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節税用の投資マンションについて
年収が1800万を超え税率50%を越えたため節税しようと考えております よくある投資用マンションの勧誘で話だけ聞きましたが 2000万の1ルームマンションで 家賃収入 90万/year 経費 減価償却 80万/year、雑費 40万/year、 管理費 60万/year、金利 60万/year、 その他もろもろ・・total 240万 で、雑費や管理費は経理上処理するらしく実際の出費は年間たったの6,7万で差し引き 240万-60万で150万の経費が計上できるということでした。 年間6,7万払うだけで150万も所得が減らせるならかなり儲けものですが 実際のトコロどうなのでしょうか?ヒトが付かないというリスクはおいといてあまりに美味しいため踏み出せません。所得税が33%程度に下がるだけでも嬉しいのですが・・
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あなたのお持ちの専門分野は? 簿記会計の知識と税務に関する知識が豊富だというならば、話に乗ってもいいかもしれません。 そうでないなら、販売会社の言いなりにならざるを得ないので、結論としては「うまい話はない」で終わる可能性もあります。 理由 所得税の計算には損益通算と言う制度があります。 損をした分を給与所得のから差し引いて税負担減少効果を狙うわけです。 不動産収入よりも経費の方が多いので、損失が出る、その損失分だけは税金が安くなる。 不動産ローンを支払っていれば、何年か後にはマンションが自分のものになるので、そこで売ってもいいし、家族が住んでもいい。 こういう絵が書かれてるのです。 年収が1,800万円を超えると50%税率だと言われてますが、現在は40%です。 なにより年収1,800万円ではなく「年所得が1,800万円を超えた部分」への税率が40%が正しいです。 この50%といういう数字は何処から手にいれた数字ですか? もしマンションを売る側からの情報なら「間違いを教えてます」。 つまり「話がいかにおいしいか」を演出してるのです。 これだけで、業者が悪質だというわけではないですが、誠意はないですね。 40%の税率がその下の33%になって7%減少したとすると、150万円に対しての対税減少額は10万5千円です。 減価償却費は定額法をとってますか、定率法でしょうか。 定率法採用だとしたら、年ごとに償却額が少なくなります。毎年同じ経費ではないです。 固定資産税もかかりますが、ご質問の中では触れてません。固定資産税は経費扱いになりますが、経費にしたいがためにお金を払う考え方も「それって経済的なの」と思います。だって、経費支払額の7%の税金が安くなるだけですから。 火災保険地震保険も経費扱いになりますが、その金額そのものが税金から引かれるわけではありません。損失としての額となり7%の額所得税が安くなるだけです。 70円貰うために1,000円支払う行為と同じです。 また今後数年の間に消費税が上がることが確実ですが、その場合には所得税の累進課税が緩和されるでしょう。 経費をわざわざ出してまでの節税対策は、この累進課税制度の利用ですから、累進率が今よりもなだらかになると「経費分だけの所得税が減るのはいいが、意味がない」状態になりかねません。 ~~~~~~~~~~~~ というように、税金の仕組みを理解して、会計についても詳しくないと、思うような節税は期待できないと思います。 業者は「いいところ」しか言いませんから、そこを突っ込める程度の知識が必要ではないかなと思います。 ご質問者の友人に税理士がいて、ただで相談に乗ってくれるというなら別です。 確定申告書も提出しなくてはなりませんから、自分で作成できないなら、専門家に任せてその報酬だけでも10万円程度かかりますよ。 賃貸人が見つかればいいですけど、その賃貸人が家賃滞納を絶対にしないという保証もないですよね。 居住してしまった人を追い出すのには、何百万という金が掛かることもあります。収入なくして経費ばかりでて、それで税負担が減っても本末転倒になります。
お礼
私もそう思いますが、実際にやったであろう私の知り合いの確定申告をみると、雑費や管理費といった経費を"悪く言えば"でっちあげてました