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『大丈夫』ってどうやって使う言葉?
最近言葉が乱れていると言われています。 ●レジで「千円からいただきます」の『から』。 ●お店で「こちらハンバーグ定食になります」の『なります』。 ●「注文の商品は全ておそろいでしょうか」の『おそろい』。 知っていればなるべく使わないように、心掛けています。 さて、本題です。 いままで私は恥ずかしい事に、『大丈夫』という言葉の使い方を 間違えていたようです。 指摘されて、初めて意識するようになりました。 『紅茶のおかわりは、いかがですか?』と言われ、 『大丈夫です』と答えました。 私は「おかわりは、要りません」という意思を ソフトに伝えようとして、「大丈夫」という言葉を 使ったのですが…。 『大丈夫』という言葉は、そういう時に用いる言葉ではない。 と言われたのです。 私は今までずっと、『大丈夫』を使ってしまっていたと思います。 やはり、違和感があるものでしょうか? みなさんはどういう時に、使いますか? よかったら教えてください。
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言葉の変化を意図的にとめるのも、意図的にすすめるのもよくないですね。 言葉とは自然につきあっていきたいものです。 他人の言葉遣いに差し出がましい口を挟むなんて、それこそ美しくないですから。 「大丈夫」の場合は、どちらの意味にも取れて誤解を呼びかねないので、今のところ避けておいた方がいいかもしれません。 (「ら」は抜けても意味は通じるから別に平気ですが) そのうち、「(なくても)大丈夫」という用法が流布して定着したら、使ってもいいかもしれません。 そもそも、断るための言葉は寿命が短いんです。 「結構です」も使われ始めの頃は、まったく同様の誤解をよんでいただろうことが想像されますよね。「結構」は「良い」という意味だから。 断るというトゲトゲしい行動をカバーするために、日本人は代々新しい言い方を発明しては入れ替えて、工夫してきたんだと思います。
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- 3nk
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私は 「おかわりは大丈夫でしょうか?」 と聞かれるほうが違和感アリです。 けっこう多いです。イラッときます!
お礼
なるほど!確かに、自分は「大丈夫です」と答えてしまうくせに、 「おかわり大丈夫ですか?」は違和感あります(笑) 「おかわりは、いかがですか?」と聞かないのは何故だろう?と、思ってしまいますもんね。
他人が目の前で転んだ時に、傍の人がそのひとを助け起こして「大丈夫ですか?救急車をお呼びしまましょうか?」といったりするときに使う言葉だと思っていました。助けられたひとは腰が痛くても「ありがとうございます。問題なく歩けますので、お気遣いはご無用にお願いします。」と気丈にその場を歩き去る、というような場面が考えられます。助けられたひとが「私は大丈夫だー」というと威張って反論するような違和感があります。大丈夫というのは弱者を元気付ける意味合いがあるような気がします。 また、私が事故にあった時、保険屋さんがかけつけ、「大丈夫です、おまかせください!」と声をかけられた時のほっとした気分が思い出されますが、こういうのが正統的な使い方かと思います。 仰る場面での「大丈夫」はいくつかの意味で私は違和感を持ちました。 ウエイトレスさんの立場としては、カップをひっくり返して割れたとき、「大丈夫ですか?(お怪我は?)」と訊かれたときなどの用法は適当でしょう。そのときに客としては(怪我をしかねなかった弱い立場として)ノープロブレムという意味を「いや、別に--」といってもいいでしょう。「大丈夫です」とオウム返しにするのは大げさでもありそんな威張る立場でもなく違和感が少しあります。 「紅茶のお変わりは?」の返事として、いらないという意思を伝えればいいのですから「いりません」でいいと思います。強いて柔らかく、婉曲に伝えたいと思ったら、「お気遣いなさらぬよう」とか、ゼスチュアで拒否し、サンキューといえば感謝の気持ちは伝わるでしょう。「大丈夫」は少なくも意味が伝わらない場合があると思います。 私が給仕人だったら、「で、どうされますか?」と再度訊くかもしれません。 現実として、言語は時代と共に変わって来ました。しかし、変わるということ自体は決してよい事ではないと思います(新しい言葉が加わる事は良い場合が多いですが)。言語は人間同士の意思の伝達ツールであり、語彙の意味やルールが変わることでその機能が不全に陥る事があるからです。ですから、出来るだけ変わらないように、間違っても意図的には変えないようにして世代間を伝えていかねばならないと思います。源氏物語が原文ですらすら読めたらすごく楽しいと思いませんか。ですから言語はあくまで保守的でなければならないのです。日本の国語は(フランスなど他の文化先進国に比べて)その点余り配慮がない、国民の間に守っていかねばならないといった思想が少ないような気がします。
お礼
私も「(おかわりは)大丈夫です」と答えた後に、「で、要るの?要らないの?」と言われました。 柔らかい表現をするより先に、意味が通じないのではいけないですからね。もう何年も(もしかしたら、何十年も)ずっと「大丈夫」を使ってしまっていて、なかなか抜けないかも知れませんが、気をつけてみようと思います。
- pilotpower
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「おそろい」については、敬語の問題ですが、敬語の使用は非常に難しいものです。はっきり言って何が本当に正しいのかわからないですが、やがて廃れていくでしょう。 レジでの「から」は、 (代金を、預かった)千円「から」いただきます。 という意味で、(代金を、預かった)を省略した。 「なります」は こちらが(当店の)ハンバーグ定食に「なります」。 と言う意味で、(当店の)を省略した。 と考えていけば、「日本語が乱れている」とはならないで済むと思います。 同様に、 (おかわりの心配はありません、)「大丈夫です」 の、(おかわりの心配はありません)を省略したと考えれば、不自然ではなくなります。 言葉は生きていますから、淘汰されたり変化していく事は自然な事で、「乱れている」という考え方のほうが間違っているのです。 「古い言い回しに慣れている人にとって違和感がある」と考える方が自然で、妥当です。 <正しい日本語の使い方を守りたい> と言っている人は、実は自分達を上位に捉え、それ以外を自分達よりも下位に捉えて差別しているだけです。 本当は、 <ちょっと前の日本語でとどまっていたい> というのが、正しい認識です。 その証拠に、その人達は、もっと昔に<正しい日本語>と言われていた日本語をほとんど知りませんし、それらを普段使ったりしませんよ。 その人達が子供の時に正しいと教え込まれた日本語しか<正しい>と認識していませんから、それよりもずっと以前に<正しい日本語>と考えられていた日本語については、全く無視しています。
お礼
『昔はこのように使っていたが、今はこのようにも使われる』とか。 私が冒頭にあげた例文も、指摘されたりメディアから学んだりで 気付かされたものです。 言葉の使い方は変化していくものですよね。 『大丈夫』を自分だけが間違って使っていたのかもしれない、と思いましたが、同じように使っている人もいるようですし、 一概に間違っているとは言えないのが分かりました。
- bari_saku
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私は違和感を感じます。 日本語の「大丈夫」は、「ノープロブレム」の意味になると思うのですが、おかわりがいるかいらないかを聞かれているのに「問題ありません」という回答になのですから、答えになっていないと思います。 「まだ飲めますので問題ありません、どうぞおかわりをお願いします」 「入れていただかなくても問題ありません」 どちらにもとれると思います。 ソフトに伝えたいのでしたら、「もう充分です」という言い回しはいかがでしょうか。
お礼
そうなんですよね。こちらが『大丈夫』と答えた後に、 『それで、要るの?要らないの?』といわれてしまいました^^; おっしゃるとおり、どちらとも取れるのですね。 違和感を与えぬよう、「結構です」「もう充分です」なるべく、こちらを使うようにします。
- vivienne2
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こんにちは^^ 「大丈夫」という言葉には、大きく分類すると3つの意味があるようです。 (1)(形容動詞)危険や心配のないさま。まちがいがないさま。きわめて丈夫であるさま。非常にしっかりしているさま。 →(例)彼に任せておけば、もう大丈夫だ。 (2)(名詞)立派な男子。 だいじょうふ (3)(副詞)まちがいなく。たしかに。きっと。 →(例)彼なら大丈夫、きっと成功する。 ここから推察しますに、やはり質問者様の「大丈夫」には違和感があるかもしれません。この場合、紅茶のおかわりの要不要を問われて、不要ならば、ニッコリ笑って「結構です、ありがとうございました。」とおっしゃるのが、スマートで上品かなぁと私は考えます。私もずいぶん前に自分で使っていて、この言葉の違和感を抱いたことがあったので。 ちなみに私は、上記のうち、よく(1)の時に使います。体調を尋ねられた時などは、現代の日常会話において、最も汎用的かもしれないですね。 少しでもご参考になれば。
お礼
こんにちは(^▽^)やはり意味から考えると、違和感があるのでしょうね。これからも『大丈夫』を使うかも知れませんが、場所をわきまえて『結構です』を使うよう心がけてみます。
- xx_sara_xx
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私もそのように『大丈夫』を使っていますが… 自分の中では、 「気にしないで大丈夫ですよ」 「お気遣いなく」 的な感じで使っています。 みんな使っていると思いますので、別に違和感はありません。 最近言葉が乱れている、というのは時代の流れなので仕方ないんじゃないかと思います。 特に私は気にしていません^^
お礼
私もです!『お気遣いなく』を含んで『大丈夫です』なんですよね。 良かったです、同じように使っていらっしゃる方がいて☆
お礼
断るって、自分自身も得意ではないです。 「不要です」「いいえ」「断ります」と言えば誤解は生まれないのでしょうが、表情や前置きがないと、きつい印象になってしまいますよね。 英語圏の方が「NO」とはっきり言えるのって、理想なのかもしれません。