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タレパン加工とレーザー加工の違いについて

金属加工の分野で広く行われている「タレパン加工」と「レーザー加工」の違いについて教えてください。当方は初心者ですので、基本的な部分でかまいません。

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  • kiki_s
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回答No.1

私も専門ではありませんが、 「タレパン」は、正式には「タレットパンチプレス」といいます。 特定の金型(かながた)を組み合わせてプレスして所定の形に加工します。 「タレットパンチプレス」は基本的な金型が決まっています。 簡単に書けば、 机に10cmの丸い穴があいているとします。 別に10cmの丸い棒があるとします。 机の10cmの丸い穴の上に紙を置きます。 その紙の上から10cmの丸い棒を机の穴に合わせて押し込むと、 紙に10cmの丸い穴が開く事になります。 事務用のバインダーパンチャーと同じです。 ただ、そのままだと、ただ丸い穴しか開ける事ができません。 そこで、紙を縦横に移動させて穴を開けます。 四角い穴と棒で同じ様に紙を横に少しずつ移動させながら 同じ動作を繰り返すと長方形になりますよね。 これが、「タレットパンチプレス」の基本です。 自由に穴加工が出来るので少量生産品などに利用されます。 「レーザー」については、金型にあたる丸い穴や丸い棒がありません。 これは光を利用して素材を溶かし切るものです。 CDプレーヤーなどのレーザーとは比べものにならない高出力のレーザーで素材を溶かし切ります。 このレーザー光を縦横に移動させるとその形に素材を切る事が出来ます。 「レーザー」は「タレットパンチプレス」と違って複雑な形状の加工が得意ですが、加工精度は少し悪くなります。 逆に「レーザー」は3cm厚さほどの鉄板まで加工が出来ますが、 「タレットパンチプレス」は4.5mm厚さほどの鉄板の加工が限界です。 今は複合で「レーザー」「タレットパンチプレス」が一体になった装置もあります。 ちょっと検索すればいくらでも出てきますよ。 あっ、鈑金加工図書かないといけないんだった・・・汗

sutopira
質問者

お礼

参考になります。有難うございました。