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HT7750A(5V出力ステップアップコンバータ)に付けるショットキーバリアダイオードの意味について教えてください
HT7750A(5V出力ステップアップコンバータ)のデータシートで入力側から出力側にかけてショットキーバリアダイオード1N5817を付けていますが、この意味は出力電圧が入力より小さくなってしまった場合のショットキーバリアダイオードのスイッチング特性の良さを生かしたICの保護でしょうか、それとも出力側に20V(1N5817のVr)以上の電圧が加わった場合のICの保護でしょうか。
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このダイオードは保護用ではなくコンバータの動作上必要なダイオードです。 HT7750AのLX端子はICの電源端子ではなくGNDとのスイッチの出力です。 このスイッチがオンするとコイルに電流が流れ、スイッチをオフにすると キックバックによりコイルの両端には高い電圧が発生します。 この電圧をダイオードで取り出す事により入力電圧より高い電圧を取り出します。 HT7750Aはちょっと変わったICで出力端子が電源端子を兼用しています。 動作開始時は電源電圧からダイオードのVfを引いた電圧で動作しますが 動作が始まると出力端子が5VになりこれがICの電源電圧となります。 これにより乾電池1個のような低い電圧でも安定な動作をさせることが出来ます。