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自分の母親を「おかん」というのは流行語?
最近、中学生が人と話しているときに自分の母親のことを「おかん」といっているのをよく耳にします。もちろん「母」がていねいな表現なのですが、そこは中学生同士のなごやかな会話のこと、くだけた言葉使いになるのもうなずけます。ただ、こちらの地方(岡山市)では、以前は「(お)かあちゃん/さん」が主流だったように思われます。中には「ママ」とよぶハイカラ(?)な者もありましたが。どちらにしても、「おかん」というのは最近の中学生の傾向のように感じられます。はやり言葉なのでしょうか。
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#4です。 「おかん」は母親を呼ぶときにも直接使いますし、父や兄弟と母のことを話をしているときにも使いますが キチンとした場所では一般的な「お母さん」という呼び方をして「おかん」は使いません。 こうして考えてみると一応TPOを弁えて使っていたようなので「ぞんざいな言葉かどうか?」と問われれば 決して丁寧な言葉ではないので答えは「YES」だと思います。 ただし、少なくとも私は下品だと思ったことはありませんし、下品な気持ちを込めて使ったこともありません。 言葉のニュアンスを別の地方の人に説明するのは難しいですね。 強いて言えば「おやじ」「おふくろ」という類の言葉と似た感じなのかな?と思います。 このカテゴリでここまで書いておいてなんですが、国語的に正しいかどうかは怪しいです。 あくまでも私個人の感じ方ですので、関西の人が皆同じ感覚で使っているというわけではありません。
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- oro-kamen
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大阪弁で 「田中さん」は「田中はん」 「お母さん」を「おかあはん」 「お婆さん」を「おばあはん」 と言います。 で、男の子が威勢よく話すときは言葉を縮めます。 すると 「おんどれ(お前)は!」は「おどりゃ!」 「ど阿呆!」は「だぁほ!」 と聞こえます。 同様に 「おかあはん」が「おかん」 「おばあはん」が「おばん」 と聞こえるわけです。 (「・・あはん」は言いにくいので) 「おかん」は母親をぞんざいに、呼び捨てるようなニュアンスがあります。 1980年の漫才ブームの頃に大阪弁が全国区のTVに流れるようになってから、各地でで使われるようになったと記憶しています。
お礼
ありがとうございます。 大阪弁で、「おかん」とぞんざいに呼ぶのは、以前から一般的でしたか。岡山弁でも「おかあちゃん」が詰まれば「おかん」になってもいいようなものですが…。以前は聞かなかったような気がします。あっ、「おばん」は聞いていたようにも思います。 それから、「おかん」は、最近こちらでは中学生が友人同士話しているときに耳にしますが、大阪弁では母親に向かって呼びかける際も「おかん」を使いますか。
兵庫県出身(30代後半)です。 兵庫県といいましても岡山寄りではなく、大阪寄り(近所の川を越えると大阪)の県境地域です。 私どもは子供の頃から「おかん」という言葉を使っていて、当然関西弁だと思っていました。 岡山で日常的に使わない言葉を、最近の中学生が使い始めたのであればTV等の影響だと思いますよ。 関西出身の芸人等が使う言葉を真似ているのではないでしょうか? (現在関東に住んでおりますが、エセ関西弁(「話し言葉が関西弁」ではなく「関西弁で使う単語」を使っている)を 耳にすることもあります) 中学生くらいだと、#1の方が言うようにテレ隠しもあるかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 「おかん」は、他人に対して母親のことを話すときだけでなく、母親に呼びかけるときにも使いますか。ぞんざいな感じとか、ちょっと下品な感じとかはありませんか。
- Turbo415
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「おかん」って関西系の方言じゃないでしょうか?少なくとも関東では聞きません。また、影響があるとしたら、リリーフランキーさんが書いて本になりベストセラーになって、映画にもなった「東京タワー」の副題が「~オカンとボクと、時々、オトン~」ですし、関西系のお笑いタレントさんが、自分の母親を「おかん」と良く呼んでいますからそれからきたのではないでしょうか。 それとNo1さんの言うように、「おかあさん」とかいうのでは気恥ずかしいと感じたので「おかん」になったのでは。実際その地方の言い方ではないなら自分の母親の前では「おかん」とは呼んでいないと思います。他の地方での方言やTVや映画でやっている呼び方だと実感が無いので恥ずかしくないという感じになるんじゃないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 <他の地方での方言やTVや映画でやっている呼び方だと実感が無いので恥ずかしくないという感じになる>というのもわかるような気がします。場合によれば、かっこいいと感じているかもしれませんね。
- rinring
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関西では比較的昔から使われていたかと思います。昔といったらどのくらいかと言えば、私が40代前半で、聞いていて違和感が無かったので、それ以前の事かなと思います。 私の場合は両親共に、出身が四国なので、そういう呼び方はしていません。 最近は関西出身のお笑いタレントが出演するテレビ番組が多いので、その影響もあるかなと考えます。 昔は関西の中でも言葉使いが荒く感じる地域の方が使っていたように思います。
お礼
ありがとうございます。 他人と話すとき以外に、自分の母親にむかって「おかん」と呼びかけるのもありますか。
- KGS
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メディアの影響もあるとは思いますが、個人的な経験で考えれば50年くらい前でも使っていた記憶があります。 それが岡山独特の表現かどうかまでは分かりませんが。 多感な年齢故のテレもあったかと思います。 人前で「お母さん/ちゃん」と呼ぶことが母親から乳離れしていない対象と印象付けられることが恥ずかしく「おかん」とワザと突き放した言い方になっているように感じます。 また、最近の省略語の影響もあるかと。
お礼
ていねいな回答をありがとうございました。 確かに50年くらい前にもあったような気がします。とは言いましても当年取って55歳ですから、多様な言葉使いに注意がいき始めそれがある程度記憶に残っているのはせいぜい40年くらい前からですが…。 そういう古い記憶の印象をたどると、「おかん」という言い方はやや関東的な響きを感じのです。このあたりでしたら、天領だった関係で倉敷を中心にやや江戸弁に近いことばが残っています。しかし、岡山市内ではあまり使われなかったような気がするのです。 昔から「おかん」を普通に使っていた地域があるのでしょうか。それとも最近の芸人さんたちのもの言いがTVを通じて広がっているのでしょうか。
お礼
いやあ、ほんとに役に立ちます。 親に向かってでも普通に使うのですね。 それで、下品な気持ちは特になく、キチンとした場所では使わない。 岡山で一般的な「おかあちゃん」もおんなじです。 ご丁寧な説明をありがとうございました。