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南京大虐殺時における強姦の有無について質問です。
南京大虐殺なんてそもそも存在しなかった、という説は質問の趣旨とは異なりますのでなしとします。今回の質問の趣旨は虐殺の有無ではなく強姦の有無です。 中国側の証言によると数万人単位の女性が日本軍によって強姦されたそうです。しかし、それを聞いて私は、日本軍から強姦されたのなら何故混血児がいるという話を聞かないのだろうと思いました。ベルリンの戦いではソ連軍によってドイツ人の女性が10万人強姦され、そのうち10%が性病にかかり1%が混血児を産んだそうです。ならば南京大虐殺で数万人単位の強姦が行われれば同じように性病患者や混血児を産んだ人は生じるのではないのでしょうか? 調べてみたところ、そのような主張を思いついた人は私以外にもいるようであり、それらの主張に対して反論している人も見受けられます。 混血児がいないという事に対する反論としては、次の者があります。 ・強姦された後にすぐに殺されたから。 ・子供が産めない体にされたから。 ・すぐに堕胎したから。 ・強姦では子供ができにくいから。 ・混血児だという事を隠しているから。 確かに、数十人数百人単位での強姦事件ならこれらの理由で混血児や性病患者が1人も出てこないという事はありえるかもしれません。ですが、数万人単位での大規模な強姦が行われたのなら混血児や性病患者が全くいないというのは確率的にもかなり不自然ではないのでしょうか?何故なら上記の理由はあくまでも混血児が生まれる確率を減らすものではあっても完全になくすものではないのですから。全員が全員漏れなくそうだとするのはやはり不自然です。 上記の理由で数万人単位での強姦が行われたにも関わらず1人も混血児や性病患者が生じないというのは論理としてありえるのでしょうか? そもそも、強姦された人が数万人全て殺されたとしたら、誰が数万人単位での強姦があったと証明するのですか? 大虐殺による混乱が起きた後に次々と堕胎ができる環境が整えるものなのでしょうか? 強姦で子供ができにくいという考えに至っては、『できにくい』と『できない』を混同していやしませんか?全体的な数が増えれば『できにくい』である以上子供が生じる可能性は高くなりますが。 また、ソ連軍によるドイツ人との混血児の存在が明るみになっているように、こういった事件による混血児をいつまでも隠し通せるものなのでしょうか?
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#1です。 あらためて、少し調べてみましたが、とても難しい問題ですね。結論を出すには、ずいぶんかかりそうです。 現状で出せるのは、アドバイスにすらならない段階の考えですが、いくつか。 ・スマイス報告↓を、どう解釈するか? http://www.geocities.jp/yu77799/smythe2.html 殺された女子四三八〇人のうち八三パーセントが四十五歳以上のものである。若い婦人の多くは、安全をもとめて避難したか、危険が明白な場合には安全なところへ移されていた。若い婦人や身体強健な男子よりは危害を加えられることが少ないと思われたために、老婦人が留守番役以上の目にあったのである。 (ここまで引用) 若い婦人が逃げたり隠れたりしていたとすると、数千人が妊娠する、という前提が成り立たなくなりませんか? スマイス報告なるものが、どの程度の信憑性があるのか、という問題をクリアしないと、この先へは進めないわけですが。 ・#1で「隠した」というのは、身の安全を考えて、というニュアンスだったのですが、恥として伝わったのは、言葉足らずだったようです。 南京とは直接、関係ない事例ですが、文化大革命の際、日中の混血児であると周囲にわかっていた人が、日本のスパイとして『処刑(リンチ)』されたとの事実があるようです。 (保阪正康『「文革」で裁かれた残留混血孤児』諸君!1988.4) 親、または本人が、必死に隠そうとすれば、隠し通せるのではないでしょうか。
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公表していないのと、存在しないのは別問題です。 まず、当時の堕胎手術などの件数、新生児の件数を調べる必要が在るのではないでしょうか? 性病患者について言えば、当時の病院の記録などを見つけ出さないといけないのではないでしょうか? 病院や医師などに頼らず民間療法などに頼るなど、記録に残っていない分をどうやってしらべるかという問題もありますが。 それによって、当時の新生児数が例年に比べて多くない。 堕胎手術が行われた件数も例年に比べて多くなく、性病患者も増えていない、ということを論証してはじめて、有効な反論足りえるのではないかと思います。 こういった検証をしないので、想像だけで「いないのではないか?」というのでは一部の左翼や中国の論者がやっていることとそう変わらないのではないかと思います。 日本でも、強姦は認知件数だけで、平成十九年の1年間で1746件。 5年間だけで、被害者の延べ人数は1万人を越えます。 過去には、1年間で6000件を越える年もありました。 また、実際の被害者数>認知件数でしょうから、実際にはもっとたくさんの被害者がいると予想されます。 しかしながら、強姦で生まれた子供!という話を私達はあまり耳にすることがありません。 もちろん、堕胎手術は行われています。性病患者もいる。でも、強姦によると公表される例は少ないのではないでしょうか? それが強姦によるものだとか公表されることはかなり少ないでしょう。 (週刊誌だとたまにそのような記事が載ることがありますが。)
お礼
そうですよね。 そういった問題はきっちりと日中両国間で調べる必要があります。 それを中国側が拒否したり日本が何も行わなかったりすれば、いつまでたっても問題は解決しませんし、誰も納得する事はないでしょう。 結論が出たところでこの質問はお開きにします。
私は強姦したこともありませんし、強姦などしたくもありませんが、質問者は装備をした日本兵が、一人の中国人を強姦することでどれくらい時間がかかると想像しておられますか? いやがる女性の体の自由を奪い、下半身を露出し、成功を行い、射精に至り、軍服をきて、何食わぬ顔でもとの隊へもどるのはかなり手間のかかることとしか思えません。 そんなことをして隊に戻るのが遅れれば、罰則が待っています。 強姦がなかったとは証明する資料など知りませんが、強姦をいとも簡単にできる行為と考えておられますか? ソ連が日ソ国境を越えたときは、ソ連兵による日本人への強姦がかなり発生したらしく日本人の間ではロシア人はひどいことをすると恨んだはなしはよくでてきます。しかし、南京事件では強姦とそれにともなう混血児の問題はは中国文明の深い懐に吸収されたのではないでしょうか。
お礼
難しいところですね。 少なくとも、風紀の乱れた部隊は敵国の人に対してやつあたり気味に虐殺を行っていたそうで、そういった人たちを取り締まることすらできなかったのですから強姦をして隊に戻るのが遅れても不思議じゃない気がしますが。 ソ連兵による強姦もどれだけ信憑性があるかどうかわからないんですけどね。
- 風車の 弥七(@t87300)
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理屈っぽい質問者さんですね。 回答が気に入らなかったら自分で調べれば良いのに。 この質問には関係ないそうですが、私は「南京大虐殺」なるものは無かった派です。 私の叔母は日本赤十字の看護婦をしていました。 南京城陥落の次の日はもう入城して病院勤務していたそうです。 で・・昨日電話して聞きました。 以下談 南京入城後病院勤務をしていたが、大虐殺による負傷者も強姦事件の被害者の堕胎はなかった。 赤十字は国際機関で負傷者や病人も敵味方を問わず診察・手術等の医療行為をする事が義務付けられている。 アメリカの中国義勇軍の兵隊の治療もした。 なのに中国国民党軍の兵隊の治療はしたが、民間人は少なかった。 3年も南京にいたのだから堕胎があればすぐに分かる。でもそんなのなかった。 数万人いたのだったら絶対病院に来るはずだよ。 こう言っていました。 質問者さんの回答にはなっていませんが、実際現地で医療活動した叔母の話です。
お礼
理屈っぽいのは自覚してますが、やはり詳しい情報源や資料がないと自分で調べることができませんからね。 詳しく尋ねるか資料を教えてもらうかをしたいのですよ。 しかし、当時現地にいた人の意見は被告側ばかり通って原告側の意見は通らないというのも不公平な話ですよね。 だからこそ一方的な主張に納得がいかず、この手の有無を問う論争が耐えないんですよね。
- a-koshino
- ベストアンサー率23% (102/441)
>でも、逆にいえば、強姦された被害者は若い女性が多く、殺された女性は年寄りが多い。つまり強姦された女性は皆殺されたとは限らなくなるわけですよね? 「殺されない安全な場所に逃げていた」という前提からは、「強姦もされにくかった」という推測に結びつくのが自然では? まあ、強姦された女性が全員殺されるとは、あまりにも不自然でしょうね。ただ、捕虜でも便衣兵でもない女性が殺される理由として、強姦がらみ(女性による拒絶も含めて)が多数を占めるのではないかと考えています。 南京では最も安全だった場所でも強姦が行われたのは、#1のヴォートリンの記録に見られる通りですが、日本兵に対する警戒がなされていたことは読み取れます。この記録では外国人のいる安全な場所だからこそ、殺されずに済んでいる可能性が高いのではないかと判断しています。 で、もうひとつ気がつきました。 安全な場所へ逃げることができず、運よく生き残れた女性は、無防備ですから複数回襲われている可能性が高いのではないでしょうか? 数万件の強姦というカウントが、どれほど正確かは不明ですが、そのまま数万人の被害者とカウントするのは、危険だと考えます。 やはり難しい問題ですね。
お礼
確かに、本来狙われないはずの女性が狙われた理由としては、風紀の乱れた舞台による食料の略奪や強姦があったというのはわかります。 たとえ殺されそうになっても運よく助かる場合もありますからね。確かこの事件の書類には刺されただけで死ななかった人もいますし。 この場合、数万件の強姦というのは被害者の数をカウントして調べるものじゃないんですかね?よくわかりませんが。
- wangwinf
- ベストアンサー率21% (14/64)
>さらなる情報よろしくお願いします。 ご自分でお調べになることをお勧めします。 ネット上でやりとりできる情報量は限界があります。 私がまた次の情報を出したところで、また質問者様は次の「疑問」をつきつけになるでしょう。 そんなイタチごっこをやるくらいなら、ご自分で納得いくまで、疑問がでるのならその疑問を納得いくまで調べましょう。 私はもうヒントは出しました。 「南京事件資料集 」や「南京難民区の百日」を片端から読んで調べて 「堕胎の記録はどうなっているか」「混血児の生まれた形跡はどうか」などを 疑問に思うところをつぶしていけばよいのではないでしょうか。
補足
「南京事件資料集」や「南京難民区の百日」に、堕胎や混血、性病の記録が載っているわけですよね?まずそこだけを確認させてください。自分で調べるなら自分で調べるで資料が必要ですから。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
>いざ日本を告発するならやはり日本人の血が混ざってる事を言えばいいのでは? この意味が理解できません。 まるで中国人が日本人に反感を持っているように聞こえますが。 子供は、親から言われませんとわかりませんし、そもそも、日本人子であるかどうかも分かりません。 自分にあつた事を積極的に言う事もあまりないでしょう。 残留孤児の人達も、小さな子は、ほとんどが自分は中国人の両親の子だと思っていましたから。
補足
ですから、ベトナムのライタイハンと同じですよ。彼らは韓国人相手に認知裁判を起こしていますが、それと同じです。 いざ日本の行いを糾弾するのなら、自分が日本軍によって強姦された女性の子供であることを訴えればいいし、親も日本軍に強姦されて混血を産まされたことを訴え出ればいいのです。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
中国人においては、子供は労働力という考え方が強くありました。 現在でこそ産児制限をしていますが、当時は、子供がいれば、労働力として確保したいという考え方が強くありました。 そのため、残留孤児たちのほとんどが、中国人の子供として育てられたのです。 中国の場合、血族よりも親族のほうが大切です。 血のつながりよりも、親族としての関係を重視しますから、自分の子として育てれば、それほど問題になりにくい社会情勢が根本にあったことでしょう。
補足
確かにそうかもしれませんが、いざ日本を告発するならやはり日本人の血が混ざってる事を言えばいいのでは? しかも少し話が反れてますし。
中国からの引き上げ船から、婦人を上陸させるとき、性病を治療し、強姦による妊娠に対しては堕胎を施したことは五木寛之さんの本に繰り返しでてきています。 日本兵も戦時に中国人に性病を移し、妊娠もさせたのかもしれませんが、一応はけ口を一般の人々に向かないように、慰安婦を準備しています。南京での軍律遵守が不十分であったことは事実ですが、いちいち強姦していたら大虐殺をする時間がありません。
お礼
あ、性病の治療や堕胎に関する資料はあるのですね。 流石にそれが全員に施されていると早々には思えませんが、よろしければタイトルを教えていただけませんか?詳しく調べてみたいと思います。 南京大虐殺において強姦があったとすれば、それは性欲の捌け口というより敵意の捌け口だとは思います。虐殺に関する資料の中には、お前らのせいで自分たちが苦労してるんだと相手に怒りをぶつける日本人が記されているものがあるそうですから。
- wangwinf
- ベストアンサー率21% (14/64)
混血児が生まれたということはきちんと記録に残っています。 何を根拠に、「混血児が一人もいなかった」と言っているのでしょうか? 想像で言っていませんか? もしくは、いい加減な言説をうのみにしていませんか? 陰謀説や、否認主義といった一般的でない言説は、 「根拠」から「結論」が来るのではなく、「結論」から「根拠」が来ます。 要するに、「強姦が無かった」と言いたいために「混血児がいない」という根拠をでっちあげるのであって、 決してそういうことを言い始める人間が「混血児が存在しない」ことを確かめたわけではありません。 http://www.geocities.jp/yu77799/higasinakano1211.html
補足
記事を読ませていただきました。 あの、あの記事だけでは混血児が産まれたという記録としては不十分なのでもっと詳しい情報をお願いします。 10人に1人が妊娠ですか。だとしたら数千人単位の女性が妊娠したことになりますね。 だとしたら、やはりそれらの女性が全て殺されたとか自殺したとか堕胎した隠し通せたとかとするのは不自然ですよ。ほんのわずかな確立でそれらから取りこぼされる人が出てくると考えるのが確立からしても自然じゃないですか。 満州侵攻時のソ連軍による日本人女性への強姦は数百人単位ですが、あれとは桁が違うのですよ?まあ、私はあれも信じていませんが。 ましてや堕胎をしたならしたでそれらに対する記録は残さないのですか?混血児にせよ性病患者にせよ堕胎にせよ、それらの記録は日本を糾弾するに置いて重要な武器となります。ゆえに、大規模な事件における『全て』の被害者が恥として隠し通すのはやはり違和感が残るのです。 それと、結論から根拠を出すというのは確かに正しい論法とは言えません。それは私も認めます。ただ、否定論者から言わせればそれはお互い様なんですよね。虐殺や強姦があったといいたいがために証拠をでっち上げてると考えているのです。 私はそう主張するわけではありませんが、そういう人がいるということも理解してください。 私自身は別に結論のために根拠を出したいわけではありません。あなたのいうように混血児や性病患者、堕胎の記録が存在しているのなら、私は素直に強姦があったことを認めたいと思っています。私はあくまでも違和感を解消したいだけなのですから。 さらなる情報よろしくお願いします。
- a-koshino
- ベストアンサー率23% (102/441)
http://www.geocities.jp/yu77799/49nin.html http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/vautrin3.html と、具体例を眺めた上での考えを以下に。 すぐ殺される例もありますが、それですべてではないでしょう。子どもを産んで育てられる状況ではないと、堕胎する場合は当然あったでしょうが、産んだ人がいないというのは不自然です。 ただ、産んだ場合、日本人との混血児であると公にできるものでしょうか? 終戦まで7年以上、日本軍の支配は続きます。この間には公にできませんし、戦後は『鬼の子』としていじめられるだけではないか。となれば、本人にも知らせないほうが、いいに決まっていると考えるのが親心では? ということで、「隠した」が大部分だと考えます。
補足
その主張はもう聞きました。 ですので、それに対して戦後いつまでも隠し通せるものなのかということです。 結局ソ連軍のベルリンの戦いにて産まれた混血児もばれたわけですからね。 ましてやベトナムで生まれた韓国人との混血は韓国人に対して父親であることを認知するよう求める裁判が行われています。 本当にいつまでも隠し通せるものなのでしょうか?
お礼
ああ、被害にあった女性は殆どが年をとった女性で、若い女性は次々に逃げていたのですね。 でも、逆にいえば、強姦された被害者は若い女性が多く、殺された女性は年寄りが多い。つまり強姦された女性は皆殺されたとは限らなくなるわけですよね? 強姦の被害者は数万人、スマイス報告によると殺された女性は数千人でそのうち若い女性は数百人。 ややこしいですね。やはりこの点は日本もはっきりと調べるべきですね。