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敬語の使い方を教えてください。
部長は飲んだ時に初恋の彼女を思い出すらしく、 「定年になったら妻子と離婚して初恋の人と再婚する」とおっしゃっています。 敬語の使い方はこれでいいですか? 上司がおっしゃっています。ですか? 申しております。ですか?
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自分の会社の人に話すときは、「おっしゃってます。」 取引先の会社の人に話す場合は「申しております。」 ですね。
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- kzsIV
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> 部長は飲んだ時に初恋の彼女を思い出すらしく、「定年になった > ら妻子と離婚して初恋の人と再婚する」とおっしゃっています。 全体にアンバランスな感じのする文です。妻とは離婚できても、子とは離縁できません。45年前に(恐らく片想いだった)彼女のことを思い出すからといって、離婚・再婚──内容が飛躍しすぎていて「部長」に対する敬意が感じられません。だから、部長が「おっしゃっています」とわざわざ敬語表現にすると話者に「部長ときたら年甲斐もなくこんなことを考えているんですよ」という思いがあるかのようにかんぐられそうです。 部長への敬意を失わずに話すには、完全な直接話法は避けたほうがいいでしょう。 部長はお飲みになった時に、“初恋の人”をお思い出しになるらしく、「定年になったら(奥様と)別れて、(その方と)再婚する」と おっしゃってい/申しており ます。
お礼
アンバランスな部分も添削してくれてありがとう。 参考になった。 アドバイスをありがとうございました。
- Yosha
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>敬語の使い方はこれでいいですか? 一般的な表現としては、正しいです。 ただこの言葉を伝える(言う)相手によって、尊敬語を使うのか、謙譲語を使うのかが違ってきます。 No.1さまが、おっしゃっているように、同僚あるいは後輩に言う場合は、「おっしゃる」を使いますが、他の会社とか、官庁とかに言う場合は、へりくだった気持で自分の会社を表現するので、上司といえども(自分の会社という枠で考えると社員全員同格なので) 謙譲語の「申す、申しています」を使います。 >上司がおっしゃっています。ですか? 申しております。ですか? 相手の動作(行為)を高める言葉を尊敬語と言いますが、「言う、告げる」 の尊敬語は、「おっしゃる、おっしゃった」 です。 これに対して、自分の動作(行為)を低めて、相手に敬意を表す言葉を、謙譲語といいます。 「言う、告げる」の謙譲語は「申す」です。 尊敬語は、相手の行為に対して使い、 自分の行為には謙譲語を使います。 また、申す(謙譲語)に、尊敬の助動詞 「れる」 を付けても、尊敬語にはならないので、使えません。 しかし、鎌倉時代~江戸時代 「申すは」 丁寧語としても使われていたようですが、現代でも「申すは」丁寧語と捉える事が出来ます。 この観点でいえば、申す(丁寧語)に、れる(尊敬の助動詞)をつけた、「申される」 は使ってもよいことになります。 ただ、一般的に「申す」は謙譲語であると認識されているので、尊敬表現なら「おっしゃる」を使えば誤解されません。 余談 「申す」には、謙譲の意味が薄れた「申す」があります。 平家物語 「三十丈の谷、十五丈の岩さきなんど申すところは…」 「言うところ」の「言う」を改まった表現にしただけです。 今でも「事実は小説より奇なりと申します」といいますが、この申すも一般的にこう言われてると言うことを申しますと改まって言っているだけです。 「お申し出ください」「お申し込みください」「お申し込みになる」などの表現は、謙譲の薄れた申すに「お」をつけた丁寧語としての用法なので、相手側に使っても問題ありません。 ややこしいですね。 (NHHKことばおじさんのナットク日本語塾から要約)
お礼
たくさん書いてくれてありがとう。 知識が増えた。 ご回答をありがとうございました。
お礼
分かりやすく書いてくれてありがとう。 ご回答をありがとうございました。