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新型(豚)インフルエンザの対応に不信感
最近この話題で、持ちきりですよね。 しかし行動範囲の、せまい私にはあまり関係ないかも。 よく風評被害を意識して、豚食べても大丈夫! と報道されていますが、ほんと? 鳥インフルエンザの鶏は、大がかりな処分をしていたような。 矛盾しているような気がします。 豚インフルエンザの方がまだ解明できていないのに、 そんなことだけはわかるものなのでしょうか。 ご存知の方いらっしゃいましたら、お願いします。
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鳥インフルエンザの場合、鳥が媒介となりますので、野生の渡り鳥なんかを介してウィルスが広く伝搬する恐れがあります。 広く伝搬されると、ウィルスの代替わりが増えるので、その分突然変異などで人に害のある新型ウィルスになる可能性が高くなります。 それを防ぐために、万全を期して感染した鳥が出た養鶏場とその近隣の養鶏場の鳥を処分して、徹底的に消毒しています。 これをすることで、家畜の鶏から野生の鳥に移り、それが別の地域の家畜の鶏に移り、そうして代替わりを繰り返す段階で突然変異などで人に害のあるウィルスに変わる可能性を少しでも抑えようという人間の悪あがき(?)なワケです。 一方、今回の豚インフルエンザが話題になっているのは、既に豚インフルエンザが新型インフルエンザとなり、人から人へと感染している可能性が非常に高くなったからです。 鳥インフルエンザにしろ、豚インフルエンザにしろ、鳥や豚はかかる可能性が十分にあります。 というより、生物である以上なんらかの病気にはなるわけです。 今までにも、(人から人への感染がないので)マスコミの話題にはなりませんが、家畜の豚や鳥(ついでに牛も)がインフルエンザをはじめ病気にかかる事なんてよくあることです。 まぁ、人間がいつ何時もインフルエンザや風邪にかかる可能性があるのと同じです。 実際、豚インフルエンザはよく起こるようです。 ただ、適切に治療すれば、豚の死亡率は1~3%程度のようです。 今回、話題になっているのは、何度も言いますが「人から人へ感染」する可能性が高くなったからです。 「人から人への感染」ということになれば、それが元々豚インフルエンザであれ鳥インフルエンザであれ、新種のウイルスと言うことになります。 新種のウイルスなので、今まであるインフルエンザウィルスに対する対処療法でいいのか、それとも新型のワクチンを開発する必要があるのかを見極める必要があります。 この「見極める」前に大流行してしまうと、社会に深刻な問題をもたらす可能性が出てきます。 なので、その時に備えて出来ることをしましょう~ってのが、パンデミック対策といわれるモノです。 で、パンデミックの話題で鳥インフルエンザの方が注目されていたのは、鳥インフルエンザの方が毒性が高いからです。 また、豚インフルエンザと違って、野生の鳥を媒介として伝搬する可能性があるので、より注意が必要となるわけです。 今回の豚インフルエンザも、単発であれば良いのですが、メキシコで感染者が多く出たことや、米国、カナダ、韓国など多くの国でも感染者が出ていることから、「人から人への感染」の可能性が高くなっているからです。 つまり、「人から人」への感染が怖いのであって、豚がインフルエンザに掛かってたり、インフルエンザに掛かった豚を食べたりする事は何ら問題無いわけです。 しかし、一般の人というのは、そうした家畜などに対する知識とかは無いわけで、「豚インフルエンザ」なんて名前を聞いたら「豚肉を食べたら感染する」なんて思いこむ人も出てきます。 それが「風評被害」というモノで、それを防ぐために、適切な情報を伝え「豚肉を食べたからと行ってインフルエンザになるわけではない」という正しい情報を与え、経済的、社会的混乱を防ぐのも行政の大切な仕事なワケです。 (豚インフルエンザよりサルモネラ菌の方が怖いです、、、。) 因みに、人から人へと感染すると言うことは、それだけ広まるのが早いワケです。 グローバル化と言われるように、いろんな国の人がいろんな目的で飛行機に乗って世界中を移動しまくってるわけです。 そうなると、人から人への感染によって大流行する可能性が高まるわけです。 今や、メキシコ人の入国を禁止したりメキシコへの渡航を禁止したりすることは経済的にも大打撃になるので出来ないわけです。 今回のWHOがフェーズを4でとどめたのも、そこら辺を配慮してのことのようですし。 まぁ、「豚インフルエンザ=豚肉食べるのは危ない」なんていう短絡的な思考に陥らないように、正しい知識を伝えようと行政は頑張ってるわけです。 マスコミも同じくらい頑張って欲しいですけどね。。。 とりあえず、参考に『家畜疾病総合情報システム』のホムペを。 トップページ http://tksn.syskyo.or.jp/index.html 鳥インフルエンザ http://tksn.syskyo.or.jp/poultry/po06.html 豚インフルエンザ http://tksn.syskyo.or.jp/pig/pi28.html ついでに、 厚労省が関係機関に配った参考資料等 http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090426-02.html 農水省の豚インフルエンザ関連情報 http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html 豚インフルエンザに関する食品安全委員会の見解等 http://www.fsc.go.jp/sonota/mexicous_butainflu_210427.html
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- Pintan2nd
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>豚インフルエンザの方がまだ解明できていないのに、 >そんなことだけはわかるものなのでしょうか。 そんなことだけは分かる、という事です。理由は他の方がおっしゃるとおりです。
少し調べると、分かるとおもいますよ。
- toshi-tsugu
- ベストアンサー率23% (181/769)
生ものを食べないように調理品を口にするようにすれば大丈夫ではないでしょうか? 現在のところ、今回のウイルスは弱毒なので変異しない限りあまり騒ぐ必要はないように思います。厚労大臣を始め、大きなニュースがないのか少し騒ぎすぎんじょ印象を受けます。 メキシコでは死者が出ていますが、他の国では死者はきわめて少ないのでウイルスというより医療施設や治療の段階の差があるように想像します。まだ情報不足なんじょで、むやみに騒がない方が賢明です。この時期に外国旅行して感染しても、それは自己責任のように思います。この時期は、自重した方が賢明でしょう。
- doctorelevens
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鳥インフルは「鳥から鳥へ伝播すること」の方が問題で、 鳥から人への伝染はまだ少数であり、死人も少ない。 人体への伝染発生国も少なく、死者も少ない。 従って、「まずは鳥を始末する方が安全」です。 豚インフルは「既に人から人への伝播が大規模に発生」し、 死者も(メキシコ国内のみとはいえ)多数出ている。 もう、豚(生きた豚も肉も)のレベルではないのです。 鳥インフルは「鳥類のインフルエンザ」と言っても良いほどであるのに対し、 豚インフルは「豚由来の人間インフルエンザ」と言っても良いほど 人類に脅威です。
- Hamida
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インフルエンザウイルスは、熱に弱いので、70度以上に加熱すれば、豚は食べても大丈夫です。鳥インフルエンザで鶏を処分したのは、食物に適さないのではなくて、感染鶏を運搬して、他の鶏に感染させる危険を回避したからです。この鶏も加熱すれば食べられます。 今度の豚インフルエンザも、メキシコの感染者の発表数が一桁違うのだろうと思います。丁度、例年のインフルエンザ流行期と重なっていたことから、軽い症状の人は申告していないので、重篤になった人だけの数がカウントされ、表面上の死亡率が高くなっているのだと思います。
- kusirosi
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鶏は 刺し身で食べることあるけど、 日本では豚肉は、まず加熱調理するから ウイルス焼き殺されて 安全ということ(@^^)/~~~ ※ちなみに、中華料理では 豚の刺し身あり、外国では豚の生食が原因で 豚インフルエンザ伝染するかも。