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地球への衝突を回避する方法
このカテゴリなのか迷ったのですが、もし間違っていたら指摘をお願いします。 仮の話ですけど、あと数年後に大きさ数キロ~数十キロの小惑星が地球に衝突するコースに載っていることが判ったとします。この場合、現在の技術でこの衝突を回避するっていうのは可能なのでしょうか? 例えば現行のスペースシャトルや観測用の人工衛星(惑星?)を短時間で改造(或いは新規制作)して地球系の外まで送りだすなんてことは資金面はともかく技術的な実現性はどのようなものでしょう。 よろしくお願いします。
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- potachie
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>> その場合には某映画の様に現場まで出かけていく必要があると思いますけれども、そういう方面の技術力ってどうなのでしょうね。 いいえ。相手は宇宙空間に浮いている、摩擦が無い状況のものですから、軌道の垂直方向にほんの少し力を与えるだけで十分です。 宇宙空間の中で地球は本当に小さな的です。そして2年先のイチは、かなりの距離です。ほんのわずか軌道がズレるだけで的には当たらなくなります。 また、軽い物でもある程度の速度で打ち込めば軌道はズレますので、大げさなものは一切不要です。摩擦力の無い世界での作用・反作用の話ですから。宇宙遊泳中に拳銃を撃つとどうなるか、聞いたことはありませんか? 問題は、その小惑星という小さな的に何かを「当てる」ことだけです。
他の惑星(木星など)の重力の影響を加味して小惑星の軌道を予測するのはかなり難しそうです。 ところで、大気の無い小惑星の近くで核爆発をおこしても、空気による衝撃波が発生しないので、地球上に比べて破壊力が格段に落ちそうな気がします。つまり、映画のように小惑星の地下に埋め込む等しないと小惑星を動かす力が発生しません。 連続して強い推力を得られるスラスターを開発して、小惑星に何万個も設置するほうがいいのかもしれません。やはり新技術の開発は不可欠でしょうね。 No.1さんの回答は、妖星ゴラスという東宝作品のネタだと思いますが、小惑星上でならまだ可能性があるかもしれませんね。
お礼
やはり単発の核爆発では、巨大な質量の小惑星の軌道をそらすほどの運動量?は得られないということでしょうか。そうだとすると実際問題として軌道をそらすのは難しいようね気がしますね。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
数年後の話なら、ほんの少しその天体の軌道を動かすだけでOKですから、無人ロケット≒ミサイル(今話題ですね)をその天体にぶつけるだけでOKです。 過去、そのような心配が発生したことがあり、対応しようとしたことがあります。 実際、数年に一度、ニアミスをしているのはご存じでしょうか?
お礼
早いうちに軌道変更をしたほうが、効果が大きいのは判ります。その場合には某映画の様に現場まで出かけていく必要があると思いますけれども、そういう方面の技術力ってどうなのでしょうね。
小惑星の大きさにもよりますが、核爆弾等を使えばひょっとしたら、衝突を回避するコースに変更することが出来るのかもしれません。 しかし、数年後の小惑星の軌道を正確に予測する技術があるかどうかが重要です。 本当に100%の確率で衝突するのが分かればいいのですが、軌道の変更可能範囲が軌道計算の誤差範囲以内だとすると、軌道を変えたつもりが、衝突コースに変更されてしまうかも(笑)
お礼
ご回答ありがとうございました。 爆発の大きさと、軌道変更の大きさを見積もるのっていうのも中々大変というか、予測って結構難しいようにも思いますね。 対策は複数回の爆発をさせて調整するしかないのかな? でもそれには衝突のかなり前から始めないよいけないような気がします。
- doctorelevens
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http://www.spaceguard.or.jp/ja/index.html まともに研究している人に失礼なので、詳細な技術論は専門家にお任せしたいと思います。 URLの協会から発行されている書籍には、破壊に必要なエネルギー(弾頭の威力)なども出ています。 ミサイル/ロケットの誘導技術は米露をはじめとする各国が公表しないでしょうから、 ここで論評は出来ません。 大気圏内で誘導できるなら、宇宙空間で不可能と断ずる理由がありません。
お礼
再びのご回答ありがとうございました。 大気圏内での誘導技術と宇宙空間での長距離の誘導では、違ってくるのではと愚行した次第ですが、そうでもないのですね。 軍事技術について公表しないだろうと仰られるのはごもっともな話です。最先端の技術は判るはずもないので、あくまでも一般的なレベルからの質問でした。実際、小惑星へ探査機が飛んでいるわけですからそういう面からでも考察が可能なのかなと思った次第です。 ご回答ありがとうございました。 他の側面(方法)からのご意見のある方がいらっしゃいましたら、引き続きご回答をお待ちしております。
- doctorelevens
- ベストアンサー率36% (1543/4186)
「スペースシャトルのカーゴベイに核ミサイルをしこたま積んでISSに設置、 そこから発射する」というのを何往復もすれば今の技術でも可能だと思います。 問題は、 1.誰が費用の負担をするのか? 2.政治的問題として、 「平和利用のためのISSに核ミサイルと発射装置を設置する決断」 を誰がするのか? 3.誰のイニシアチブ(破片が地球に飛んでくる可能性もあるから、 失敗した時の責任等)でそれをやるのか? 位でしょうか? 但し付け加えると、 現時点において、太陽系内の比較的大きな天体(キロレベル以上のサイズ) の小惑星はすべてその軌道や挙動の観察は出来ており、 近い将来に接近が予定されているものはすべて関係機関に報告済みです。 ご質問の様な事態(数年以内の接近/衝突)は人類の想定外のことであり、 物理的な問題から言っても「非常に可能性が少ない」事件であろうと思われます。 その様な接近は太陽系外からの飛来としか考えられないですが、 現状の観測技術から言って「数年以内」とは考えにくいです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 現実問題として可能性は少ないというのは良くわかりました。 その上で敢えての質問ですけれども、核ミサイルの到達距離とか着弾点の制御の問題というのは無いのでしょうか。 そもそもこの程度の大きさなら真正面に着弾すれば粉々になるのか? 軌道をそらす場合はある程度以上の制御が必要に思えます。 なお、政治的・経済的問題は無視して、あくまでも技術的側面だけ考慮ください。 引き続き、ご回答をお待ちしております。
- wand88
- ベストアンサー率20% (409/1958)
南極大陸にジェットエンジンを複数設置して、ジェット噴射で地球の軌道をイ一時的に動かす その後北極のジェットで元の軌道に
お礼
ご回答ありがとうございました。 小惑星探査機のはなしなどを聞くと当てる技術はそれなりにありそうな気がしますね。でも当てるものの質量もある程度必要になるような気がします、それをどうするかという問題もあるのではないかと思います。