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為替には無知ですが素朴な質問です。
今、なぜ円高なんでしょうか。 素人的には、最近日本も貿易赤字国になった上、最近の北朝鮮状況を考えると100円を割る円高は行き過ぎのような気がしますがこれもマネーゲームなんでしょうか。(昨年夏ぐらいまでは、100円割る円高があっても不思議でないほど日本経済も強気でしたが、なぜ今?)
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「円高」というと分かりにくいですが、「ドル安」と言えば多少分かりやすいのでは? 当然為替相場には各種の要因が絡みますが、現代社会において一番大きなものは「オイルマネー」ですね。 アメリカで石油が必要 →石油を買うとアメリカからドルが流出する →引き続いて石油を買うためにドルを買い戻す必要があるので需要が上がる →ドルが上がる(相対的に円が安くなる) というのが一番簡単な流れです。 現在は景気後退の影響で石油需要が下がっています。そのため、 アメリカであまり石油を必要としない →アメリカからのドル流出が減る →ドルの需要が下がる →ドルが下がる(相対的に円が高くなる) 当然その他の情勢も無数に関わってきますが、やっぱり「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」という現状は昔から変わっていませんね。
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- masuling21
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色々な説明があるのですが、どれも全てを語ることはできません。それほど多くの要素で為替相場は変動しています。また、ほとんどの説明は後付けです。 つまり、あなたの言っていることは正しいのです。また、回答者が言っていることも正しいのです。
お礼
回答ありがとうございます。
- jpstyle
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貿易赤字国になったのは「最近」です。 その最近だけでこれだけの円高が大幅に円安になることはありません。 ただし、円の高低を大きく決めるのは貿易収支ではありますが。 為替と言うのは株や債券とは違います。 一つの理由だけで値動きが確定することはありません。 相対価格なので、不景気がどうのこうの、北朝鮮がどうのこうの、貿易赤字がどうのこうのできまりません。(そんなに小さい額で上下しません)。 円高、円安水準が知りたければ、月足のチャートを見てください。 現在、極めて正常なところにありますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 為替というのは、その国の国力を映す指標じゃなかったのですね。 私には、今の日本は円を買えるほど魅力のある国には思えないので益々不可思議です。 不景気・北朝鮮問題はそう小さい問題には思えないのですがこれを無視して動くというのはある意味為替のバブルのようなものに思えて仕方ありません。
- nasubiatam
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円キャリートレードの巻き戻しが主要因といわれています。 円キャリートレードとは、高金利が目当ての外貨投資(外貨預金、FX、外国債券、etc.)のことです。サブプライムローン問題以前は、この円キャリートレードがブームで円安の大きな要因の一つでした。ところが世界同時不況により外貨の金利が下がってしまい、外貨投資の魅力が低下してしまいました。そのため、外貨投資を引き上げて日本円に戻す人が多くなります。つまり、外貨を売って円を買う人が増え、円高・外貨安が進みます。すると日本人に限らず世界中の人が安くなる外貨を売って高くなる円を買い急ぎます。よって相乗効果で急激に円高が進んでしまったのです。 主要な国の中で日本だけが大きなバブル崩壊を経験し、その後遺症で超低金利がずっと続いていたのが根源だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、見えざる手が動いているわけですね。 う~ん為替はむずかしい。
お礼
早い回答ありがとうございます。 なるほど、オイルマネーですか。 納得です。 ただ、ユーロに対しても円高なのが不可思議です。