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役員執行制とは?
役員執行制はアメリカ型の経営組織形態とききます。 ソニーなんかもそうですか? これは日本の役員制とどうちがうのですか
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執行役員とは実際の事業を執行する担当役員のことです。 商法上で言う取締役、要するにいわゆる「役員」とは区別して扱い、株主から委託を受けて経営の意思決定・監督を行う通常の取締役と明確に分離してます。 これにより、メリットとして、 1.双方の機能強化が図れる。 2.取締役会の形骸化(人数が多すぎて議論にならないので、実質的に常務会が決定機関になってしまっていること)の防止。 3.経営の意志決定を迅速化できる。 4.双方の機能を分離することにより、コーポレート・ガバナンス(企業統治)が働く。 などがあります。 ソニーでは日本でそれをいち早く取り入れ、今では執行役員ブームとなり多くの企業が取り入れてます。 ソニーでは、社外取締役の導入も合わせて大きな効果を上げてますね。
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- KAORIN
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ご質問の内容は「執行役員」制のことではないでしょうか。この執行役員というのは、ご承知のとおり、2年ほど前にソニーが採り入れて日本の各会社にもブームのように、広がった制度です。いわゆる、今までの役員とは違い、経営責任は軽くなり、報酬も軽くなってるはず(あまり変わらないかな?)。経営立案をし、経営責任を負うのは 今までの取締役。(もちろんこれは役員。)その経営立案に基づき、経営を文字通り 執行するのが執行役員。経営会議にはでません。 簡単ですが~。
- kokotaro
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ではお答えします。 従来の日本型役員制とは ・人数だけが増え実質的な議論がしにくい ・自身の担当部門の利益・保身に走りやすい ・重要案件は決定されていることが多く、連絡会に近い 以上のことから、本来の意思決定機関として機能していないことが問題となっています。 本来、取締役会は業務の意思決定と、監督機構であるはずです。 そこで、執行役員という制度が出てきます。 これは、意思決定を行う取締役会があり、その意思決定に従い業務遂行を担当する執行役員に分離されます。 この利点は、執行役員は会社の戦略的な意思決定からはずし,事業経営に専念できるようにする点にあります。 また,意思決定を担う取締役会を小人数化することにより,迅速かつ効率的に行われ,活性化をはかれる点もあります。 さらに詳しくは参考URLにある、 5.持株会社による戦略マネジメントと執行役員制 を参照してください。 以上ですが参考になりましたでしょうか? お役に立てたのであれば嬉しいです。
お礼
よくわかりました。 イミダスよりわかりますく端的でたすかります。