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「雪解け水」と「普通の雨水」の性質の違い。

こんにちは。くだらない質問ですが、お答えいただける方がいらっしゃいましたら幸いです。 以前静岡県にある「柿田川」に行った事があり、そこは富士山の雪解け水が大量に湧き出し、水の色も「碧(あお)」く、非常に美しい清流であることに感動いたしました。同じく富士山の雪解け水が湧き出している「忍野八海」の水も同様に碧かったと記憶しています。 質問1:雪解け水はなぜ碧いのですか? 車を運転していて「普通の雨水」はサラサラしているのですが、「雪解け水」はウィンドウにへばりつく感じがあるような気がするのですが・・・。 質問2:同じ水でも何か「一度凍った水」と「直接降って来た水」とでは“べとつき”といいますか“粘度”といいますか、性質の違いってあるのですか?もしあるとしたら、質問1との絡みはありますか? 宜しくお願いいたします。

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  • drmuraberg
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回答No.5

簡単に言うと、昔の歌にあった様に「富士の高嶺に降る雪も・・・溶けて流れば皆同じ」です。ちょっと強引ですが。 ご質問1に付いては、No.1,No.2の方が言われているように、濾過、浄化されたきれいな水は不純物が少なく 赤外線の吸収率が高いから「碧(あお)」く見えるで間違いないでしょう。 溶け込んだ酸素分子の色などではありません。 酸性・・・もこの場合の色には関係有りません。 <「雪解け水」はウィンドウにへばりつく感じがあるような気がするのですが・>確かにそうですね。 雪やみぞれがウィンドウに付き、溶けて流れ降りだすまで僅かですが時間が掛かります、半溶融状態の雨雪がずり落ちるのを 見ているので、そう感じるのではないでしょうか。これが一つの可能性です。 ご質問2ですが、No.2の方の言われた「クラスター」を考えてみましょう。 水中の水分子は規則的な構造を持っていませんが、かなり乱れたものではあるが分子配置にある種の相関性を持っていることが X線散乱の研究から知られています。 純粋な水中でのこの相関構造は極めて弱いものですが、水とアルコールの混合物(お酒)ではこの相関構造はより明確なものとなります。 しかし、この程度の構造でも液体の粘度に影響するとは考えられていません。したがって、観察されるような性質の違いは有りません。 余談になりますが、お酒のクラスター構造は広く知られています。電子レンジが普及し始めた頃、レンジの設定ダイヤルには必ず 「お酒の燗」が有りました。購入決定権者が亭主だったからです。この頃、レンジでお燗をすると悪い酒でも飲める様になるという噂が 有りました。この噂は、後に核磁気共鳴吸収で、酒の中にクラスター状態で存在するアルコール分子が、分子レベルでの振動発熱時に バラバラにされるため、酒の味がまろやかになると解明されました。 吟醸酒ではアルコールクラスターはかなり小さいと言われています。 さて、溶けたばかりの雨雪には雪の結晶を骨格とした、大きなクラスター構造が残っている可能性が有ります。 この場合、粘度は高く流れにくくなります。ただし一時的なものです。 雨雪が完全に溶ければ粘度は同じになります。 以上、元元X線屋、元核磁気屋の推測でした。

SU-CO
質問者

お礼

熱心なご回答を賜りありがとうございました。またお忙しい合間に貴重なお時間を割いてお答えいただき恐縮でございます。 さて、このお答えで何かすっきりとした感があります。かなり以前から気になっていたものですから聞いてみてよかったです。 私にとっては小さなことですが、奥深く研究されている方がいることに感激いたしました。 しかしながら、この期に及んでもクラスターのことは理解できませんでした。

その他の回答 (4)

  • say-onara
  • ベストアンサー率47% (27/57)
回答No.4

こんにちは。 質問1;サンプルの採取場所は何処でしょう? 純粋な雪解け水;雪の中の微量酸が濃縮され、強酸になっていると思われます。 雪解け水の流れからの採取;上記水に金属イオンが溶け込んでいると思われます。 日本の西側に位置する近隣の国が、脱硫装置のない状態で、石油や石炭を燃やすと空気中の酸性度が増します。 車などの排ガス規制が甘いとNOxが増えます。 それらが空気中の水分に吸収され雲となり酸性雨や酸性雪になります。

SU-CO
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.3

雪解け水って言ったって雪を溶かしてみるとごみだらけです 湧水は地下を通る間にろ過されてきれいになっただけです 青いのは酸素分子の色です 液体酸素も青いですよ(水色)

SU-CO
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • santana-3
  • ベストアンサー率27% (3891/13901)
回答No.2

雪解け水が碧いわけでは無く、元々水分子のH2Oには赤外線吸収作用がありますから、光の赤系統を吸収して反射光が青っぽく見えます。 湧水が他の池の水より碧っぽく見えるのは、不純物が少なく赤外線の吸収率が高いからでしょう。 さて「普通の雨水はサラサラ」~~、「べとつき”といいますか“粘度”といいますか、性質の違いってあるのですか?」ですが。 これは「水分子のクラスターに関係がある」かも知れない。とか言われていますが、正確な事は不明です。(クラスターについては検索してください)

SU-CO
質問者

お礼

ありがとうございました。 >碧っぽく見えるのは、不純物が少なく赤外線の吸収率が高いからでしょう。 赤外線の吸収率・・・なんか難しいですね。 >「水分子のクラスターに関係がある」かも知れない。 んっ?ということは、やはり解凍水と真水とでは質感は変わると考えられているのでしょうか? 「「水分子クラスター」についてはウィキペディアで検索しましたが、とても私のIQでは理解できませんでした。

回答No.1

>雪解け水はなぜ碧いのですか? 湧水は長い時間をかけて地下を通るときに、濾過、浄化されきれいな水になります。  水が碧いのは、透明度が高くきれいな水だからです。 雨水でも雪解け水でも変わりありません。 >「普通の雨水」はサラサラしているのですが、「雪解け水」はウィンドウにへばりつく感じがあるような 雪解け水がどうして車のウィンドウに付くのでしょう? 地面に降った雪が溶けて車のウィンドウに付くのなら、地面で汚れたのが原因です。 >質問2: 「一度凍った水」と「直接降って来た水」とは、原理的に違いはありません。

SU-CO
質問者

お礼

ありがとうございました。 関係ないんですね。私の考えすぎというか思い込みだったかもしれません。