アルミは酸化しやすいのでそのままで加工されることは少なく、
通常は酸化皮膜を施したアルマイトの状態で加工します。
アルミの酸化皮膜はそれど強いものではなく、
酸性の強い食品やアルカリの強い食品食品を調理すると(酢を使う料理やこんにゃくなど)、酸化皮膜が傷つき、アルミの素地がでてくるので、そこから黒ずんできます。
それと、アルミの素地と酸化皮膜の熱膨張率が違うので空焚きも厳禁です。
鍋などの調理用品からのアルミニウムの摂取量は約2%程度と考えられています。
食べ物や水から摂取する量と比べるときわめて微量ですので、鍋の材質や取扱いにそれほど神経質になる必要はないと思います。
アルマイトやアルミニウムの鍋から微量のアルミニウムが溶け出すのは事実です。
先にも書きましたが、アルミニウムは酸性やアルカリ性のときや調理時間が長くなると溶出量が増えることが判明しています。
食酢や重曹などを使う料理や、ジャムを煮るような場合、また長く煮込む場合はほうろう鍋などを使うほうが良いともいます。
また、調理物を鍋に入れっ放しにしないほうがよいです。
一時期アルツハイマー型認知症が騒がれましたが、実際には因果関係はわかっておらず、認知症の発症メカニズムもはっきりわかっているわけではないです。
ジャムそのものの味などに影響はないと思います。
お礼
ご回答有り難うございました。 イチゴが出回る時期に1年分をまとめて作るので大鍋が必要です。 大型のほうろう鍋の手持ちが無く、高価なので、35cm径の厚肉アルミ鍋を使っている次第です。 健康上無害ならばアルミ鍋を使っていく所存です。