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靖国神社や、武蔵野陵の参拝方法。
カテが分からなかったのでこちらで質問する事をお許し下さい。 質問は、靖国神社や、武蔵野陵等の参拝方法です。 以前、靖国神社に参拝に行ったときに、強面のおにーさんや 二十歳にも満たない若者の集団が礼儀正しく参拝していました。 (例えば、鳥居をくぐる時にも一礼するなど。) 知らずに参拝していた自分が恥ずかしくなり、こちらで質問を させていただく事を思いつきました。 出来れば、正式?な参拝方法をご教示下さい。 また、神社によって方法が違ってくるのでしょうか? そちらのほうもお願いいたします。 (ある程度は知っているつもりですが、勘違いということもあるかと 思いますので、一から素人向けにお願いいたします。)
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これはだいぶ前に知人(地方の神社の宮司)の親戚で神宮の神職の方から教わった方法です。 鳥居のくぐり方はごく軽く会釈(10度くらい)して入ります。 次いで手水舎で柄杓に6~7分目ほど水を汲みます。 (手水舎でも一礼という人もいますが、どちらでも) 刺し穂の鳥居の後に手水舎があり、反対側から入ってしまって参道を横切らなければならないという事があります。 本来は狛犬の直前にも鳥居がある筈で、手水舎より前の鳥居は、家でいえば外の門ですから、あまり歩く場所は気にしないでいいです。 神社の作法は左右左(さうさ)と覚えましょう。(お祓いの時も左右左で振っているはずなので、ちょっと気にして見て下さい。) まず組んだ柄杓を右手で持ち、左手を清めます。次いで左手に持ち替え、右手を清めます。次に再び右手に持ち替え、左手掌に水を受けて口を軽く漱ぎます。 この時水盤の周囲に砂利がある場合や排水がしっかりしている場合は本当に口を漱ぎます(ちょっと含んで出すだけです)が、周囲に砂利も排水もない場合は真似事だけにします。(でないと衛生上良くないですから) また、水が流れていない場合も水を口にするのはよくないので、真似事だけにします。 最後に両手で柄杓をもち、そっと立てて柄杓の柄を流し清めます。 手や口は拭いても構いません。 真ん中は神様の通り道って誰が言ったのでしょうか。そういえば江原さんも言ってましたが、神様って天の上から降りてくるんじゃないんでしょうかね。 古来より、目上の人の前に進み出る際には中央を通ります。途中までは端を歩いても、目上の人の直前では正面に立つのが礼儀です。(複数で行くときは左右に分かれますが) これは天皇でも皇帝でも同じです。時代劇を見て下さい。中心を開けている光景などほとんどありません。戦国の世でもまん前で話します。でないと陰になった方の手に武器を隠せる(=隠し事がある)からです。だから、中心をはずすという事の意味はありません。 また、参道(石畳)が敷いてある場合、ソコをはずして砂利を歩く事は逆に本来は無礼な事です。 大勢が訪れている状況では仕方ないにしても、個人で赴く場合は石畳の上を行くべきです。 但し、神職の方が通ってきた場合は、早めに石畳から外れて軽く頭を下げて通り過ぎるのを待ち、再び石畳を歩くようにします。 ただ、現代では古来の礼法を考える人が少ないので、固執する事はありません。 狛犬前や拝殿直前に鳥居があれば、家で言えばこれが主人の間の襖と同じですから、賽銭は遅くともココまでに用意しておきましょう。 鳥居が無ければ狛犬より先、或いは石段を境界と考えればいいでしょう。 ココでは30度位の会釈をして通ります。 これより先は正面に向かって外側の足から出すのが正式です。帰る時も外側から出すので覚えておきましょう。 でも、ほとんどの神社も、この点は言っていないので、忘れても支障は無いでしょう。しかし社の階段を上がる際はこれを守りましょう。 更に言えば、左右交互に上がるではなく、外側の足を上げたら、その段に内側の足を揃え、また外側の足を上げるというのが正式です。が、ココまではする必要は無いですから、知識としてだけ覚えておきましょう。 賽銭は投げ入れるかどうか…投げ入れるのは無作法といいますが、これは厄払いから来た方法なのです。つまり節分などと考え方が同じです。 だから、一概に無作法とは言えません。 でも、参拝は本来ご挨拶なので、そっと差し上げましょう。 参拝は混んでいなければ正面で行います。 この理由は先ほど歩く時の理由と同じです。 まず、軽く10度位の会釈をします。複数で参拝する時はこれをすると「さぁ、参拝を始めますよ」という合図になるので揃える事が出来ます。 次が二礼です。これは男性は足の横に、女性は前に手を合わせて90度曲げます。 次が二拍手です。 これは指をずらすという人が多いです(神職でもかなり増えた)が、正しくはずらしません。この方が高く澄んだ音が出ます。 指先を合わせ、肩から開く感じ(お相撲さんの土俵入りの感じ)でゆっくり開いて叩きます。しかし、結構練習が必要なのと、精神が落ち着いていないと綺麗な音が出ないので、これもずらしても構いません。 拍手の後、胸の前で手を合わせ、1~2呼吸ほどジットします。 よくこの間に長々とお願い事をいう人がいますが、願い事は鳥居をくぐるまでにしておきましょう。 せっかく手と口を清めたのですから、この場は無の境地になるべきで、せいぜい感謝の言葉を簡潔に言えば充分です。 最後に深く一礼し、極浅く会釈して参拝を終えます。 左右に退席する場合はそのまま横に移動します。 再び正面方向に戻る場合は、場所があれば3歩ほど後ずさりします。 すぐが3段の階段であれば、階段を後ずさりで降ります。 足元が危ない場合や混んでいる場合は略しても構いません。 後ずさったら、反転します。 反転する場合は、身体を中心線を通る方向に回します。 つまり、右に立っているなら左回りになります。 初詣などで出口が拝殿を横切らなければならない時は、正面を通り過ぎる際に30~45度程度の会釈をします。この時神殿の方を向く必要はありません。 或いは横切る直前に神前の方を向いて会釈し、そのまま通り過ぎる方法もあります。 階段の下、或いは狛犬の先、或いは拝殿直前の鳥居の下で、45度ほどのお辞儀をします。 これで参拝は終わりです。
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- michael-m
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ごめんなさい、言い忘れましたが 御陵は確かお墓ですよね。 お墓では神殿、拝殿が無ければ、手をあわせるだけでも充分のはずです。
- QES
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>>水で清める場所での方法や、鳥居や門などをくぐる時の一礼など 私の知っている範囲ですが もちろん鳥居はくぐる前に一礼しますが、真ん中は神様の通る場所ですので(邪魔にならないよう)左右どちらかに避けて通ります。 神社の中も偉そうに堂々と真ん中を歩かない。 水は、杓を右手で水を汲んで左手にかけ、左手に持ち替えて右手にかけ、また右手に持って口をゆすいで、柄の部分を杓を立てて水を流して洗い、杓を元に戻します。
お礼
再度ご回答いただき有難う御座いました。 参考にさせていただきます。
- 2050335
- ベストアンサー率23% (21/90)
No.1さんの回答で十分でしょうね ですが、厳密に言えば靖国神社は普通の神社と違う(そこに神様がいるわけではない)ので、通常の礼儀作法とは違うこともあるかもしれません。が、そんなに気にすることもないでしょう。
お礼
ご回答いただきまして有難う御座います。 2050335様の言うように気にしないでいることは一番楽なのですが、 どうせ参拝するなら意味をしっかりと理解し、きちんとした作法で 参拝したいと思い、質問させていただきました。 参拝の場面だけでなく、一連の動作についても興味があります。 補足を入れますので、ご存知でしたら再度ご教示いただければ 幸いです。
- QES
- ベストアンサー率29% (758/2561)
氏神の神社の神主さんに教えてもらいました。 二礼 二拍 一礼 神社の参拝方法は全国共通だと思います。 まず賽銭を投げ入れます。 ガラガラを鳴らします。 真っ直ぐ立って、一礼、そしてもう一礼 拍手(かしわで)を一回、そしてもう一回 最後に一礼です。
お礼
神社は全国共通の方法なんですね。 ご回答いただきまして有難う御座いました。
補足
説明が難しいのですが、ご回答いただいた以外の部分は どうなんでしょう? 水で清める場所での方法や、鳥居や門などをくぐる時の一礼など 意味や方法などもご教示下さい。
お礼
細かく説明していただき有難う御座います。 私もmichael-m様から教わった知識を他の方にも教えられるよう、 何度も読み返し吸収していきたいと思います。 武蔵野稜の回答にも含め、こちらでお礼申し上げます。 有難う御座いました。