血も涙もない政策になることが半分くらいはあるので、政治や選挙やみのもんたというフィルターを通るうちに、合理的な選択はなかったことになります。
お礼
回答ありがとうございました。できれば具体的な名前がほしかったですね。
お礼
回答ありがとうございました。