現実の流れで考えましょう。
1.裁判の手順(概略)
1)裁判所への訴状の提出
2)受理
3)裁判所から相手(会社)への送達
4)会社からの答弁書提出
5)第1回審理
6)第n回審理(何回かかるかわからないから)
7)判決
8)差し押さえ
9)強制執行
いくら請求するつもりかはわかりませんが、
弁護士に依頼したら数十万円から百万円規模の費用が必要です。
自分でやる(本人訴訟)ならその費用は不要ですが、
すべて自分でやることになります。
裁判への出席も必要です。
2.相手(会社)の対応
法人が本人訴訟で対抗してくることは考えられません。
少額訴訟を提起しても普通訴訟で対応してくるでしょうから
結果裁判は長期にわたります。
3.裁判が決着するまでの間の対応
裁判は平日にしか行われません。
基本的に裁判官の都合で日程が決まるので、
本人訴訟なら会社勤めをしながらはキツイです。
短期に毎日審理が行われるわけではありません。
次の会社に勤めても、当然のこと
「前の会社と裁判をやっているので今日はお休みさせてください」
などといえる立場ではありません。
再就職時の面接で
「前の会社と裁判をやっています」と言ったら
採用はありません。
普通の会社は裁判を起こす人材を欲しいとは思いません。
以上のことからわかるように、
・裁判をやることは不可能ではないが、周りは理解してくれるわけではない
・権利を行使(主張)することと実社会でそれを認めて貰うことは別
・弁護士を頼めば、自分が出廷する必要はほとんど無いが
それなりの費用はかかる(弁護士費用は自腹)
直接的に採用されないという事はないと思いますが、
(次の)会社に迷惑がかかる行為なら容認されません。
それでもやるべきかどうかは自己判断してください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。